大規模修繕工事の事前アンケートもDX化 WEBアンケートシステムでコスト削減に期待高まる
マンション大規模修繕工事を主軸とする株式会社セラフ榎本(所在地:埼玉県川口市、代表取締役:榎本 修、以下「当社」という)は、2022年12月にWEBアンケートシステム(以下「本システム」という)を開発いたしました。大規模修繕工事の専業会社としての経験やこれまでいただいたご要望をもとに完成いたしました。これまでの紙面を用いたアンケートと比べ、多方面でコスト削減が見込まれます。
〈本システム開発の背景・目的〉
マンション大規模修繕工事におけるアンケートとは、工事前に居住者を対象として、修繕が必要な箇所の聞き取り調査や実際に現地調査可能な住戸を抽出する目的で行われます。
これまでは紙面でのアンケートだったため、住戸数が多いほど集計の手間がかかることや筆跡が読み取れないなどの課題がありました。そこで当社は、デジタル化の時流もあり、解決策として本システムを開発する運びとなりました。
〈本システムの概要〉
本システムは、居住者・外部オーナー・管理会社及び設計会社・施工会社の4つの対象者がそれぞれに配布されるログイン情報の入力によりログインし、利用することができます。
回答方法は「ログイン→回答→送信」の簡単な3ステップとなっており、スマートフォンやPCで自宅でも外出先でも回答が可能です。アンケート実施の流れは、(1)設計会社や管理会社がシステム内のリストに物件を登録 (2)居住者や外部オーナーの情報を登録 (3)アンケートを作成・公開 (4)自動集計を行う となります。
<本システムの主な機能>
・回答方法は単一選択や複数選択、自由記入の3種類で、設問数や選択肢も無制限
・回答内容の分布やアンケート回収率をグラフ化
・居住者自身が撮影した劣化箇所の画像を添付可能
・居住者と分けて外部オーナー用の仕様設定も可能 ※1
※1:外部オーナーとは、マンションの1室を購入・所有し、居住はせず賃貸物件として貸し出しているマンションオーナーを指す
〈メリット・特色〉
・アンケートの配布から集計までの手間を大幅に削減
・居住者が撮影した劣化箇所画像の添付により劣化のレベル分けが可能
・紙面の保管や集計の手間がなく、回答内容の保存・閲覧が容易
・ログイン時のID・パスワードとSSL(Secure Sockets Layer)で2重のセキュリティ ※2
・集計結果を施工会社と共有でき、円滑な情報共有に貢献
※2:SSL(Secure Sockets Layer)とはWEBサイトとユーザーとの通信を暗号化する仕組みのことで、通信内容を盗み見られないためのネットワークセキュリティ
〈今後の運用〉
今後は試験運用の中で改良を進めつつ、要望があれば随時機能追加を検討していく方針です。また本システムを、大規模修繕に関わる多くの方々に広く知っていただき、活用の機会を広げてまいります。
※掲載されている写真はテストページですので本来の仕様とは若干異なります
〈株式会社セラフ榎本〉
昭和38年創業。今年で創業60周年を迎えます。ビル・マンションの大規模修繕工事を主軸とし、そのほかドローン事業やペットリフォームにも全力を注いでおります。2022年3月にSDGs実現に向けた取り組みを開始しました。
TEL : 048-265-1883
本社所在地: 〒333-0847 埼玉県川口市芝中田2-34-16
社員数 : 80名
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- 企業動向
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- 建設 その他IT・インターネット ビジネス全般
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