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往年のアナログ・サウンドからデジタル・サウンドまで 多彩な音作りを楽しめるコンパクトなシンセサイザーを発売

~50年の歴史を持つシンセ「SHシリーズ」の最新モデル。 直感的な操作性と豊富な機能で、個性的な音作りも自在~

2023.02.23 17:00

ローランド株式会社は、人気のアナログ・シンセから最新のデジタル・シンセまで、幅広いサウンドを一台で生み出すデスクトップ・シンセサイザー『SH-4d』を、2023年3月10日(金)に発売します。


『SH-4d』


『SH-4d』使用イメージ


●ここがポイント

・クラシックなアナログ・シンセサイザーから最新のデジタル・シンセサイザーまで、さまざまなシンセ・サウンドを一台で楽しめる

・コンパクトなボディに11種類の「オシレーター・モデル」を内蔵。豊富なつまみやスライダー、コントロール機能で本格的な音作りが可能

・サウンドにこだわるミュージシャン/クリエイター、マニアックなシンセ・ファンにもおすすめ


製品の詳細はこちら:https://www.roland.com/jp/products/sh-4d/

製品の動画はこちら:https://youtu.be/PsTIaiNHpVw


品名 : デスクトップ・シンセサイザー『SH-4d』

価格 : オープン価格

発売日: 2023年3月10日(金)

初年度販売予定台数(国内/海外計):5,000台



現在のポップ・ミュージックやクラブ・ミュージックでは、「太く温かい」と言われる独特のサウンドや、つまみを操作して直感的な音作りができることから、往年のアナログ・シンセサイザーが根強い人気を誇っています。楽曲制作においては、その特徴的なアナログ・サウンドと、最新のデジタル・シンセサイザーのサウンドが併用されています。しかしながら、アナログ・シンセは一般的に高価で、状態が安定しない場合もあります。そのため、音作りにこだわりたいクリエイターやミュージシャンでも、アナログ・シンセは気軽に導入できない悩みがありました。


今回発売する『SH-4d』は、初代モデル「SH-1000」以来、現在でも人気の高いローランドのシンセサイザー「SHシリーズ」のコンセプトを継承。50年にわたるシンセサイザーの研究開発で培った独自技術によってアナログ・シンセの特徴を再現し、さらに発展させたサウンドを搭載しています。さらに、デジタルならではの個性的なシンセ・サウンドも装備しています。加えて、こだわりの音作りを可能にするエフェクトなどのツール、ストレスなくスムーズで直感的な操作性を、コンパクトなボディに凝縮。新しい音作り体験を提供し、ライブステージやスタジオだけでなく、限られたスペースでの楽曲制作でも活躍します。オリジナリティのあるサウンドで楽曲を制作したいクリエイターや、新しいサウンドを取り入れたいミュージシャンに最適です。


『SH-4d』には、11種類の多彩なオシレーター・モデル(音色の基礎となる波形を作り出す発振器を再現したモデル)を搭載。ビンテージ・アナログ・シンセの特徴を継承し発展させた「SH-4d MODEL」は、ジャンルや用途を選ばず幅広く活躍します。また、「WAVETABEL MODEL」は、エレクトロニック・ミュージックで使われる過激な変化から、80年代風のクラシックなサウンドまで対応する、デジタルならではサウンドを生み出します。さらに、往年のローランド・シンセ「SH-101」と「JUNO-106」のオシレーター・モデルも内蔵。直感的に操作できるパネル設計でアイデアを素早く具現化し、ストレスなくスムーズな音作りを行うことができます。


ローランド初のシンセサイザー「SH-1000」


『SH-4d』使用イメージ2



【さらに詳しく】


●多彩な音作りを実現する11種類のオシレーター・モデルとリズム・パート


「SH-4d MODEL」:

「SH-2」、「SH-101」など歴代の「SHシリーズ」の特徴を継承して発展させた新開発のオシレーター・モデル。


「SH-4d MODEL」


「SH-3D MODEL」:

