【界 アルプス】信州の豊かな水に育まれた伝統工芸『松崎和紙』で水うちわづくり体験を開催~職人、生産者と行うご当地文化体験「手業(てわざ)のひととき」3年目に突入~|期間:2023年4月1日~7月20日
北アルプスの麓にたたずむ温泉旅館「界 アルプス」では、2023年4月1日から7月20日の平日に、「豊かな水に育まれた伝統工芸『松崎和紙』で水うちわづくり体験」を開催します。長野県大町市の伝統工芸「松崎和紙」を継ぐただ一人の職人、腰原(こしはら)修一氏から松崎和紙のルーツを学び、和紙を漉(す)いて水うちわをつくる体験です。完成したうちわを敷地内の小川で浸して扇げば、風流な夕涼みが過ごせます。信州の水の豊かさ、身近な紙の手仕事を知ることができるひとときです。本取り組みは2021年より界全施設で開催している、職人・生産者と行うご当地文化体験「手業のひととき」の一環で、今年3年目を迎えます。
「手業のひととき」とは
「手業のひととき」とは、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々に出会い、お客様がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ったりできるご当地文化体験です。「界」では、ブランド発足以来、「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供しています。界のスタッフは職人や作家、生産者の方々から、ご当地の文化や手仕事を教わり、その地域に一層愛着を感じるという経験を重ねてきました。その経験を元に、お客様にも、ぜひ地域の文化を継承する職人や作家、生産者の手業に触れて欲しい、という思いで「手業のひととき」を2021年より開催しています。これまでに界全体で700名を超える利用がありました。
詳細URL : [https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/]{https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/}
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松崎和紙とは
長野県大町市の伝統工芸。1042年、和紙の原料である野生の楮(こうぞ)と楡(にれ)の皮を使用して、国宝・仁科神明宮の祭事用に製造したのが始まりといわれます(*)。その後、農閑期の副業として、紙すきの技術が伝承され、松崎地区の産業として広まりました。大町市南部を流れる高瀬川の良質な水と、丈夫な和紙をつくる植物などの豊富な資源に恵まれていたことが発展の理由とも。時代の変遷とともに手漉き職人は減少し、現在では僅かになっています。
*出典:信州松崎和紙工業 [https://www.shinshu-matsusakiwashi.com/]{https://www.shinshu-matsusakiwashi.com/}
*出典:信州松崎和紙工業 [https://www.shinshu-matsusakiwashi.com/]{https://www.shinshu-matsusakiwashi.com/}
「手業のひととき」を担当する職人 信州松崎和紙工業 腰原修一氏
<プロフィール>
90年続く信州松崎和紙工業の3代目。今では、大町市で唯一の現役紙漉き職人。大町市で採取した天然の葉や花を漉き込んだ、温かみある和紙作りが特徴。植物の採取から、植物の色を保つ特殊処理、紙漉きまで、あらゆる行程をほぼ一人で行う。界 アルプスの客室のあたたかみのある和紙製の明り採り障子や灯籠なども手掛けている。
<コメント>
「手業のひととき」を担当させていただく、信州松崎和紙の腰原と申します。平安の昔から当地における手漉和紙の技術を継承している職人です。昨今の伝統工芸をとりまく環境は大変厳しいものがあり、日本の手漉和紙業界も例外ではありません。今回このような企画をしていただき、少しでも関心を持たれた皆様と、短い時間ではありますが、一緒に創作を楽しみ、普段感ずることの出来ない体験を共有させていただけることに感謝し、これからの伝統工芸の在り方を私自身探ってみたいと思います。どうか興味のある方は、是非御参加していただければ幸いです。
丈夫な松崎和紙で水うちわ作り
地元の楮を用いて作る松崎和紙は丈夫なことで知られ、耐久性に優れています。その特性を活かし、腰原氏の手ほどきを受けて、松崎和紙の水うちわ作りを体験します。まず、原料が入った水槽で和紙漉きを行うことからスタート。漉いた和紙に、草木の葉や花などの天然素材を思い思いにレイアウトします。水分を切り、一晩乾燥させると松崎和紙が完成です。翌朝、うちわの骨組みに和紙を貼り付け、最後に表面に水うちわ専用の塗料を塗って仕上げます。完成したうちわは、水に浸して扇げば涼やかさ満点。館内の中央を流れる小川で足水をしながら、涼を取るのがおすすめです。
体験の前後に松崎和紙に触れる
界 アルプスの客室の明り採り障子や行燈には、腰原氏が製作した松崎和紙が使われています。光を通して天然の和紙の風合いを感じることができ、漉き込まれた木の葉があたたかい雰囲気を演出します。また、体験後には車で約30分の国宝・仁科神明宮の参拝がおすすめです。松崎和紙発祥の地といわれる神社で、しめ縄や御朱印に使用する紙、「和守」と呼ばれるお守りにも松崎和紙が使用されています。
モデルスケジュール
<1日目>
15:00 ご当地楽 囲炉裏を囲み田舎体験
16:00 温泉いろは
16:30 温泉入浴
17:30 会席料理を味わう
20:00 「松崎和紙」の和紙作り体験
15:00 ご当地楽 囲炉裏を囲み田舎体験
16:00 温泉いろは
16:30 温泉入浴
17:30 会席料理を味わう
20:00 「松崎和紙」の和紙作り体験
<2日目>
08:30 朝食
10:00 手業のひととき「松崎和紙」で水うちわづくり体験
11:00 終了
12:00 チェックアウト
08:30 朝食
10:00 手業のひととき「松崎和紙」で水うちわづくり体験
11:00 終了
12:00 チェックアウト
「豊かな水に育まれた伝統工芸『松崎和紙』で水うちわづくり体験」概要
■期間:2023年4月1日~7月20日の平日
■時間:宿泊初日20:00~21:30 宿泊翌日10:00~11:00
■料金:1名 7,000円(税込、宿泊費別)
■定員:1日2組 *1組2~4名
■予約:[公式サイト]{https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/}にて7日前までに要予約
■時間:宿泊初日20:00~21:30 宿泊翌日10:00~11:00
■料金:1名 7,000円(税込、宿泊費別)
■定員:1日2組 *1組2~4名
■予約:[公式サイト]{https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/}にて7日前までに要予約
「界」とは
「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。2022年11月には、21施設目となる「界 出雲」が島根県・出雲ひのみさき温泉に、22施設目となる「界 雲仙」が長崎県・雲仙温泉に新規開業しました。
[https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/]{https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/}
[https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/]{https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/}
界 アルプス(長野県・大町温泉)
「信州の贅沢な田舎体感」をコンセプトにした温泉旅館。雪国のアーケード「雁木(がんぎ)」に沿って客室や温泉棟が建ち並び、囲炉裏でのもてなし、冬にはかまくらやかんじきでの雪遊びなど、信州の文化に触れることができます。大浴場では四季折々の景色を愛でながら湯浴みを楽しめます。
〒398-0001 長野県大町市平2884-26/客室数 48室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/}
〒398-0001 長野県大町市平2884-26/客室数 48室
[https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/]{https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/}
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