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ビジネスパーソンが身につけるべき「最低限の教養」で「最強スキル」。生産性を高める「付加価値のつくりかた」をキーエンス出身の著者が伝授します

2022.11.04 10:00

株式会社かんき出版(本社:千代田区 代表取締役社長:齊藤龍男)は、『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』(田尻望/著)https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276362を2022年11月9日より全国の書店・オンライン書店等(一部除く)で発売いたします。

◆「仕事の本質」である「付加価値」を体系化

「付加価値」はビジネスシーンでよく使用される言葉ですが、その定義や「つくりかた」はいまだ広く知られていません。
著者・田尻望氏は、本書で「付加価値のつくりかた」を体系化。ビジネスの場でも実践し、クライアントの大幅な業績向上につなげています。

田尻氏は、付加価値創造企業の王者・キーエンスのコンサルティングエンジニア出身。 在籍していた4年間で販売促進技術、海外販売促進技術などを経験し、独立しました。

現在は株式会社カクシンの代表取締役CEOとして、100社、300業態を超える会社の経営コンサルティング・研修を行い、
・売上500億円規模の人材系会社の月利益を8900万円向上
・売上200億円規模のコールセンターで、月間売上1・4億円向上
・年商50億円規模のドレスショップの研修で月間売上2400万円向上
などといった実績を上げています。

「付加価値」とは具体的にどんなもので、どんな影響をビジネスに与えるのか。業績を向上させる「付加価値」はどうやって生み出すのか。
本書では、今すぐ仕事に生かせる「付加価値のつくりかた」を一からわかりやすくお伝えします。

◆「付加価値」はあらゆるビジネス活動の根幹を支えている

───はじめに より

いかに仕事の生産性を高め、売上や利益を効率よく増やしていくのか。
いかにムダな仕事を減らし、本当に意味のある仕事に集中していくのか。
そのキーとなるのが、本書のテーマである「付加価値」なのです。

「付加価値」という言葉は、ビジネスシーンでよく聞く言葉でしょう。
ですが、「そもそも付加価値とはどういうものか、わからない」「『付加価値をつくれ』と言われるけど、何をどう考えればいいのかわからない」という人が意外と多いのではないかと思います。

仕事において重要なものであることは誰でも知っているが、その定義や「実際に仕事ができる人や、業績のいい会社がどう付加価値をつくっているのか」はあまり知られていない、体系立ててわかりやすく解説されていない。
それが付加価値という言葉の現状でしょう。

その付加価値を、誰でも、どんな立場の人でも「付加価値のつくりかた」という「スキル」として身につけて、日々の仕事で実践できるよう、わかりやすくお話ししていくのが本書です。
本書は「仕事の生産性を高めたい」と思っているビジネスパーソンにとっては、仕事術の書籍となります。ムダな仕事を減らし、本当に価値がある仕事をしていく「方法」「思考法」がわかるからです。
ムダな仕事が減るという意味では「時間術」というテーマも含んでいます。
「もっと短い労働時間で、より利益が出せるような会社にしていきたい」と思っている経営者、管理職の方には、経営書、マネジメント書として読んでもらえるはずです。
このように、あらゆるビジネス活動の根幹を支えるのが、付加価値というものです。

本書でお伝えする「付加価値のつくりかた」は、働く人すべてが身につけるべき、そして身につければ、誰でも仕事の生産性を上げられる、どんな立場でも高収益な会社に変えていくことができる「最強スキル」です。
また、「付加価値のつくりかた」は、給与はなかなか上がらないにもかかわらず、物価が急上昇していく厳しい時代を生き抜くための「最低限の教養」となるでしょう。

【目次】

はじめに

第1章 付加価値における「価値」の話
「価値」がわからないと報酬は低いまま
「価値の概念」を理解しないと、赤字確定!
「見切り発車」の新事業・新商品が利益を激減させる
「人の命の時間」をムダにする、価値のない事業
なぜ、お金を支払ったお客様から「ありがとう」と言われるのか?
「付加価値をつくる人」になるために