「SH-4d MODEL」の4つのオシレーターのうち1つをLFOとして使用可能で、より複雑な動きを持つサウンドを生み出す際に非常に便利です。


「CHORD MODEL」:

ワン・ノートでコード演奏ができるユニークなオシレーター。コードをリアルタイムで変化させることが可能です。


「CROSS FM MODEL」:

豊富な倍音成分を含む特徴的なサウンドを生み出します。


「WAVETABLE MODEL」:

パネル上のスライダーを使い、再生ポイントや波形を自在に変化させることができます。


「DRAWING MODEL」:

波形そのものを画面の中で自由に書き換えることで、音色に変化を与えることが可能です。


「DRAWING MODEL」


「RING MODEL」/「SYNC MODEL」:

うねるようなシンセ・リード、個性的なベルなどのサウンドを生成可能です。


「SH-101 MODEL」/「JUNO-106 MODEL」:

ローランドのモデリング技術により、『SH-4d』に合わせてチューニングした往年のシンセ・サウンド。


「PCM MODEL」:

アコースティック・ピアノやエレクトロニック・ピアノといった、実用性の高い波形を用意。


「RHYTHM」:

ドラム専用パートを備え、さまざまなジャンルで即戦力となるドラム・キットが用意されています。



●高品位でユニークなサウンド・デザイン


直感的に操作できるパネル・デザイン


32個のつまみと4本のスライダー、効率的に配置した多機能ボタンによりトーンを作成し、すぐにパフォーマンスが可能。強力なマトリクス・セクションでは、LFOやエンベロープ、または外部 MIDIソースを使用してMODELパラメーターのモジュレートが可能。つまみへのアサインも簡単にでき、詳細な設定も直感的に行うことができます。『SH-4d』には、モーション・センサーを内蔵。パフォーマンスしながら本体を持ち上げて、物理的な動きでサウンドの調整が可能です。



●多彩で強力なエフェクト


エフェクト・セクション


トーンやパターンをイメージ通りのサウンドに仕上げることのできる多彩なエフェクトを搭載。制作やパフォーマンス中にエフェクト・タイプの呼び出しやパラメーターの調整、センド・レベルの設定などを素早く行えます。各シーケンサー・パートに95種類のエフェクト・タイプから選択可能な専用のMFXプロセッサーを搭載。フィルターやドライブ、Lo-Fiエフェクトから、ディレイ、ピッチ・シフター、フェイザー、フランジャー、定番のJUNOコーラスまで、あらゆるスタイルに最適なエフェクトを備えています。 さらに、ミックス全体にかかるコーラス、ディレイ、リバーブのほか、各パートのセンドコントロールとオン/オフの切り替えボタンを装備。パターン出力用のMFXプロセッサーに加えて、ミックス全体を微調整するためのシステムEQとコンプレッサーも搭載しています。



●より高度な演奏や楽曲制作が可能


外部機器や楽器と接続可能


シーケンサーを使用して、思いついたアイデアをコンパクトなループにしたり、それを拡張して楽曲に仕上げることも簡単です。最大60音のポリフォニーに対応し、単体で十分にアイデアを形にすることができます。5ピンMIDI I/Oや専用のクロック入力、外部の楽器と接続するための3.5mmステレオオーディオ入力を装備。拡張したハードウェア・セットアップでのサウンド・モジュール、コントローラーとしても活用できます。



●主な仕様

『SH-4d』

外形寸法:360(幅)×195(奥行)×66(高さ)mm

質量  :1,780g(電池を除く)

電源  :USBバス電源(USB Type-C端子)、

     もしくは単3形電池×4(ニッケル水素電池/アルカリ電池)

付属品 :USB Type-C to USB Type-Aケーブル、アルカリ電池(単3形)×4



●製品画像


『SH-4d』トップパネル1


『SH-4d』トップパネル2


『SH-4d』リアパネル


『SH-4d』イメージ



※ 画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/1020/ よりダウンロードいただけます。

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