【西表島ホテル】野生生物モニタリング調査に参加するプログラム...

【西表島ホテル】野生生物モニタリング調査に参加するプログラム 「イリオモテ生物多様性スタディツアー」を実施します ~自然環境の保全について考える3泊4日の旅~|期間:2022年12月26日~29日、2023年1月6日~9日

世界自然遺産に登録された西表島で、日本初の「エコツーリズムリゾート」を目指す「星野リゾート西表島(いりおもてじま)ホテル」では、2022年12月26日~29日、2023年1月6日~9日の全2回、生物多様性の保全に貢献する野生動植物の専門家集団「ピッキオ」と西表島ホテルが共同した、野生生物モニタリング調査に参加するプログラム「イリオモテ生物多様性スタディツアー」を実施します。3泊4日の旅の中で、専門的なモニタリング手法を用いた生物調査を自ら行いながら、生物多様性への理解を深め、それが人間にとってどのような恩恵をもたらすのかを考えていきます。また生物多様性を守るためにどのような課題があり、どう解決していくのかを知ることができるツアーです。

背景

西表島には、海岸、マングローブ、低湿地、森林など多様な環境にイリオモテヤマネコをはじめとする絶滅危惧種や固有種が多く存在します。貴重な生物多様性を評価され、2021年7月に世界自然遺産に登録されました。生物多様性とは、生き物たちの個性と繋がりのことで、その豊かさが環境の健全さを表す指標です。西表島に生息する生き物は現在4,857種確認されており、その数からも自然が豊かであることがわかります。豊かな生物多様性を身近に感じながら理解を深め、旅の後も身近な自然環境の保全に興味をもってもらいたいと考え、本プログラムの開催に至りました。

特徴1 エコツアーを楽しみながら、西表島の豊かな自然や独自の生態系を知る

里山のカエル(ヤエヤマアオガエル)
里山のカエル(ヤエヤマアオガエル)
ゲータの滝
ゲータの滝
マングローブと干潟
マングローブと干潟
日本各地で失われ続けている生物多様性。そんな中で、世界遺産に選ばれるほどの森・川・マングローブ・干潟・海など、質が高く多様な自然環境を残す西表島は、生物同士のつながりを学ぶのに最適な場所です。干潟ではマングローブの複雑な根の形状が生き物の隠れ家になっていたり、川は森からの栄養豊富な水を島に循環させる役目を持っていたりと、ガイドと歩くことによって、生態系ごとの特徴、違いに気づくことができます。

特徴2 生物のモニタリング調査に参加し、「生物多様性」を科学的に理解する

カメラに写りこんだカマイ(リュウキュウイノシシ)
カメラに写りこんだカマイ(リュウキュウイノシシ)
獣道に向けてセンサーカメラをガイド立ち合いのもと設置
獣道に向けてセンサーカメラをガイド立ち合いのもと設置
コウモリの鳴き声(超音波)を数値化して観測
コウモリの鳴き声(超音波)を数値化して観測
ガイドの説明を聞くだけではなく、自らセンサーカメラや自動録音機を設置し、生物の種類や個体数、行動を記録するモニタリング調査に参加します。 目には見えにくい「生物多様性」を、画像や数値として可視化することで、より理解が深まります。なお、このツアーに参加して得られたデータはピッキオの研究や長期モニタリングプログラムの一環として活かされます。

特徴3 調査結果や気づきをノートにまとめる

調査結果やその時の気づきを書く「Iriomote Biodiversity Note」
調査結果やその時の気づきを書く「Iriomote Biodiversity Note」
旅の学びをアシストするために、ピッキオと共同作成した書き込み式の学習ノート「Iriomote Biodiversity Note」を使用します。調査結果を見やすくまとめるための、イラストによる説明やクイズ形式での書き込み欄付きです。森・川・干潟といった異なる生態系のそれぞれの役割や人の生活との関わりについて、ガイドの説明や自分の気づきを、書き記すことができます。西表島で学んだことから、身近な自然に目を向ける工夫を凝らすことで、旅の後にも保全の和を広げるきっかけになります。

滞在スケジュール例

<1日目>
15:30 西表島大原港着
15:45 西表野生生物保護センター見学
18:00 チェックイン
19:00 夕食
20:30 星空観察(オプション)
<2日目>
7:00 朝食
8:15 クーラの洞窟探検orゲータの滝散策
12:00 昼食
13:15 調査開始 (センサーカメラ、録音機設置)
18:30 夕食
20:00 ホテル周辺のジャングルで生き物観察
<3日目>
7:30 朝食
9:00 録音データの解析
12:30 昼食
15:30 マングローブ・干潟調査
18:30 夕食
19:30 里山の生き物観察
<4日目>
6:45 朝食
8:15 カメラ回収と画像チェック
11:00 チェックアウト

ピッキオとは

ピッキオは、野生動植物の専門家集団です。「森本来の姿を経済的な価値として高く評価できれば、未来に森を残していける」という理念の下、1998 年より、徹底した個体管理の手法や日本初となるベアドッグ(クマ対策犬)を用いたツキノワグマの保護管理や野生動植物の調査、および自然の不思議を解き明かす自然観察ツアーを行っています。2019 年からは、世界自然遺産「知床」での事業を、2021 年からは世界自然遺産「西表島」での事業を開始し、日本はもとより世界に向けて日本の自然の豊かさを伝えています。
*詳しくは「ピッキオ」の施設概要資料をご参照ください。

SDGs への貢献について

星野リゾートは経済価値と社会価値を両立する CSV 経営(*)が重要だと考えており、SDGs(*)を CSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設で様々な取り組みを推進しています。西表島ホテルでは、島の自然環境を保護し、持続可能な観光の仕組みを作るため、「エコロジカルなホテル運営」「島の魅力と価値を感じるネイチャーツアー」「イリオモテヤマネコの保護活動」の3つの取り組みを推進しています。本プログラムでは、西表島ホテルとピッキオの共同実施を通して、SDGs の目標 4「質の高い教育をみんなに」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に寄与することを目指しています。
*CSV:共通価値の創造
*SDGs:持続可能な開発目標

「イリオモテ生物多様性スタディツアー」概要

期間    :2022年12月26日~29日、2023年1月6日~9日
料金    :2名1室94,900円~(12月6日時点価格。料金は変動する可能性があります)
対象    :西表島ホテル宿泊者
含まれるもの:航空券、宿泊3泊、朝食、夕食(滞在中2回)
予約    :HIS公式サイトにて受付
[https://domestic-tour.his-j.com/tour/detail/?code=TZ-F400011-E84]{https://domestic-tour.his-j.com/tour/detail/?code=TZ-F400011-E84}
備考    :潮位や天候によって中止または内容が変更になる可能性があります。

<星野リゾートのコロナ対策>

星野リゾートでは「3密回避」と「衛生管理」の2つの対策軸を掲げ、温泉やプールのリアルタイムな混雑状況の見える化サービスや、新しいビュッフェスタイルの提供など、各施設において従来のサービスを進化させています。また、お越しいただく皆さまが安心して過ごせるような様々な滞在コンテンツを用意してまいります。

星野リゾート 西表島ホテル

西表島ホテルは日本初のエコツーリズムリゾートを目指し、マイボトルの貸し出しやロードキル防止活動など環境に配慮しながら、世界遺産に選ばれた島の魅力と価値を感じるネイチャーツアーを、一年を通して提案します。
〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2/客室数:139 室
[https://iriomotehotel.com/]{https://iriomotehotel.com/}
カテゴリ:
サービス
ジャンル:
レジャー・旅行

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