心の病を抱えた方、引きこもりの方の新しい居場所を作るため「Good Morning」にてクラウドファンディングを開始

～利用者さんも大募集！～

2023.02.07 14:30

就労継続支援B型しろつめ(所在地：埼玉県狭山市、代表：畑美由紀)は、就労継続支援B型の作業を充実させることを目的に2023年1月16日より「Good Morning」のクラウドファンディングを開始しました。

【プロジェクト開始の背景】

就労継続支援B型という障害のある方の働く訓練場であり、日中を過ごす居場所である施設を狭山市の柏原という周りに同業のいない地域に設立しました、これは今まで施設を使いたくても使えない方々でも通えるように新天地開拓の意味を持って場所を選びました。狙い通り、今まで施設を利用したことがない方々がたくさん利用され始めています。ここで利用者さんの働く訓練の種類を増やし、本人が社会復帰するイメージをより濃く持てるようにいろいろなことができる環境を整備したい。そういった思いで実施いたします。

【プロジェクトの特徴】

1) 解決したい社会課題・地域福祉の充填

しろつめのある埼玉県狭山市では就労継続支援B型事業所だけでなく福祉サービスに繋がれていない精神障害者の方だけでも3,000人以上いらっしゃいます。一人でも多くの方に居場所と仲間を提供したいと思い始めました。

もちろん、就労継続支援B型の施設がすべてを解決できる訳ではありませんが最初の1歩になることが多い場所ではあります。

特に就労継続支援B型を選ばれる場合、「体調がなかなか安定しない」「働いても長く続かない」「就職したいが何をすればいいかわからない」と言った方が繋がることが多い場所です。この中で特にしろつめでは「体調がなかなか安定しない人」「就職したいが何をすればいいかよくわからない人」を中心に受け入れています。

しろつめには1日に3回の送迎があります。これは市内ではしろつめでしかやっていないことです。3回の送迎の内訳は朝・昼・夕となっています。そう、お昼に送迎があるというのは「体調がなかなか安定しない人」でも半日から利用できることで施設利用がしやすくなるメリットがあります。また、時間についても午前だけ、午後だけと、どちらでも選べることから「生活リズムが安定していない人」も利用できる強みであります。最初の1歩のハードルを下げ、今まで福祉サービスを利用できていなかった人が利用できるように受け入れていくことが最大の目標であります。

B型の施設を初めて探そうとする方にこんな選び方があると教えているサイトがあるのですがそのサイトによると(引用先：リタリコ仕事ナビ・就労継続支援B型とは？作業内容や工賃の額、対象者、利用手続きなどを解説します https://snabi.jp/article/15#4la3d )「作業内容は自分に合っているか」「体調に合った勤務時間が選べるか」「事業所の雰囲気はどうか」と3つのポイントが出てきます。このうち、「作業内容は自分に合っているか」の間口を広げるためにもいろいろな作業を提供できるようになりたいのです。

活動内容については職員・利用者さん皆で持ち回り更新しているブログもご覧ください。

しろつめブログ(開所日毎日更新)

2) 狭山市における障害福祉の発展

市内に就労継続支援B型は8施設でした。9施設目としてしろつめが開所しました。市内を横断する入間川の北側を中心にまだ福祉サービスに繋がれていない人を一人でも多くの人たち誘い出したい。しろつめ自体の知名度を上げ、まだどこにも繋がっていない利用者さんを一人でも多く、仲間の元へ届けたい。その為にもたくさんの人に「しろつめ」を知っていただく必要があります。