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両備システムズ、セブン銀行ATMとマイナンバーカードを活用した 給付金等の即時受取システム実証実験結果報告

兵庫県加古川市(市長:岡田 康裕)と、株式会社セブン銀行(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:松橋 正明)、株式会社セブン・ペイメントサービス(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:河邉 弦)、xID株式会社(所在地:東京都千代田区、CEO:日下 光)、株式会社両備システムズ(所在地:岡山県岡山市、代表取締役社長:松田 敏之)は、セブン銀行ATMとマイナンバーカードを活用した給付金等の「即時受取システム」の実証実験を実施しましたので、結果を報告します。



【実証実験の概要】

<背景>

自治体が各種給付金を支給する際に発生する膨大な事務手続き、それに起因する支給までのタイムラグを解消するため、我々は新たな即時受取システム※を構築し、給付金支給の事務処理プロセスの改善、より手軽でスピーディな受取環境の提供を目指す実証実験を行いました。


※セブン銀行ATMとマイナンバーカードと連携したデジタルID「xID」、両備システムズ「給付金等受取システム」を活用し、各種給付金の申請から支給までのフローのデジタル化、サービスのDX推進を目指すシステム


<枠組み>


電子申請から給付金受取までの枠組み


<給付システム画面イメージ>


給付システム画面イメージ


<実施要領>

実証実験は、2022年5月と9月の2度にわたって実施しました。

関係者が住民役としてモニターとなり、即時受取システムを使った電子申請、自治体側の受付/審査、ATMでの現金受取まで一連の流れを体験しました。


※本実証実験の関連資料については、下記のプレスリリースをご覧ください。

「兵庫県加古川市でセブン銀行ATMとマイナンバーカードを活用した給付金等のATM受取システムの構築と実証を実施」

https://www.atpress.ne.jp/news/305456



【実証の結果】

実際に体験したモニターのご意見から、今回のxIDアプリと「即時受取システム」が自治体の担う給付金支給業務の省力化・効率化につながることが確認できました。あわせて、利用する住民の方にとっても、手軽でスピーディな受け取りが可能となり、利便性の向上が見込めることが確認できました。


■自治体業務に関する体験モニターへのインタビュー結果

本実証実験の自治体業務を体験した加古川市職員へインタビューした結果、下記のような回答を受領しました。


※自治体業務に関するインタビュー結果の一部を抜粋


自治体業務に関する体験モニターへのインタビュー結果


■住民の利便性に関する体験モニターへのインタビュー結果

本実証実験では、加古川市職員21名・セブン銀行取引先4名に、本実証実験で体験モニターとして参加いただき、体験後にインタビューを実施しました。電子申請から給付金受取までのインタビュー結果は下記になります。


※住民利用に関するインタビュー結果の一部を抜粋


体験モニターの属性

体験モニターのアンケート結果


【今後の取り組み】

今回の実証では、即時受取システムを利用した給付金受取サービスが、自治体の事務処理の効率化、住民利便性の向上につながることが確認できました。

今後は、即時給付システムを実際の給付金事業へ実装することを目指し、既存の給付金支給業務との連動や、お客様への案内方法等、今回検出したシステム面・運用面の課題への対応に取り組んでまいります。



【株式会社セブン銀行について】

株式会社セブン銀行は、「セブン‐イレブンにATMがあったら便利なのに・・・」というお客さまの想いに応えるため、2001年に創業しました。以来、「いつでも、どこでも、だれでも、安心して」ご利用いただけるATMサービスの提供を通じ、安全かつ効率的な決済インフラの構築に努めています。2020年12月には国内ATM設置台数26,000台を達成し、一日約230万人のお客さまにご利用いただく社会インフラの一つへ成長しています。



【株式会社セブン・ペイメントサービスについて】

株式会社セブン・ペイメントサービスは、セブン銀行ATMを通じた送金サービスを提供する資金移動業者として2018年に誕生しました。企業から個人への送金を、銀行口座不要でセブン銀行ATMとセブン‐イレブンのレジで受け取れる「ATM受取」を提供しています。2020年10月には関係当局から銀行代理業の許可を取得し、セブン銀行の提供する「売上金入金サービス」、「リアルタイム振込サービス」を始めとした法人向け決済サービスの営業窓口を当社に集約し、セブン銀行のサービスをご利用されている法人のお客さまの窓口としての機能も担っています。



【xID株式会社について】

xID株式会社は「信用コストの低いデジタル社会を実現する」をミッションとして掲げ、マイナンバーカードに特化したデジタルIDソリューション「xID」を中心に、次世代のビジネスモデルをパートナーと共に創出するGovTech企業です。


官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用”をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。


xID社コーポレートサイト      : https://xid.inc/

xIDメディア「みんなのデジタル社会」: https://media.xid.inc/


■xIDアプリについて

『xIDアプリ』は、マイナンバーカードと連携することで、より手軽に本人確認、本人認証、電子署名ができるデジタルIDアプリです。初回登録時にマイナンバーカードの署名用電子証明書をスマートフォンのNFCで読み取り、本人確認を実施することでIDを生成。以降、xIDアプリを使って電子認証・電子署名を行うことで、金融サービス利用開始時の本人確認や行政手続きをオンラインで完結させることができます。


サービスサイト       : https://x-id.me/

xIDアプリの作成手順紹介動画: https://youtu.be/mYx8FQ6WLgY



【株式会社両備システムズについて】

官公庁、医療機関など公共系ソリューションおよび文教、運輸・交通、製造・流通業向けの民需系ソリューションを展開している独立系ICT企業です。

クラウドサービスに加え、独自のセキュリティサービスおよび、スピードと安全性の両立を実現するBPOサービスを展開しているのも特長です。

自社のデータセンターから展開している各クラウドサービスは、到来するDX(デジタルトランスフォーメーション)による情報社会を見据え、様々な他社プラットフォームと連携を進めています。



以上

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