太陽光発電シミュレーションシステム「EcoPlannerPro」 大幅に機能強化したバージョン2をリリース
~3次元CADのSketchUp上で日射量・反射光 等を解析~ 新機能として“太陽光パネル自動レイアウト”を追加 等
2013.02.12 09:30
生活産業研究所株式会社(所在地:東京都目黒区、代表取締役社長:石川 健)は、太陽光発電シミュレーションシステム「EcoPlannerPro(エコプランナープロ)」を大幅に機能強化したバージョン2(以下 「EcoPlannerPro2」をリリースいたしました。
太陽光発電において、周辺建築物等の影による発電量の低減や、周辺への反射光の影響は、状況によって深刻な問題になる時があります。本システムを利用する事で、そのリスクを回避し、競合他社とは違う信頼と安心をお客様へ提案できます。
-
「EcoPlannerPro2」主な機能
「EcoPlannerPro2」は、3次元CADのSketchUp上で動作する太陽光発電シミュレーションツールです。日影影響範囲を解析し、パネル自動レイアウトから日影の影響を考慮した発電量を算出する他、太陽光発電計画や建築意匠設計時等における日射量・反射光等に関する解析を行います。
ホームページには無料体験版を用意し、太陽光発電システム販売施工会社や住宅メーカー向けに今後1年間で100社への導入を目指します。
■EcoPlannerPro2の主な機能
○日射量解析
任意の対象面に対する日射量を解析します。
解析結果は、年間又は月単位において、周辺建物等による影を一切及ぼさない範囲を100%とし、影の影響による日射量の低減を10%刻みの等高線形式で面を作成します。
対象面は、水平面は勿論のこと、傾斜面・垂直面(壁面)等、あらゆる角度の解析が可能となります。太陽光発電計画時における、モジュール配置の検討や屋上及び壁面緑化等における日射量の把握等に利用可能です。
○太陽光パネル自動レイアウト【新機能】
リストから太陽光パネルの種類を選択し、割付・架台の指定も簡単に行え、設置場所の形状に合わせての自動レイアウトする機能です。発電シミュレーションの提案までの時間を短縮します。また日射量解析をすることで日影の影響を踏まえてのパネル配置も可能です。
○日影の影響を考慮した発電量算出
影の影響を考慮した発電量を算出します。(日影影響面積割合による)
日影の影響有り・無しそれぞれの結果をMicrosoft Excelでアウトプットします。
各社のモジュール、パワーコンディショナーをリストから選択し、計算を実行するだけで製品比較を容易にします。
○反射光定規/日照定規
太陽光パネル設置面などの任意の対象面に対する反射光定規及び日照定規を作図します。
反射光定規では受けた日差しの太陽光パネルの反射光による周辺への影響を、日照定規では太陽光パネル設置面などが周辺建物等によって日差しが遮られていないかを確認できます。
○日照領域生成
SketchUpの影設定でシェーディングされている面に対して日照範囲を面として自動生成します。日照範囲の図形化が可能となります。
[発電量・日射量計算について]
発電量・日射量計算には、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)及びアリョール株式会社の気象衛星データを用いた日射量データベースの2種類が利用できます。
■価格(税込)
標準価格:451,500円(税込)/1ライセンス
(初年度は別途52,500円(税込)の年間保守契約料が必須)
■サイトURL(無料体験版あり)
http://eco-terrace.com/solarcalc/ecoplannerpro.php
■会社概要
会社名 : 生活産業研究所株式会社
代表者 : 代表取締役社長 石川 健
住 所 : 〒153-0043 東京都目黒区東山1-6-7 フォーラム中目黒ビル
設 立 : 1984年10月
資本金 : 50,000千円
URL : http://www.tokyo.epcot.co.jp/
事業内容: 太陽光発電シミュレーションソフト、建築基準法の集団規定解析ソフトの開発と販売及びコンサルテーション
この企業のプレスリリース MORE
簡単操作で事前に天空率をクリアする建物ボリュームがわかる新システム「天空率空間」Ver1.01.014をリリース
2024.10.01 17:30
天空率を利用した建物ボリュームをすばやく算出する新システム「天空率空間」をリリース
2024.02.29 10:00
Archicad、RevitアドオンシステムADS-BTなどバージョンアップリリース
2022.02.17 15:00