シンガポールEnerScale、 太陽光パネルの劣化と汚れを分析可能なツール EnerScale for PV Condition Toolsを提供開始
太陽光パネルの劣化率と汚れ率を推定・数値化
シンガポール発のサービスであるEnerScaleは、将来の太陽光パネル大量廃棄に伴い、リユース・リサイクルの事前評価を可能にするプラットフォームです。EnerScaleプラットフォーム開発の一環で使用している太陽光パネルの劣化率・汚れ率の分析ツールをEnerScale for PV Condition Toolsとして公開しました。
本サービスは使用中の太陽光パネルにおける劣化・汚れの状態を数値化し、定量的な見通しに基づいたメンテナンスやリユース・リサイクルの簡易評価にご活用いただくことを想定しています。今後は太陽光パネルの劣化・汚れに関するトレンド分析や、システムの可用性評価の機能も追加予定です。
EnerScale for PV Condition Tools: https://enerscale.online/
EnerScale : https://jp.enerscale.co/
■EnerScale for PV Condition Toolsの利用について
劣化率・汚れ率の計算をするためには、指定フォーマットを用いたデータ(最大2年分)のアップロードが必要になります。アップロードされたデータを分析し、以下のグラフや統計を表示します。
・データ集計(Aggregate)
加重平均データのグラフ
・劣化率(Degradation)
68.2%信頼区間とP95超過値を含む統計
・汚れ率(Soiling)
分析データテーブル、68.2%信頼区間、P50汚れ率を含む統計
■企業概要
創業メンバーである開 悠起氏と小林 さき氏は、2011年に立ち上げたトラベル系mBaaSスタートアップが、シンガポール政府直轄組織National Research FoundationのTechnology Incubation Schemeに日本人創業者として初めて採択され、その後M&AによるEXITの実績を持つシリアルアントレプレナーです。次の事業として、地球環境、気候変動、エネルギー貧困の問題に挑戦するため、再生可能エネルギー分野でAIを活用したO&M関連の研究開発からスタートし、シンガポール・ルワンダ・カンボジア・オランダなどの大学・研究機関や政府機関、民間企業と対話を繰り返してEnerScaleを開発するに至りました。
個人の活動では、スタートアップ企業アドバイザーやシンガポール南洋ビジネススクールNTU-SBFアフリカ研究センターのビジネスコンテスト審査員、シンガポール事業連盟(SBF)若手リーダーネットワークのメンバー、国際カンファレンスFUTRモデレーター、東京都主催APT Women Singapore Dispatch Programのメンター・スピーカーなど、外部組織の活動にも積極的に取り組んでいます。
企業名: NeXcale Pte. Ltd.
代表者: 開 悠起(Yuki Hiraki)、小林 さき(Saki Kobayashi)
所在地: 175A Bencoolen Street #08-07 Burlington Square Singapore 189650
資本金: S$1,457,462
URL : https://jp.enerscale.co/
【本件に関するお問い合わせ先】
NeXcale Pte. Ltd.
Mail: press@enerscale.co (日本語可)
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