五感を使って「美味しく・楽しく・学ぶ」食の循環 全国の教育機関に範囲を広げて、サトウキビを使った 「体験型のオンライン授業」の参加受付を開始
畑(サトウキビ)~食卓(お砂糖)まで! コロナ禍を逆手にオンラインのメリットを活用!
2022.11.30 10:45
農業生産法人 株式会社 オルタナティブファーム宮古(所在地:沖縄県宮古島、代表:松本 克也)は小学校を対象に実施していた、実際にサトウキビを使って、五感を使って「美味しく・楽しく・学ぶ」体験型のオンライン授業を全国の教育機関に範囲を広げて参加の募集を開始しました。
小学校向けの体験案内の様子
【オンライン体験の概要】
当プログラムは、事前送付するサトウキビの苗や黒糖蜜を使ってサトウキビの栽培や黒糖作りを体験し「畑から食卓まで」の全工程を、美味しく・楽しく・学べる体験型の食育プログラムです。宮古島のサトウキビ畑とZoomで繋いで、資料・写真・動画を見ながら、体験キットも使ってリアルとバーチャルを組み合わせ、五感を使って体験することができます。
■体験の流れ
(1) 宮古島の紹介 :地理・気候・文化・果物・野菜などを紹介
(2) サトウキビの紹介:植生、歴史、特徴などを紹介
(3) 工程紹介・体験 :栽培(苗の植付体験)~
収穫(サトウキビ丸かじり体験)~
黒糖作り(焚き上げ体験)が出来るまでを紹介・体験
■体験所要時間
90分
■参加人数
最小1組・1名~最大50組・200名
■通常価格
6,500円/サイト
*ガイド料金、体験キット1式、送料、すべて込み
4名様まで一緒に楽しんでいただけます
事前送付する体験キット
通常のオンライン体験の様子
【オンライン体験開始と受賞の背景】
農業生産法人 株式会社 オルタナティブファーム宮古は、1) 生鮮作物としてのサトウキビの本来の美味しさをお届けすること、2) 黒糖作りの伝統文化を守っていくこと、をモットーに、(1) サトウキビ栽培 (2) 黒糖製品の製造 (3) 黒糖作りの体験型・食育プログラムを営み、サトウキビにかかる総合的な取組をしています。
体験型・食育プログラムは、(1) 現地・観光農園での「リアル体験」の他、(2) 事前送付する体験キットを使ってご案内する「オンライン体験」、(3) ガイドが開催地に出向いてご案内する「出張型体験」も行っています。現物を「見て・触れて・食べる」五感を通じて話題豊富に案内するので、幼児から大人までが、それぞれの観点で「美味しく・楽しく・学べる」プログラムになっています。
この度、光栄なことに農林水産省の第6回 食育活動表彰において消費・安全局長賞を受賞しました。コロナ禍で移動自粛が求められる中、オンラインでの体験型の食育プログラムを開始し、距離・会場・参加人数などの制約を受けず、広く食育活動を普及できるツールとして実績を上げたことが評価に繋がった理由であろうかと思っています。
宮城県の小学校でサトウキビ収穫
子どもたちから届いた感想メッセージ
【オンライン体験にかける想い】
サトウキビ農家・黒糖加工職人がガイドとして直接案内する「美味しく・楽しく・学べる」体験として、宮古島での体験型観光5,200人の実績が基礎になっています。一般の観光客の他、教育機関に対しても、幼稚園・小学校・高校・大学向けに多数の実施実績があります。複数小学校へのオンライン体験実施を通して、社会科の地域学習と合わせた食育プログラムとしてお役に立てる様子を知り、また、農林水産省 第6回 食育活動表彰でも授賞・ご評価いただいて、出来るだけ沢山の子どもたちに体験学習の機会を提供したいと思う様になりました。1社の財力では行動範囲が限られますが、広く活動実施することを目指して、クラウドファンディングを活用して資金調達し、無料開催できる枠組みを整えました。
https://camp-fire.jp/projects/view/569516
【会社概要】
先人が育み・守ってきた宮古島の自然・文化資産を礎にお客様と共に喜びと感動を創造します
社名 : 農業生産法人 株式会社 オルタナティブファーム宮古
代表 : 松本 克也
所在地: 〒906-0305 沖縄県宮古島市下地与那覇53
設立 : 2012年8月17日