ウィンボンドのTrustME(R)W77Qセキュアフラッシュメモリが OFweek China IoT Innovative Product Awards 2022を 受賞

台湾台中市発 - 2022年11月18日 - 半導体メモリソリューションの世界的大手サプライヤーであるウィンボンド・エレクトロニクス株式会社は本日、TrustME(R)W77QセキュアフラッシュメモリがOFweek China IoT Innovative Product Awards 2022を受賞したことを発表しました。


OFweek IoT Innovative Product Awardsは、中国の著名なテクノロジー専門メディアであるOFweekによって2016年に設立され、中国のハイテク産業において最も専門的で影響力があり、代表的な進化の1つとして認識されています。IoT Innovative Product Awardsは、インターネット業界に顕著な貢献をした製品、技術、ユースケース、企業を表彰し、より多くの企業が製品と技術の革新にさらに投資し、業界全体が発展することを目的としています。

W77Qセキュアフラッシュメモリは、標準SPI NORフラッシュメモリを完全置換え(“Drop-in replacement”)しつつ、セキュアストレージ、セキュアブート、“Root-of-Trust”、耐障害性(プラットフォームファームウェアレジリエンシー=保護・異常検知・回復)、強力なFirmware Over-The-Air(FOTA)とデバイス認証機能をアドオン可能な革新的コンセプトを持ったメモリです。W77Qは以下の機能を適宜有効化することによって、IoTデバイスを堅牢化し、かつ“End-to-End”セキュリティを提供します。


受賞の様子


● “Root-of-Trust”とセキュアブート。SoCがフェッチ(eXecution-in-Place)を開始する前にブートコードやアプリケーションの完全性を自己検証可能

● セキュアデータストレージ。ホスト-W77Q間で暗号・認証通信が可能

● セキュアソフトウェア更新(例:リモートサーバーとW77Q間で“End-to-End”セキュアなチャネルを構築。SoCのゼロトラスト環境下でもセキュアにOTAを実施可能)

● 保護・異常検出・回復を一体とした耐障害性セキュリティ機能(プラットフォームレジリエンシー)

● 外部機関による認証を取得:コモンクライテリアEAL2+、FIPS 140-3 CMVP、SESIPレベル2、ISO26262 ASIL-C Ready機能安全

● ISO/SAE 21434認証(ロードビークル サイバーセキュリティ管理システム)

● NIST SP 800-193準拠



ウィンボンド・エレクトロニクスは、OFweekが業界最高のセキュアフラッシュメモリとしてW77Qを選んでくれたことを誇りに思っています。

W77Qセキュアフラッシュメモリは、安全、セキュリティかつレジリエンスといった全ての要素をIoT機器や産業機器、車載機器に提供します。W77Qシリーズは、業界標準のパッケージとピン配置で提供され、標準のシングル/デュアル/クワッド/QPIシリアルペリフェラルインタフェイス(SPI)を備えています。つまり、多くのメモリベンダーから提供されている標準SPI NORフラッシュメモリ(非セキュア)をそのまま置換え可能です。


現在W77Q製品は、16Mビット、32Mビット、64Mビット、および128Mビットのメモリ容量帯にてサンプル提供中です。詳細については https://www.winbond.com をご覧ください。



■ウィンボンド・エレクトロニクスについて

ウィンボンド・エレクトロニクスは半導体メモリソリューションの世界的リーディングサプライヤーです。製品の設計、研究開発、製造、および販売サービスのエキスパートとして、お客様のニーズに基づいたメモリソリューションを提供しています。ウィンボンド・エレクトロニクスの製品ポートフォリオは、スペシャリティDRAM、モバイルDRAM、コードストレージフラッシュメモリ、およびTrustME(R)セキュアフラッシュメモリで、通信、家電、車載、産業用、そしてコンピュータ周辺機器市場におけるTier1メーカーで広く採用されています。台湾中部サイエンスパーク(CTSP)を拠点とし、米国、日本、イスラエル、中国、香港、ドイツに子会社を有しています。

稼働中の台湾・台中の12インチファブ、および建設中の高雄の12インチファブをベースに、高品質メモリ製品を提供するため、更なる自社技術開発を進めています。


TrustME(R)は、Winbond Electronics Corporationの商標です。

この資料に記載されている他のすべての製品名は、識別のみを目的としており、それぞれの会社の承認された商標または登録商標です。

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