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スマートフォン3次元測量アプリ 「OPTiM Geo Scan」を活用して、 資材の体積計測における作業人員を最大67%削減へ

建設業界だけでなく、海洋土木でもDXによる現場の働き方改革を推進

AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、東亜建設工業株式会社※1(以下 東亜建設工業)のガット船※2における石材などの体積計測に、スマホ3次元測量アプリ「OPTiM Geo Scan」を活用する試験運用を行いました。このスマホ測量による先進的な取り組みで、体積計測の作業人員を最大67%削減できることがわかりました。これにより、作業員が体積計測のために現場に赴くことが減るため、働き方改革の実現に大いに寄与することが期待されます。



■背景

東亜建設工業では、埋立地の造成や防波堤の築造など、さまざまな港湾工事を行っていて、工事で使われる石材などはガット船で運搬されます。運搬後の検収業務として、船上で石材などの体積計測が行われます。

従来の体積計測は、2~3人でポールやテープを使って行われていました。この体積計測は、現場によっては毎日のように実施されるうえ、日程面で臨機応変な対応が求められるため、複数人の作業員が現場に動員されることが大きな負担になっていました。


◆石材が積まれたガット船


石材が積まれたガット船


■「OPTiM Geo Scan」による体積計測の概要

「OPTiM Geo Scan」によって、スマートフォンのみで手軽に3次元点群データを取得することができます。また、3次元点群処理ソフト「スキャン・エックス」※3によって、インターネットとブラウザだけで点群処理を行うことができます。これらを連携させることで、土量や材料などのさまざまな現場での体積計測を、屋内外問わず簡単に実施できます。オプティムは、これらのサービスを活用することにより、ガット船上での石材などの体積計測作業を効率化および省人化できるのではと考え、東亜建設工業の現場での試験運用を開始しました。


「OPTiM Geo Scan」による体積計測の概要


■試験運用の結果と今後への期待

試験運用の結果、ガット船における石材などの体積計測において、従来の方法と比較して、同等の作業時間で、作業人員を最大3名から1名に削減できることがわかりました。これにより、作業員が体積計測のために現場に赴くことを減少させることができ、現場の働き方改革への寄与が期待されます。

建設業界では全体的に、長時間労働や休日出勤など、働き方に関する課題が山積しております。今後も「OPTiM Geo Scan」が課題解決の一助となれるよう取り組んでまいります。



■「OPTiM Geo Scan」とは

「OPTiM Geo Scan」とは、スマートフォンまたはタブレットで土構造物などの測量対象をスキャンすることで、土木現場で求められる高精度な3次元データを生成可能なアプリケーションです。


◆特長

・既存の測量手法から、測量時間や費用を削減

・専門知識が不要で、一人で手軽に測量が可能

・取得した3次元データはxyzRGB形式およびLAS形式で出力可能


「OPTiM Geo Scan」についての詳細は以下のWebサイトをご覧ください。

https://www.optim.co.jp/construction/optim-geo-scan/



■「スキャン・エックス」とは

「スキャン・エックス」とは、高度なクラス分類機能によってノイズ除去、地表面抽出を自動処理し、3D点群データを素早く解析できるサービスです。等高線やTIN※4を簡単に生成、メッシュ化、設計データと比較、結果の共有をオンラインで素早く実行できます。機械学習も活用したさまざまな手法により、これまで人手をかけていたタスクを自動化し、時間を節約、誰でも均一な結果を生み出せます。また、インターネットとブラウザだけで、複数現場のデータを複数ユーザーで同時に処理でき、作業時間の効率化も図れます。(日本語対応、NETIS※5登録)


「スキャン・エックス」についての詳細は以下のWebサイトをご覧ください。

https://scanx.jp/


※1 本社:東京都新宿区、代表取締役社長:早川 毅

※2 砂・砂利・石材専用運搬船

※3 ローカスブルー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:宮谷 聡)が提供する3次元点群処理ソフト。

※4 TIN:Triangulated Irregular Networkの略。地理情報システムで用いられる、地表面を三角形の集合で表現するデジタルデータ構造の意味。

※5 NETIS:新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として、国土交通省が整備したデータベースシステム。



【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】

~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~

急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。


製品情報   : https://www.optim.co.jp/services

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Twitterページ : https://twitter.com/optim_jpn



【株式会社オプティムについて】

商号         : 株式会社オプティム

上場市場       : 東京証券取引所プライム市場

証券コード      : 3694

URL         : https://www.optim.co.jp/

OPTiM SAGA(佐賀本店) : 佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル

OPTiM TOKYO(東京本社): 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階

OPTiM KOBE      : 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番1号 日本生命三宮駅前ビル11階

代表者        : 菅谷 俊二

主要株主       : 菅谷 俊二

            東日本電信電話株式会社

            富士フイルムビジネスイノベーション株式会社

設立         : 2000年6月

資本金        : 444百万円


主要取引先:

NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、西日本電信電話株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、東日本電信電話株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)


事業内容:

ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業

(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)



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