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学生が作る びわ湖のヨシ(葦)を使った環境配慮型ストロー  社会実装に向けた社会調査とクラウドファンディングを開始

~リユースしたヨシストローは人々に受け入れられるか?~

立命館大学経済学部 寺脇拓ゼミは、教授・寺脇拓および同教授のゼミ生21名が、2019年に同ゼミが考案したびわ湖の「ヨシ(葦・アシ)」を原料とする環境配慮型ストロー「ヨシストロー」の社会実装に向けた社会調査を2022年11月10日(木)、12日(土)、20日(日)に実施することをお知らせいたします。調査は、滋賀県近江八幡市の4つのカフェと東京都中央区の「ここ滋賀」にて、未使用の「ヨシストロー」とリユースした「ヨシストロー」を配り、アンケートにより行います。また当ゼミは、この調査研究に必要な資金を得るため、「CAMPFIRE」にて11月1日(火)正午にクラウドファンディングを開始しました。


URL: https://camp-fire.jp/projects/view/622868



■活動の背景

寺脇拓ゼミは、2019年に「ヨシストロー」を製品化し、実際に人々に使用してもらいながら、アンケートにより人々がそのヨシストローに最大支払っても良いと思う金額(支払意思額)を導きました。その結果、ヨシストロー1本の価値は48円となりましたが、一方でその製作コストは1本あたり427円と試算され、ヨシストローの商品化や店舗導入は極めて難しいという現状を浮き彫りにしました。


ヨシストロー


■活動の内容

今回寺脇拓ゼミは、カフェなどでヨシストローの導入を検討する企業に向けて、コスト削減の一つの方法であるリユースに焦点を合わせ、リユースされたヨシストローと未使用のヨシストローに対する支払意思額を計測・比較します。ヨシストローは水に強く、複数回の煮沸に耐えられるため、10回以上のリユースが可能です。しかしながら「一度は他人が使ったヨシストロー」が人々に受け入れられなければ、その店舗導入は難しいでしょう。このリユース・ヨシストローに対する人々の受容性や抵抗感を見極めるために、寺脇拓ゼミの学生らはヨシストローを人々に実際に使ってもらい、その製品に対して人々が支払っても良いと思う金額を調査します。



■調査場所

<ラコリーナ近江八幡>

日時※:2022年11月10日(木)10時~

場所 :滋賀県近江八幡市北之庄町615-1


<ほりかふぇ>

日時※:2022年11月10日(木)11時~

場所 :滋賀県近江八幡市多賀町743


<明治橋あまな>

日時※:2022年11月12日(土)10時~

場所 :滋賀県近江八幡市大杉町32


<ティースペース茶楽>

日時※:2022年11月12日(土)11:30~

場所 :滋賀県近江八幡市佐久間町17-1


<ここ滋賀>

日時※:2022年11月20日(日)10時~

場所 :東京都中央区日本橋2-7-1


※いずれもヨシストローがなくなり次第終了



■クラウドファンディングの概要

サイト : CAMPFIRE

タイトル: 大学生が挑む!リユースによるびわ湖のヨシストローの社会実装化!

期間  : 2022年11月1日(火)正午~2022年12月11日(日)夜中0時

目標金額: 20万円

URL   : https://camp-fire.jp/projects/view/622868


クラウドファンディングページ


■寺脇拓ゼミの概要

<研究テーマ>

市場で直接取引されないモノやサービス(非市場財:自然環境、食品安全、歴史文化財など)の価値を計測し、それらを含めた社会の在り方を考える。


<地域連携・課題解決型プロジェクト>

3回生の秋学期開講科目「演習III」の中で、学んだ知識を使って実社会の課題に応える集団的な研究活動を行う。


<URL>

https://terawaki-lab.com/


過年度のプロジェクト一覧

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