マンション政策の齊藤広子氏、戎正晴氏登壇! マンション管理組合主体の大規模修繕工事の進め方! 「納得して頼みたい」そんなあなたをサポートします! 「マンション管理適正化セミナー」を開催
新たな工事手法の紹介、マンション政策の最新情報など、管理組合に役立つセミナーです。 2023年1月21日13時30分オンライン配信あり
2023.01.18 13:00
一般社団法人マンション適正管理サポートセンター(大阪市、代表:小野 利行、以下 MTS)は、2023年1月21日(土)に、ホテル新大阪(東口ステーションビル)の会場とオンラインにて「マンション管理適正化セミナー」を開催します。日本のマンション政策に携わる齊藤 広子氏、戎 正晴氏の他、国土交通省近畿地方整備局住宅整備課長の湯浅 翔氏が登壇。マンション政策の最前線にいる講師陣による情報からMTSで考案した「プロポーザル+総合評価落札方式」の事例などを紹介し、2022年4月に施行された「改正マンション管理適正化法」によって、今後マンション管理や大規模修繕工事をどのように取り組む必要があるのか、マンション管理組合にとって示唆に富む内容で開催を予定しています。
全国のマンション管理組合、地方自治体のマンション政策部署の方々にも視聴できるよう、ZoomやYouTubeを利用したオンライン配信も準備しています。
【セミナー申込ページ】 https://www.mansion-support.jp/20230121/
【セミナー配信予定YouTubeチャンネル】 https://www.youtube.com/@mansionkanri
■「プロポーザル+総合評価落札方式」について
「プロポーザル+総合評価落札方式」は、マンション大規模修繕工事において工事価格だけでなく、工事業者からの技術提案や企画など価格以外の面も評価の対象とし、費用対効果(コストパフォーマンス)の優秀さを競う方式です。国や地方などの公共工事での採用されている「総合評価落札方式」をマンション大規模修繕工事でも利用できるようMTSが考案している工事手法であり、国土交通省の「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」に「プロポーザル方式(総合評価型)」として新たに記述されている。
「プロポーザル+総合評価落札方式」のメリットとして、以下が挙げられる。
・管理組合の要望に沿った工事が実施できる
・工事会社の提案力・企画力を比較できる
・公募工事業者それぞれで提案内容が異なるため、談合させず適正価格の発注ができる
・管理組合主導で進めるため、不動産管理者の自覚が生まれる
■開催セミナーについて
【開催概要】
イベント名:マンション管理適正化セミナー
「管理組合主体の大規模修繕工事の進め方!」
開催日時 :2023年1月21日(土)13:30~16:30(受付13:00~)
開催場所 :東口ステーションビル(ホテル新大阪)
(大阪市東淀川区東中島1丁目20−33)
参加費 :無料
定員 :50名
主催 :一般社団法人マンション適正管理サポートセンター
後援 :国土交通省近畿地方整備局、大阪府、兵庫県、
独立行政法人住宅金融支援機構、
公益財団法人マンション管理センター、
神戸市中央マンション交流会
【プログラム】
13:30~13:45 開会のあいさつ
13:45~14:30 第1部 講演 湯浅 翔氏
(国土交通省近畿地方整備局 建政部住宅整備課 課長)
マンションの管理適正化と再生円滑化に向けた取り組み
14:30~15:05 第2部 講演 齊藤 広子氏(横浜市立大学国際教養学部教授)
管理不全にしないためにマンションの管理組合の運営の仕方
15:15~15:55 第3部 講演 戎 正晴(MTS副会長 弁護士)
「マンション管理適正化法の改正」で変わる
マンションのライフマネジメント
15:55~16:25 第4部 講演 小野 利行(MTS会長 一級施工管理技士)
「プロポーザル+総合評価落札方式」が変えるマンション管理組合
16:25~16:30 閉会のあいさつ
※プログラムの内容は予告なく変更となる可能性がございます。
※第2部の齊藤広子氏はオンラインの講演となります。
【お申し込み方法】
1. セミナー詳細ページ( https://www.mansion-support.jp/20230121/ )より必要事項を記入し、お申し込みください。
※Zoom、YouTubeでのオンライン参加の申し込みはセミナー前日の1月20日まで可能です。
2. Zoomでの参加の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレス宛に後日視聴用のURLをお送りします。
■セミナー登壇者
・湯浅 翔氏
国土交通省 近畿地方整備局建政部 住宅整備課 課長
・齊藤 広子氏
横浜市立大学国際教養学部 国際教養学科 都市社会文化研究科 都市社会文化専攻 教授
【略歴】筑波大学第三学群社会工学類都市計画専攻卒業。英国ケンブリッジ大学研究員、明海大学不動産学部教授を経て、2015年より現職。マンション長寿命化協議会座長、住宅履歴情報蓄積等を務める。学術博士。工学博士。不動産学博士。
《著書》「新・マンション管理の実務と法律 : 高齢化、老朽化、耐震改修、建替えなんて怖くない!」他多数
《受賞》日本マンション学会研究奨励賞、都市住宅学会賞(論文)、日本不動産学会業績賞、他多数
・戎 正晴
一般社団法人マンション適正管理サポートセンター副会長
弁護士、政策研究大学院大学客員教授
【略歴】マンション、団地法制、災害復興法制に取り組む。阪神・淡路大震災では被災マンションの再建復興に尽力。国交省「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」「マンション管理の新制度の施行に関する検討会」、神戸市「タワーマンションのあり方に関する研究会」等委員を歴任。2022年4月改正「マンション管理適正化法・マンション建替円滑化法」検討会委員。管理組合は法改正により、タワマン問題を含め、より主体的、計画的、かつ、適正に維持管理を行うため所有者責任を有効活用するべきとする思いを込めて、「自ら」を明文化し適正化法に関与した。
・小野 利行
一般社団法人マンション適正管理サポートセンター会長
一級建築施工管理技士、管理技術資格者
【略歴】長年大手ゼネコンの建築技術者として活躍後、JR西日本系列建設会社に勤務。鉄筋コンクリートへと改築した大阪市内の文化的建造物は「大阪府芸術賞を受賞」。新築再生工事に従事するなど手がけた建造物は多岐にわたる。現在は刑務所に出向き出所予定者への社会復帰事業「日本財団 職親プロジェクト」の講師を務めるなど社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。
■一般社団法人マンション適正管理サポートセンターについて
マンション管理組合を支援し、管理組合の主体的な意思決定による大規模修繕工事を行う仕組みを普及させることを目的に設立された一般社団法人です。「プロポーザル+総合評価落札方式」を考案し、その工事を支援する一級建築士やマンション管理士からなる「サポーター」を組織し、マンション管理組合を支援する体制も構築している。
またMTSでは、2022年5月に国土交通省より「マンション管理適正化・再生推進事業(マンションの新たな維持管理の適正化・再生推進)」の採択を受け、「プロポーザル+総合評価落札方式」を通した管理組合の運営・維持管理の適正化を、支援する取り組みを行っており、本セミナーもその一環のものとなっている。また、2月にも神戸市で神戸市中央マンション交流会との共催セミナーも予定しており、全国への普及の足掛かりにしたいと考えている。
■会社概要
法人名 : 一般社団法人マンション適正管理サポートセンター
所在地 : 大阪市淀川区西中島5-14-5
代表 : 小野 利行
事業内容: 分譲マンション管理組合の運営を支援する活動、
大規模修繕工事のサポート業務
設立 : 2019年8月5日