シン・徳山下松港、整備中

新しい100年に向けて

山口県周南地域の港である徳山下松港は、2022年(令和4年)2月10日に開港100周年の大きな節目を迎えており、次の100年に向かって港の整備が進められています。
現在、国土交通省中国地方整備局 宇部港湾・空港整備事務所において、徳山地区(周南市)の岸壁延伸工事が進められており、2023年(令和5年)1月より岸壁本体となるケーソン(鉄筋コンクリート製の箱)据付作業が行われています。
今回の工事では、4,100トン吊(国内最大)の起重機船(クレーン船)「海翔」が使用され、高さ約16.5メートル、幅18メートル(5階建てのビルに匹敵する大きさ)の約2,000トンのケーソンを海上運搬し設置する、全国的にも稀有な港湾工事が、2023年(令和5年)3月2日から3月3日までの2日間の予定で行われます。
完成イメージ
完成イメージ

工事について

工事内容

起重機船により、下松地区で製作した高さ約16.5メートル、幅18メートルの約2,000トンのケーソンを、下松第一埠頭(山口県下松市新川4丁目4)より徳山地区の晴海埠頭へ海上運搬し、据付。

DX技術により作成された施工ステップ動画を、下記リンクよりご覧いただけます

施工予定

2023年(令和5年)3月2日(木曜日)から2023年(令和5年)3月3日(金曜日)まで
※1日目にケーソン吊り上げ、海上運搬、2日目にケーソン据付の予定
※施工ステップ動画のうち、ケーソン③の作業となります
※荒天等により施工日程が変更となる場合があります

徳山下松港について

徳山下松港は、国際海上輸送網の拠点として特に重要と政令により定められた、全国で18港の「国際拠点港湾」に指定されており、山口県の製造品出荷額の約4割を占める周南コンビナートを支える重要な港です。

その他

3月2日に行われる起重機船(クレーン船)「海翔」でケーソンを吊り上げる様子について、地元小学生や山口大学工学部の学生を対象とした見学会が予定されています。

詳細については、国土交通省中国地方整備局 宇部港湾・空港整備事務所のプレスリリースを参照ください。
https://www.pa.cgr.mlit.go.jp/ube/images/2023/02/0221_press.pdf

この件に関する問い合わせ

国土交通省 中国地方整備局
宇部港湾・空港整備事務所
徳山下松港出張所
TEL : 0834-31-0409(代表)
E-mail : pa.cgr-ube-kouhou@mlit.go.jp

山口県周南市
建設部河川港湾課
TEL : 0834-22-8561
E-mail : kasenkowan@city.shunan.lg.jp

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