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芝浦工業大学、2013年度新入生全員を対象に グローバル人材育成のためのワークショップを3月30日開催

~入学前からのグローバル意識の醸成で「世界に通用する自分作り」~

2013.04.04 11:00

 芝浦工業大学(東京都江東区豊洲、学長:村上 雅人)では、3月30日に、2013年4月に入学する新入生全員に対して「Global Vision Seminar」と題したワークショップを開催しました。


全員でコミュニケーション

■目的
 このワークショップは、高校生から大学生になる新入生に対し、将来、グローバル化した社会の中で活躍できる人材となるために、まずはグローバルへの意識を高め、自分のビジョンを明確にすることにより、目的意識をもって今後の学生生活を送ってもらうことを目的としています。
 世界における社会的競争力が落ちてきているといわれる日本の科学技術分野において、芝浦工業大学では、「統合的問題解決能力を備えた世界に貢献できる技術者」、つまり世界で活躍できるエンジニアの育成を目指しています。文部科学省 平成24年度グローバル人材育成推進事業に採択され、今回のワークショップはその取り組みの一環として開催しました。


■実施内容
 ワークショップでは、はじめに村上 雅人 学長、水川 真 工学部長からのビデオメッセージが流され、新入生に向けて「今後の4年間で、コミュニケーション能力だけでなくチャレンジ精神も養ってほしい」というメッセージを送りました。
 続いて、日本企業の海外展開状況や企業内における人材および言語のグローバル化などについて話をし、今後はそのグローバル競争の中で就職活動をし、仕事をしていく必要があることを説明しました。そして、グローバル人材になるにはどんな要素が必要かを考え、また、在学中の目的意識を醸成するため、今後のビジョンの設定を行い、学生同士で話し合う時間が多く設けられるなど、主にグループワークによるインタラクティブな内容で進められました。

 参加した学生からは、「自分の中で今まで気づかなかった部分を発見できた」「他の人が考えていることが新鮮で刺激を受けた」という意見が出るなど、今後始まる大学での学習に対して新たなモチベーションをつくるきっかけとなりました。


 芝浦工業大学では、このほかにも、専門科目の英語による授業実施や、コミュニケーション力や協調性を育成するPBL(課題解決型学習)の国際型プログラム、海外留学・インターンシップなど、グローバル人材育成のための取り組みを積極的に推進していきます。

 また、この4月からは日本人学生と留学生が共同生活を行う「国際学生寮」が設置され、異文化交流や異文化理解の場として活用されることになります。寮生以外の学生も含めたイベントなども企画される予定で、国際交流の拠点となることを目指しています。

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