計量器メーカーの鎌長製衡が倉庫管理システム販売の JGSOと共同で「モバイル計量器在庫管理システム」をリリース

～フォークリフトスケール・ハンドパレットスケールを用いた重さによる在庫管理～

2023.01.18 09:30

産業用はかりの製造・販売を行う鎌長製衡株式会社(所在地：香川県高松市、代表取締役：鎌田長明)は、倉庫管理システム販売を行うジェイ・ジー・エス・オー・デファインドネットワーク株式会社(所在地：京都府相楽郡、代表取締役：矢野肇)と共同でフォークリフトスケール・ハンドパレットスケールを用いた重さによる在庫管理システム「モバイル計量器在庫管理システム」をリリースしました。

モバイル計量器在庫管理システム

URL： https://www.kamacho.co.jp/scale/3767/

フォークリフトスケール・ハンドパレットスケール

URL： https://www.kamacho.co.jp/about_mobilescale/

モバイル計量器在庫管理システム

ハンディターミナルで情報を入力

在庫管理システム

■提供背景

在庫管理は企業のコスト最適化に直結する重要な業務です。しかし多くの企業は手作業で在庫管理を行っており、作業者の負担や、業務の煩雑さ、数え間違いなどの人的ミスが課題とされています。また、近年注目を集めているIoT重量計※1を用いた重さによる在庫管理は、数を数える必要がないため、これらの問題を解決できる一方で、品番ごとに計量器が必要なことや、品物が大きい場合は計量器も大型のものが必要など、コスト面の負担が大きく小規模な事業者にとっては導入しづらい側面がありました。

こうした問題を受け、鎌長製衡では入出庫時にフォークリフトスケールやハンドパレットスケールで荷物を計量し、ハンディターミナルで品番や保管場所を紐づけることで、重さによる在庫管理を安価に実現できるシステムを開発いたしました。本システムは運搬器具自体を計量器として荷物の場所まで移動できるため、品物ごとに計量器を準備する必要がなく、固定式の台秤のように荷物を載せ替える手間も発生しません。既にお使いの在庫管理システムへの連携も可能ですので、計量器1台とハンディターミナルを準備するだけでコストを抑えて効率の良い在庫管理システムの構築が可能です。

※1：在庫管理システムにオンラインで繋がった重量計に品物を載せておくことで、重さを使って自動で在庫管理をする技術