GfK Japan調べ:2012年ゴルフウェア販売動向
2013.03.18 15:00
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、ゴルフ専門店、総合スポーツ店における2012年のゴルフウェア販売動向を発表した。※
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図1.2012年月別販売数量・金額指数
【概要】
・2012年のゴルフウェア販売は数量では7月、金額では11月が最大の販売月となった。
・ウェアにおけるレディースモデルの金額構成比は24%、クラブにおけるレディース構成比を大きく上回った。
・アウター、ミドラーやシャツなどトップスが金額構成比40%~50%、ボトムスが約30%を占めた。
【数量では7月、金額では11月が販売ピーク】
2012年のゴルフウェア販売は、数量ベースでは7月、金額ベースでは11月が最大販売月となった(図1)。7月については、夏のクリアランスにより販売点数が伸びたことが要因といえる。値ごろ感の増したシャツ、ボトムスが販売の中心となり、数量構成比で市場の55%を占めた。また、11月については、夏のクリアランスが終わった10月以降、アウターやミドラーなど単価の高い重衣料が販売の主力となったことで販売金額が増加した。11月の平均単価は年間で最も高く、最も低い8月との比較では約1.6倍となった。2012年のゴルフウェア販売は、ゴルフクラブに比べ、セールのタイミングや天候の影響に左右される傾向がみられた。
レディースモデルが販売金額に占める割合を見ると、ゴルフクラブは13%であったのに対し、ウェアは24%となり、10%ポイント以上の違いがみられた。
図1.2012年月別販売数量・金額指数:
http://www.atpress.ne.jp/releases/34126/1_1.png
【トップスが40%から50%、ボトムスが約30%を占める】
アイテム別の販売金額構成比をみると、シャツ類は春夏シーズン(4-6月期・7-10月期)では市場の約30%を占めたが、秋冬シーズン(1-3月期・10-12月期)では約20%へ縮小した(図2)。反対に、アウターやミドラーは春夏シーズンは約5%にとどまったが、秋冬シーズンには約30%を占めた。シャツにアウターとミドラーを加えたトップスという形でみると、春夏シーズンで約40%、秋冬シーズンでは約50%を占めており、トップスに対する需要の高さが示された。また、ボトムスは年間を通じ30%前後の構成比で推移した。
図2.2012年アイテム別販売金額構成比:
http://www.atpress.ne.jp/releases/34126/2_2.png
2013年の立ち上がりを見ると、1月は金額前年比3%減となった。メンズは前年並みで推移したものの、レディースが二桁減となったことで、マイナススタートとなっている。
※ ゴルフウェア販売動向:ゴルフ専門店、総合スポーツ店におけるゴルフウェアの販売動向(店頭販売およびインターネット販売の合算)。百貨店、直営店における販売は含まれない。またプライベートブランド商品も除いている。
≪ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパンについて≫
ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、家電製品などの耐久消費財実売データ、その他総合マーケティングサービスを提供する市場調査会社、GfKの一員です。
オプティックス製品、ゴルフ用品、映像ソフトウエアなどの分野において、POSデータ・店舗監査データを基に推計した市場代表性の高いマーケットデータと関連サービスを提供しています。
URL: http://www.gfkrt.com/japan/
※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。
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