クリエイティブワーク市場向けに環境に配慮した 24.1型モニターを発売、USB Type-C搭載で利便性を向上

2023.02.02 15:15

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EIZO株式会社(本社：石川県白山市、代表取締役社長：実盛祥隆)は、USB Type-C(R)端子を搭載した24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2400S」を2月24日に発売します。価格はオープン価格※です。

※オープン価格の製品は標準価格を定めていません。

【参考価格】EIZOダイレクト販売価格　108,900円(税込)

ColorEdge CS2400S

1. 概要

ColorEdge CS2400S(以下CS2400S)は、現行の24.1型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2420-Z」の後継機種で、デジタル写真やイラスト、デザイン制作を行うユーザー向けのスタンダードモデルです。前機種からの進化ポイントとして、入力端子に新たにUSB Type-Cを搭載。ノートPCとUSB Type-Cで接続することで、画面表示、USB信号の伝送に加え、ノートPCへの70Wの給電が可能です。

環境配慮の取組みとして、ColorEdgeシリーズでは初めて製品を保護する梱包材に段ボールや新聞紙をリサイクルしたパルプ緩衝材を採用しました。ケーブルも、ビニール袋の代わりに紙で保護するなど、脱プラスチックを推進しています。また、プリント基板や基板内部の部品には、ハロゲンフリー材を採用するほか、使用時の消費電力の低減も実現しています。

Adobe RGBを99％カバーする広色域表示や、キャリブレーション対応など、優れた色表示を実現する各種性能は、前機種を踏襲しています。

2. 主な特長

＜前機種からの進化ポイント＞

■USB Type-Cを搭載し、ケーブル1本でノートPC接続・70W給電が可能

ノートPCとUSB Type-Cケーブル1本の接続で、ノートPCへの70Wの給電、映像の表示、USB信号の伝送が可能。MacBook等のノートPCにも給電でき、電源アダプタを接続する必要がないので、作業をすぐに快適に始められます。

USB Type-C対応、ノートPCに給電

■環境に配慮した製品開発への取組み

CS2400Sは、2021年6月のRadiForceシリーズ、2022年6月のFlexScanシリーズに続き、ColorEdgeシリーズでは初めて、製品を保護する梱包材にパルプ緩衝材を採用しました。ColorEdgeシリーズにも採用を開始することで、脱プラスチックに向けた取組みを推進します。また、標準消費電力を前機種より低減。プリント基板や基板内部の部品にはハロゲンフリー材を使用しています。このように、製品の生産・出荷・使用、あらゆる場面において環境負荷低減に努めています。

製品を保護する梱包材にパルプ緩衝材を採用

■筐体デザインを刷新

筐体デザインを圧迫感のない、ノイズレスなデザインに一新しました。また、側面には4つのUSBポートが使いやすく配置されています。近年のUSBポートの少ないノートPCとの接続時に便利です。

■出荷時のモニターの表示状態を測定した結果を記した調整レポートを同梱

CS2400Sはプロフェッショナル向けのCGシリーズ同様に、出荷時のモニターの表示状態を測定した結果を記した調整レポートを同梱しています。

＜前機種を踏襲する特長＞

■Adobe RGB色域を99％カバーする広色域表示

Adobe RGBをほぼカバーする広色域対応。Adobe RGBで撮影・現像したデータの色を正しく表示できます。例えば鮮やかな青空、新緑の緑色など、sRGB相当の一般的なモニターでは再現しきれない色まで忠実に再現します。また、印刷業界の標準色であるJMPAカラー、Japan Colorもカバーしているので、印刷前から出力紙の色味をモニター上で確認できます。