『着るだけ』で81%が「身体が楽になった」と認識 介護施設や林業従事者の負担をケアする「リライブシャツ」 岡山県新庄村との実証実験結果を発表
身体機能改善の研究・商品開発を行う株式会社身体機能研究所と岡山県新庄村は、介護施設と林業のスタッフ34名を対象に行った、身体機能へのアプローチを目的としたTシャツ「リライブシャツ」を2週間着用してもらい変化を測る実証実験の結果を2022年12月に発表いたしました。被験者の定量評価の結果、腰痛を感じる人の割合、立位体前屈での柔軟性など全26項目で、被験者より身体の変化が評価されました。
介護業や一次産業は人々を支える仕事でありながらも心身ともに負担が大きく、従事者の不足が全国各自治体で課題となっています。今回は新庄村より介護・林業従事者向けに「リライブシャツ」を着用したいとご依頼を受け、共同研究に至りました。
「リライブシャツ」は、着るだけで経絡を整え人間本来の機能を取り戻すとされる“間接テーピング”技術が採用されており、身体へのアプローチについては第三者機関でも検証され特許を取得しています。
初の自治体との共同研究となる今回、定量評価に加え、被験者や新庄村より心身状態の改善について高評価をいただきました。今後、より多くの介護・一次産業の従事者の仕事のケアに貢献するため、自治体との連携を強化していきます。
■「介護施設や林業従事者の負荷を減らしたい」という思いから、身体機能研究所と岡山県新庄村の共同研究・実証実験が実現
身体機能改善の研究・商品開発を行う株式会社身体機能研究所(以下、身体機能研究所)と岡山県新庄村は、2022年9月、「介護施設や林業従事者の負担をケアする」ことを目的とした実証実験を行いました。実証実験は「着るだけ」で経絡(中医学に由来する、気血が流れる身体内外に拡がる通路)を整え、人間本来の機能を取り戻すことを目指した機能性Tシャツ「リライブシャツ」を、心身ともに負荷が大きい介護施設と林業の従事者34名に2週間着用してもらい、定量的に変化を測るものです。
着用された機能性Tシャツ「リライブシャツ」は、鍼灸のように経絡を刺激して、身体が持つ本来の力を引き出すとされる“間接テーピング”技術を取り入れています。鍼灸のように寝姿勢で安静にせずとも「着るだけ」で経絡を刺激し流れの改善が期待できるため、その手軽さから加齢や病で身体機能における不便を伴う方、アスリートなど身体機能を最大限活用したい方、心身ともに負荷が高い重労働従事者の方を中心に活用されてきました。
今回、岡山県新庄村は、人々の生活に重要でありながらも心身ともに負荷が高く離職率が高い介護や一次産業の人手不足問題を抱えていました。「重労働従事者の心身の負荷を減らすことで、人手不足問題の解決につなげたい」という新庄村より、重労働事業である介護施設、林業の企業向けに「リライブシャツ」を取り入れてみたいとご相談をいただき、共同研究・実証実験に至りました。
■検証結果:全26項目で身体の変化が認められ、被験者81%が「身体が楽になった」と認識
検証では「肩こり」「腰痛」「膝痛」など身体の不調、「イライラする」「だるい」など精神面での負荷の変化に関する定量評価に加え、実際の立位体前屈(立った状態で膝を曲げずに前屈し、どこまで柔軟性があるか計る体勢)や肩の可動域の変化を測定しました。結果、腰痛を感じる人数が4分の1に減少する、膝痛を感じる人がゼロとなる、立位体前屈で測定した柔軟性が上がるなど全26項目の調査すべてで身体の変化が認められました。また、なんらかの変化を認識した被験者は81%にのぼります。
下記は、調査結果(初期評価、1週間後、2週間後で変化を測定)の一部となります。
※調査対象は全てN=34
■新庄村役場 総合企画課 千葉 智明係長のコメント
ご依頼を受けた新庄村役場の総合企画課 係長 千葉 智明氏より、共同での実証実験についてメッセージをいただきました。
「アンケート回答および検証結果を踏まえ、『リライブシャツ』は身体の柔軟性の向上とそれに伴う、肩こり・腰痛等にアプローチできることが期待されます。実証実験前の被験者の身体的な悩み、肩の可動域・立位体前屈の柔軟性は期間内を通して数値的にも変化しました。
被験者からは、『柔軟性にアプローチされたようで動きやすい』『身体が温かくポカポカと感じる』『すやすやと眠りやすい』など多くの声が出ており、今後にも期待しています」
■第三者機関測定で背筋力が平均38%変化。特許を取得した「リライブシャツ」
リライブシャツは、「着るだけ」で鍼灸のように経絡を刺激して整え、人間本来の身体能力を引き出すことを目的とした機能性Tシャツです。身体の経絡を正しく刺激し気血を流すとされる“間接テーピング”技術が取り入れられており、筋力・可動域・血流量・ストレス・疲労感・睡眠の質・動作などへのアプローチを目指して開発されました。
「着るだけ」という手軽さからも加齢や病で身体機能における不便を伴う方、アスリートなど身体機能を最大限活用したい方、心身ともに負荷が高い重労働従事者の方を中心に活用されています。
第三者機関での測定(※1)では着用することで、背筋力が平均38%、握力は10%変化したという結果が出ています。その他にも様々な実証実験が行われており、アパレルでは珍しく、特許を取得しています。(特許第6409143号)
※1:第三者機関での効果検証試験結果はHPでも公開しています。
■介護・一次産業の従事者に貢献するため自治体との連携を強化
初の自治体との共同研究となる今回、定量結果および被験者と新庄村より心身状態の改善について高評価をいただくことができました。一方で、期間中に「リライブシャツ」が複数枚ないと洗濯中に着用できないなどの課題もあがり、提供枚数を増やすなどで改善を図る予定です。
改善を重ねながら、今後もより多くの介護・一次産業の従事者に「仕事が楽になった」と感じてもらえるよう、自治体との連携を強化していきます。
【参照】岡山県新庄村における「重労働従事者の負担をケアする」実証実験について
●期間 :9月12日~9月26日
●参加企業:介護施設(新庄村社会福祉協議会)/
林業会社(株式会社創林社・國六株式会社)
●被験者 :上記事業所に勤務する34名
●研究内容:身体機能研究所の開発したリライブシャツを着用して行う。
定量評価のための計測を行い、
着用前・着用直後・1週間後・2週間後に
「肩の可動域・立位体前屈」を計測。
また、定性評価を行うためのアンケートも実施し、
着用前に参加者が書き出した「身体の不調」について
着用の1週間後、2週間後にどのように変化したかの調査を実施。
【研究商品概要】
リライブシャツ/プリントタイプ/Vネック/ポリエステル
展開 :全5色/8サイズ
価格 :8,800円(税込)
特許番号:第6409143号
【株式会社身体機能研究所について】
株式会社身体機能研究所は「世界中の人たちが心身ともに健康で、幸せな生活を作り上げることに寄与する。」という企業理念のもと、“着る元気 リライブシャツ”の開発・製造を行う。(販売総卸元は株式会社リライブ販売)2019年よりリライブシャツの販売を開始。「リライブシャツ」は現在、年間延べ15万人に着用・活用されており、アイマスクやスパッツなどの商品展開をしている。
【会社概要】
社名 : 株式会社身体機能研究所
本社所在地: 宮城県仙台市泉区長命ヶ丘3-27-3 オメガコートビル1階
代表取締役: 佐々木 貴史
事業内容 : リライブシャツの開発、製造
設立 : 2017年10月
HP : https://shinken.biz
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