≪伝統工芸~SDGsまで≫ 七宝・ガラス造形作家「長谷川淑子アートワーク展」を 大阪・阪神梅田本店にて3/8~3/14の期間に開催
~おもちゃ箱をひっくり返したような作品群が楽しめる~
2023.02.16 10:30
七宝・ガラス造形の長谷川淑子七宝工房(所在地:113-0021 東京都文京区本駒込6-5-5)は、2023年3月8日(水)~3月14日(火)に、「長谷川淑子アートワーク展 1978年~2023年」を大阪・阪神梅田本店8階ハローカルチャー2にて開催いたします。
「長谷川淑子アートワーク展」詳細: https://yoshikohasegawa.com/1218/
案内状
【展示概要】
過去60年、七宝焼をスタートとして独自の技法を追求し、ガラス造形作家として創作活動をする中で生まれた長谷川淑子のアート作品を時系列に展示いたします。
昨今SDGs(持続可能な開発目標)という言葉を目にすることが多くなりましたが、今から30年前、地球環境破壊が問題視され始めた頃から、この問題に関心を持ってきました。
今回の個展では、国連環境計画(UNEP)親善大使でもある歌手の加藤登紀子さんと一緒に作った持ち歩きの箸(Hashi in Bag) や、それをきっかけに制作した箸のインスタレーション、利休箸のボディジュエリー、リサイクルアートとして、飲料缶プルトップ、宇津救命丸の瓶、洗濯ばさみのチョーカーなど環境保護と遊び心をテーマにした作品も数多く展示いたします。
【展示作品一部紹介】
花箪笥
■花箪笥
日本の伝統的な美術工芸・漆と七宝を組み合わせ誕生した技法「うるしっぽう」で制作したミニ箪笥(たんす)。
栄養と料理
■栄養と料理
伝統や世間一般の七宝のイメージから脱却すべく、シルクスクリーンを七宝に焼き込んだ「シルクスクリーン七宝」という技法を用い、食べ物をモチーフにした作品。
持ち歩き箸
■持ち歩き箸
以前流行した「マイ箸」を先取りして1990年代に制作。
箸頭に、シルクとパールの輝きを持つガラス技法「きらえくら(特許登録済)」を使用。
草原の最後の輝き
■草原の最後の輝き
多数の箸が並ぶ基板を草原に見立て、独自のガラス技法(きらえくら)を使った雲から酸性雨が降る様子を描いたインスタレーション。酸性雨の影響で森や草原が減少してゆくのを心配する気持ちから生まれた。
Save the Earth~ウルトラマンは地球を救えるか
■Save the Earth~ウルトラマンは地球を救えるか
「美しい青い地球がいつまでこの状態を保てるのだろうか?」「ウルトラマンのような救世主でも現れない限り難しいのだろうか?」と地球環境の将来を憂いながらもユーモアを交えて制作した作品。
(左)利休箸アートウェア、(右)プルトップネックレス
■(左)利休箸アートウェア、(右)プルトップネックレス
昔は飲料缶のプルタブが切り離されていたため、道端に捨てれられ、環境問題になっていた。このような小さな、ともすれば見過ごされ捨てられてしまうものでも、集積して手を加えると、不思議と秘められた美しさを発揮することを発見し、ジュエリーに仕上げてみた。今まさに、知恵と工夫で、様々なものを再利用すべき時代がやってきている。
【「長谷川淑子アートワーク展」概要】
開催日時: 3月8日(水)~3月14日(火) 10:00~20:00 (最終日のみ17:00終了)
会場 : 阪神梅田本店8階 ハローカルチャー2
〒530-8224 大阪市北区梅田1丁目13番13号
アクセス: JR大阪駅 徒歩2分、阪急「大阪梅田」駅 徒歩5分
入場料 : 無料
詳細URL : https://yoshikohasegawa.com/1218/
【プロフィール】
長谷川淑子(はせがわ・よしこ)
大阪生まれ。京都教育大学西洋画科卒業。在学中より七宝を始める。
1970年から現在まで、国内、国外(スイス、ドイツ、ウィーン、フランス、中国、ニューヨーク、L.A、ヒューストン、ツーソン、シカゴ、韓国、ミラノ等)で個展、グループ展多数開催。
シルクスクリーン七宝、うるしっぽう(R)、ガラス胎七宝(ヴィトレマイユ(R))、きらえくら(R)など、独自の研究・開発を行い、アクセサリー、アート作品を制作している。
長谷川淑子七宝工房主宰、七宝造形グループ「花白組」組長。
著書に「七宝焼」「新しい七宝」「ガラス胎七宝」「七宝アクセサリー」他多数。
URL: https://yoshikohasegawa.com
【本プレスリリースに関するお問合せ先】
長谷川淑子七宝工房
TEL : (03) 5976-5481
FAX : (03) 5976-5491