帰ったら手洗いに直行!感染症予防にも配慮した、 子どもたちも楽しく過ごせる“住まいの動線”の工夫 ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の 最新情報を公開~
積水ハウスの様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の公開を開始しました。
お客様の戸建て住宅への想いや、商品開発への想いを、毎回テーマを設定してご紹介します。第46弾として1月13日に、“回遊動線”を工夫して、どこにいても家族を感じられる空間をつくられたご家族のストーリーを公開しました。
■「大寒」は感染症の流行期 住まいに「ウイルスや菌を持ち込まない」工夫を
新年を迎え、仕事や学校も始まり、2023年の日常が動き出しました。そして、1年で最も寒い「大寒」がいよいよ1月20日に到来します。寒さが厳しい大寒は、インフルエンザウィルスなどの感染症が流行しやすい時期です。学校や通勤などで人と会う機会が増える中、皆さんの予防対策は万全でしょうか。
感染症の本格シーズンに向けて、積水ハウス 住生活研究所では、全国の既婚男女を対象に「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」を実施しました。帰宅後まず行く場所について聞いたところ、「洗面所」が60%と最も多く、コロナ禍前より12ポイント増えました。実に、5人に3人が帰宅後「洗面所」へ直行していることになります。
また、「自宅における感染症・風邪の予防の取り組み」については、「帰宅した際、家の中のどこにも触らずにまず手を洗う」がコロナ禍前より15.4ポイント増えました。「帰宅した際、玄関で除菌や消毒をする」も12.2ポイント増えたことから、自宅内にウイルスや菌を持ち込まないようにする意識の高まりが見受けられます。
今回の調査では、コロナ禍から3年が経った今、感染症・風邪の予防が習慣化されてきていることがわかりました。住まいへの入り口となる玄関で、最低限の除菌・消毒を済ませることが、この冬を元気に乗り切るカギとなるでしょう。なお、玄関の近くに洗面や手洗いスペースがあると、帰宅時の手洗い・うがいをスムーズに行える上、部屋のドアノブに触れる前に手洗いができるため、手についた汚れを家に広げません。
このような点を考慮し、積水ハウスでは、帰宅したらすぐに手洗い・うがいが出来る、玄関続きの「洗面所」や「洗面コーナー」、そこからつながる「LDK」といった、“住まいの動線”を意識した提案をしています。今回は、工夫した“回遊動線”で、感染症予防だけでなく、子どもたちがのびのびと楽しく過ごしている積水ハウス社員のN邸をご紹介します。
■子どもたちも習慣づいた、帰ったらすぐに手洗い!効率的で快適な生活を支える“回遊動線”
3人の男の子がいるN夫妻の住まいは、玄関ホールに洗面コーナーと収納があります。洗面コーナーには、まだ小さい子どもが手洗いをしやすいよう踏み台を用意。洗面の下に踏み台をしまえるスペースも設けています。
「玄関ホールに入ってすぐに手を洗えるので、子どもたちも習慣になっています。親が言わなくても手を洗うようになりました。」と夫・H。
N邸では洗面コーナーに扉を設けていないため、汚れた手でドアノブに触れずに済みます。
動線における工夫は、ウイルスや菌を生活空間に持ち込まないことだけに留まりません。
玄関ホールから土間収納、ランドリー、洗面所、キッチンへと回遊動線をつなげることで、効率的な家事もサポートします。例えば、家族5人分の買い物の荷物を玄関からキッチンに直接入れられるほか、汚れた服をすぐに洗濯機に入れることができます。
「子どもたちが服を汚して帰ってきたとき、部屋を通らずそのまま洗濯機に入れられるので助かっています。次男はやんちゃで外でもすぐ寝転がったりするし、長男はサッカーをやっているので。」(妻・Kさん)
■動線の工夫で子どもたちにのびのびとした暮らしを
子どもたちには、のびのび育って欲しい。そんな夫・Hの想いから、3人の男の子が自由に動き回れる動線の工夫も施しています。ウッドデッキをリビングとダイニングにフラットにつなげ、天井も木質素材で揃えることで広がりを演出。広さを感じるリビングで、子どもたちはサッカーもしたりするそうです。
「人に迷惑をかけず、走り回れる環境を住まいの中につくれたことは、よかったと思います。」(夫・H)
また、子どもたちの格好の遊び場であるウッドデッキには、ダイニングとリビングの両方から出られるようにしています。シャボン玉や庭の植物の水やりがお気に入りだということです。
「一番下の子でも、自分でサッシ開けて出たりするのですが、キッチンから見渡せるので安心です。お兄ちゃんたちがいると、一緒に出て遊んでくれますし。」(妻・Kさん)
そして、元気な3兄弟の遊びの定番は、かくれんぼと宝探し。ランドリースペースを隠れ家にしたり、友達が来たりしたとき、親に見つからないようにするゲームを楽しんでいます。また、お小遣いをわざわざ隠してもらい、地図を書いて宝探しをするという遊びもしています。
「この家になって、家の空間を使って遊ぶことが増えました。“どこかに隠して宝の地図にして渡して!”と子どもに言われて大変ですが、頑張って隠します(笑)。」と妻・Kさん。
夫・Hも「子どもが遊んでいるのを見ることが楽しい。」と、成長を見守ります。
■家族を感じられるLDKには仕掛けがいっぱい
さらに、ダイニングにもいろいろな仕掛けが。
階段下からつながる約4.5メートルの長いベンチは、ダイニングテーブルの椅子にもなれば、足を入れられる掘り込みを利用して、子どもたちのスタディスペースにもなります。
「スタディスペースは机として使ってもいいし、座っても寝転んでも。好きに使えるようにと考えました。」(夫・H)
ベンチの下は収納になっていて、学校の道具やおもちゃの置き場所に。階段の下に本をしまえる木製ファイルスタンドを置き、壁には学校の時間割などを貼っています。
「時間割を見て準備をするのも、小学校や幼稚園に行く準備をするのも、ここで完結します。」(妻・Kさん)
■ステージリビングはピアノの練習スペースや子どもの遊び場として活躍
ダイニングから2段のステップを上がったところには、ステージリビングを設置。
長男・Hくんが習っている電子ピアノを置いています。ピアノの上にはライトがあるため、発表会の前には、本当のステージさながらで練習しています。その横では、弟がおもちゃを広げて遊んだりすることも。
「ここにピアノを置けば、私も練習を見てあげることができます。実際、長男が練習していると弟たちも聞いていて、時々弾いてみたりします。みんなのいる所にピアノがあって、音楽に触れる機会ができてよかったなと思います。」(妻・Kさん)
■“回遊動線”でどこにいても家族を感じられる空間に
回遊動線を工夫したN夫妻のお住まいは、各エリアがつながっているため、どこにいても家族を感じられる空間となっています。そのため、子どもたちがのびのびと育っていく姿を見ながら生活することができます。
回遊動線は、ただ暮らしを効率的に快適にするだけでなく、家族で楽しく過ごすためにも重要なポイントです。皆さまも住まいづくりの際には、こうした点を踏まえ、間取りや動線を検討してみてはいかがでしょうか。
【今回ご紹介した調査はこちら!】
積水ハウス 住生活研究所
住生活研究所「自宅における感染症・風邪の予防意識・行動に関する調査(2022年)」
調査期間 :2022年8月19~22日
集計対象人数:573人
集計対象 :全国の20~60代の配偶者と同居する既婚の男女
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2022/20221027/
積水ハウス 住生活研究所
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