アクセルの「OnTime Group Calendar for Microsoft 5.3」に他製品からの移行を簡易にするプランナービューが1/10より実装

管理者にも新たなアクセス権の管理機能など管理面の機能を強化

2023.01.10 10:30

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有限会社アクセル(本社：東京都渋谷区、代表取締役：岡本敏弘)は、Microsoft 365やMicrosoft Teams連携の高速グループスケジューラ「OnTime(R) Group Calendar for Microsoft」(以下 OnTime)のVer.5.3を2023年1月10日(火)にリリースしました。

本リリースではOnTime for Dominoで実装されているプランナービューなどクライアント向けの新機能を多数移植しました。また、管理者向けにご要望をいただいている機能も多数実装できています。

OnTime メインビュー

■クライアント向け新機能サマリー

A) プランナービューの実装

横軸に時間軸を使用せず曜日で区切り、各予定を1つのカードとして縦に並べて表示するプランナービューを実装しました。主に他製品からOnTimeへ移行する際に、利用ユーザーがスムーズに移行することで管理者の利用者への教育負担を軽減できるよう実装したビューとなります。

プランナービュー

B) 会議作成時に当日の予定や出席者の状況を確認できるサイドビューの追加

従来から実装していた会議応答時に当日の予定を確認出来る機能を拡張し、予定や会議の作成時もグラフィカルに日時指定を行えるサイドビューを実装しました。また参加者の予定が他と重複している場合は該当する参加者に赤いインジケータが添えられます。

予定ドラッグで時間変更

C) 会議必須出席者を任意出席者にドラッグで移動する機能

Outlookと同様に会議出席者を必須枠と任意枠の間でドラッグアンドドロップできます。

メンバードラッグで移動

D) 会議予定のプレビューで出席者の未応答などのステータス別一覧画面の実装

会議予定のプレビュー画面で、了承、辞退、返答なし別にアカウントを一覧で確認できます。

プレビューで応答状況確認

E) MobileクライアントからTeamsチャットとビデオ通話機能

Desktopクライアントで利用できていたメンバーを選択してからのTeamsチャットとTeamsビデオ通話をMobileクライアントからも開始できるようになりました。

チャットとビデオ通話開始

F) その他

・個人ビュー画面で閲覧権限のあるユーザーをダブルクリックするとユーザーのプロファイル情報が開き直接チャットやメールを作成できます。

・OnTimeデスクトップクライアントを開くURLにメインビューに表示する日付を指定できるパラメーターを追加しました。

■管理者向け新機能サマリー

A) ドメイン設定で同期対象アカウントの計算結果をテスト表示

ドメイン設定で指定したExchange同期対象のクエリーテストを行えるボタンを準備しました。これにより実際のメンバーリストと数量を実行前に確認いただけます。

同期対象テスト

B) 静的グループ作成時にメンバーの計算結果をテスト表示

静的グループ設定で指定したグループ対象メンバーのクエリーテストを行えるボタンを準備しました。これにより実際のリストを実行前に確認いただけます。

静的グループテスト

C) Exchangeメールボックスのアクセス権をOnTimeに反映しない機能

OnTimeは独自のアクセス権であるロール(役割)設定とExchangeメールボックスのアクセス権をマージできます。今回、Exchangeメールボックスで指定したアクセス権をOnTimeでは無効にするオプションを追加しました。これにより個人でメールボックスのアクセス権を変更してもOnTimeに影響を与えず管理者が集中管理するアクセス権を維持できます。

アクセス権同期設定

D) ロール(役割)設定で新たに作成者権限を実装

オンプレのExchange Serverでいう「作成者」権限をOnTimeでロール(役割)設定として設定できるようになりました。これにより会議室等で自身が作成した予定を他ユーザーが勝手に変更することを防ぐことが出来ます。

編集者と作成者の権限設定

E) 備品のビル、フロア、定員、バリアフリー等の独自管理属性の一括設定機能

従来のバージョンよりOnTimeでは会議室のように備品でもビル、フロア、定員などの情報を扱え、備品によっては利用できる場所の制限や社用車など定員の管理が出来ていました。本バージョンから、複数の備品にまとめて属性の値を設定できるツールを実装しました。

独自属性の一括設定

F) その他

・メンバー情報をCSVで出力できるようになりました。

・画面上でもメンバー一覧で最終ログイン日時や最終同期日次でソートができます。

・色分け表示の凡例条件に「秘密度」が追加されました。

・メールによるショートトークン認証時のトークン期限を15分から任意に変更できます。

・Teamsアプリ用マニフェストをVer.1.13にアップグレードし、Teamsアプリだけでなく現在マイクロソフトが進めているOutlook含むMicrosoft365全般用Add-in用として準備しました。

■「OnTime(R) Group Calendar」について

「OnTime(R) Group Calendar」は、日本企業に重宝されている複数メンバーの予定表示、会議招集、施設予約などを、グラフィカルな画面で高速に操作できるグループスケジュール管理ソフトウェアです。Microsoft Exchange、Microsoft 365に対応する「OnTime for Microsoft」と、HCL Notes/Domino、Verseに対応する「OnTime for Domino」の2つの製品ラインをリリースしています。またモバイルオプション、日程調整オプション、来訪者管理オプション等各種オプション製品も準備しています。開発はデンマークに本社をおくIntraVision社が行い、10カ国語に対応、日本で26万ライセンス以上、世界ではヨーロッパを中心に70万ライセンス以上を販売しております。

■「OnTime(R) Group Calendar for Microsoft」について

Microsoft 365、Exchangeのスケジュールデータを利用して、空き時間や予定をグラフィカルに表示でき、大規模ユーザー環境でも高速動作で利用できるグループスケジュールソリューションです。クライアントとしてブラウザだけでなく各種スマートフォン、Microsoft Teams、Microsoft Outlook内での利用も可能です。また複数のMicrosoft 365テナントやオンプレExchangeのスケジュールデータもマルチテナント接続ができる世界中で数少ないエンタープライズ製品でもあります。

■各種リンクについて

＜Ver.5.3 リリースノート＞

https://www3.ontimesuite.jp/ver530/

＜OnTime(R) Group Calendar Direct Shopサイト＞

https://ontimesuite.jp

＜「OnTime(R) Group Calendar for Microsoft」紹介ページ＞

https://ontimesuite.jp/forms/

＜「OnTime(R) Group Calendar for Microsoft」デモサイト＞

https://ontimesuite.jp/forms/microsoftdemo/

＜「OnTime(R) Group Calendar for Microsoft」無料ワークショップ＞

https://ontimesuite.jp/seminar/seminarms/

■販売窓口について