棟換気総合メーカーの株式会社トーコー（本社：奈良県生駒市、代表取締役：西田敏典）は、棟換気のノウハウを活かし、軒裏から小屋裏への給気・排気を行う換気部材として、軒ゼロ住宅用・軒裏換気部材 「エアラインNZ」を開発し、2月15日（水）に発売します。

軒ゼロ住宅用・軒裏換気部材 「エアラインNZ」は、軒裏準耐火構造における45分準耐火認定と60分準耐火認定の大臣認定をそれぞれ取得し、防火地域や準防火地域において安心してご使用いただける「耐火」性能を有した商品ラインナップとしました。

また、従来の技術では「耐火」「換気」「防水」といったトレードオフの関係にある性能を同時に実現することは困難だと言われていましたが、当社開発の特許技術により３つの性能を同時に高いレベルで実現することができました。

更に、「エアラインNZ」は、下地のばらつきを吸収し、位置決め、取り付けが簡易に行える「省施工」性能も同時に実現することができます。

エアラインNZは、「外壁アンダースライド構造」と「三角ブリッジ」という二つの特許構造により、耐火・換気・防水・省施工という異なる性能値を同時に高いレベルで実現できる製品です。

三角ブリッジは、切り起こし断面を三角形状にした当社独自の特許技術です。
大きな換気口面積を有しながら空気の流れをコントロールすることで防水性能を向上させ、換気性能と防水性能を同時に向上させます。

また、外壁アンダースライド構造は、防水性能、耐火性能、施工性能の異なる３つの性能を同時に向上させる特許構造です。

住宅の耐久性を高める小屋裏換気には、給気と排気の違いにより次の２種類の給排気方式があります。
軒裏から給気し軒裏から排気する“軒-軒給排気方式”と軒裏から給気し棟から排気する“軒-棟給排気方式”です。
“軒-軒給排気方式”は入り口と出口が同じであり、また暖かい空気が小屋裏頂部に滞留してしまうため、小屋裏全体を換気しにくいという欠点があります。

当社が推奨する“軒-棟給排気方式”は、入り口と出口は別々に設け、更に出口を棟頂部に付けることにより、効率よく小屋裏全体を換気することが出来ます。
“軒-軒給排気方式”と比べ“軒-棟給排気方式”は、3.6倍の効率で小屋裏を換気することが出来ます。

軒裏換気部材「エアラインNZ」は、当社の棟換気商品と一緒に使用することで、より安心でより快適な小屋裏環境を実現します。

上記の専用役物に品番の＊＊には＜　＞内の色品番が入ります。ご発注の際はご注意ください。

株式会社トーコー　商品開発部　森村
TEL：0743（71）0151
FAX：0743（71）0551

商号　　：株式会社トーコー
代表者　：代表取締役　西田敏典
所在地　：〒630-0142　奈良県生駒市北田原町1208番6号
創業　　：昭和21年9月
事業内容：主に住宅の屋根・壁まわりに使用される製品の開発・製造・販売を行う建築資材メーカー
URL　　：https://www.metal-toko.co.jp/