第2章 それは付加価値か、ムダか?
価値と付加価値の関係性
「それなら3倍以上払ってもいい!」と思わせる価値
ニーズこそが付加価値の源泉である
付加価値には「仕組み=構造」がある
付加価値は「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」に支えられている
潜在ニーズをつかんでヒットしたあの商品
キーエンスではまず現場に「潜在ニーズ」を探しに行く
ニーズの裏にある「感動」こそが、付加価値の最小単位
付加価値の3種類

第3章 付加価値創造企業「キーエンス」
「構造」が成果=付加価値をつくる
最小の資本と人で、最大の付加価値を上げる
マーケットイン型企業「キーエンス」の思考法
市場原理と経済原則で考え「標準化」する
「世界初・業界初」で、付加価値戦略と差別化戦略を両立する
あなたの会社はなぜキーエンスになれないのか?
他社とは違うキーエンスの営業構造とは
キーエンスの構造に「ほころび」がない理由

第4章 法人顧客を攻略するための6つの価値
「顧客の先にいる顧客」にとっての付加価値を見定める
法人顧客が感じる付加価値は「個人が感じる付加価値」から生まれる
価値の王道「生産性のアップ」
変則的な手法「財務の改善」
最もわかりやすい価値「コストダウン」
理解しづらいからこそ価値がある「リスクの回避・軽減」
間接的な影響力を持つ「CSRの向上」
価値×価値で「付加価値がアップ」する

第5章 ニーズの見つけ方と付加価値の伝え方
付加価値をつくり出す組織の基本構造
「業界の人は業界に詳しくない」と認識すべし
お客様のニーズを「明確に、完全に、認識のずれなく」理解する
「現場」を見たことがない営業はお客様のニーズがわからない
「わかっている」と思った瞬間に二流になる
売れない人は「特長」を語り、売れる人は「利点」を語る
「だから何?」の先にある「お客様に起こる変化」を示せ
コストベースではなく「付加価値ベース」で価格決定する
高価格をつけるための3つの質問

第6章 つくった付加価値をいかに広げていくか
付加価値を最大化・最適化する「価値展開」
マーケターは「お客様が買う瞬間」を見なければならない
シーズは世界のどこかに落ちている
バックオフィスはどうやって付加価値をつくるのか?
「作業」ではなく「仕事」をする

おわりに

各章のまとめ

【著者プロフィール】

田尻望 (たじりのぞむ)
株式会社カクシン 代表取締役 CEO
京都府京都市生まれ。大阪大学基礎工学部情報科学科にて、情報工学、プログラミング言語、統計学を学ぶ。2008年卒業後、株式会社キーエンスにてコンサルティングエンジニアとして、技術支援、重要顧客を担当。大手システム会社の業務システム構築支援をはじめ、年30社に及ぶシステム制作サポートを手掛けた経験が、「最小の人の命の時間と資本で、最大の付加価値を生み出す」という経営哲学、世界初のイノベーションを生む商品企画、ニーズの裏のニーズ®までを突き詰めるコンサルティングセールス、構造に特化した高収益化コンサルティングの基礎となっている。その後、企業向け研修会社の立ち上げに参画し、独立。年商10億円~2000億円規模の経営戦略コンサルティングなどを行い、月1億円、年10億円超の利益改善企業を次々と輩出。企業が社会変化に適応し、中長期発展するための仕組みを提供している。また、自身の人生経験を通じて、人が幸せに働き、生きる社会を追求し続けており、エネルギッシュでありながら親しみのある明るい人柄で、大手企業経営者からも慕われている。私生活では3人の子を持つ父親でもある。著書に『構造が成果を創る』(中央経済社)がある。

【書誌情報】

書名:『付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質』
定価:1,760円(税込)
判型:46判
体裁:並製
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7636-2
発行日:2022年11月9日
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761276362

amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761276363/kankidirect-22/
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17336305/
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