株式会社コーチ・エィ（代表取締役社⻑：鈴⽊義幸）は、「対話型組織開発」について、カナダ　サイモン・フレーザー大学ビジネススクール教授であり、『対話型組織開発』（2018年、英治出版）の著者の一人である、ジャーヴァス・ブッシュ博士から学ぶオンラインプログラム「Groovy（グルービー）」を、2023年3月10日より3回シリーズで開催致します。

対話型組織開発とは、単なる組織開発の「手法」ではなく、組織、リーダーシップ、変化とは何かを理解するための「マインドセット」であり、組織変革のための非常に優れたアプローチです。コーチ・エィでは、組織を「人と人の関わりの連続」として見ています。日々の組織の中で起きている「コミュニケーション」そのものが変わることなくして、組織の変革は起こりえないという立場に立ち、対話を通して「組織の文化」を変化させていくことで、組織変革を実現することを目指しています。

今回のGroovyでは、『対話型組織開発（Dialogic Organization Development）（2018年英治出版）』の共著者である、ジャーヴァス・ブッシュ（Gervase Bushe）博士をお招きし、対話型組織開発の理論と実践について全3回のシリーズでお話しいただきます。

プログラムは、「組織開発」の歴史と、「対話型組織開発」が出現した背景、従来の「診断型組織開発」との重要な違いや、対話の基盤となるマインドセットの特性を説明し、具体的な変革の事例、対話型アプローチの変革に関する研究結果などを紹介します。

《第1回》
日時：3月10日（金）8:00～9:30（JST）
テーマ：なぜ今、対話型組織開発（Dialogic Organization Development）が求められるのか？

《第2回》
日時：3月17日（金）8:00～9:30（JST）
テーマ：対話に必要なマインドセットとは？

《第3回》
日時：3月24日（金）8:00～9:30（JST）
テーマ：対話型組織開発（Dialogic Organization Development）の実践から見えたこと

ファシリテーター：　ジャーヴァス・ブッシュ（Gervase Bushe）博士

日本語逐次通訳あり
参加対象：コーチ・エィ アカデミア、DCDを受講中の方・修了された方、コーチ・エィからご招待した方

カナダ、バンクーバーにあるサイモン・フレーザー大学のビジネス・スクールで、リーダーシップと組織開発の教授を務める。 40年に渡るキャリアを持ち、指示・命令型の組織が、より協調的なワークシステムになるよう、変革を支援してきた。 組織変革、リーダーシップ、チームワークに関する100以上の論文と4冊の著書があり、受賞歴もある。

ブッシュ博士は、さまざまな分野の優良企業やスタートアップ、公的機関、事業会社に対してコンサルティングを行っている。著書『Clear Leadership』は8ヶ国語に翻訳され、100人以上の認定ファシリテーターが、北米、ヨーロッパ、アジアで彼のモデルやメソッドを用いて何万人ものマネジャーをトレーニングしている。ロバート・マーシャク氏との共著『対話型組織開発 その理論的系譜と実践 (2015)』は、2018年に英治出版から日本語で出版された。生成的リーダーシップと変化のプロセスに関する彼の画期的な研究は、組織開発の最前線を切り開く。

2019年には、対話型組織開発のオンラインコースを提供する「Bushe-Marshak Institute for Dialogic OD」を共同設立し、対話型組織開発に関する書籍（BMIシリーズ）の編集者を務めている。2016年以降、英国の雑誌で「最も影響力のあるHR思想家30人」の一人として取り上げられている。

※ブッシュ博士に関する情報・論文は、下記をご参照ください。

コーチ・エィでは、同社が提供するコーチング型リーダー開発プログラム coachAcademia（以下、コーチ・エィ アカデミア）やDCD（Driving Corporate Dynamism）を受講中の方・修了された方を対象に、継続学習の機会を提供し続けています。

今回ブッシュ氏にご登壇いただく「Groovy」の他、コーチ・エィの経験豊かなコーチとの体験型学習プログラム「Magnetic（マグネティック）」を定期的に開講しています。

1997年に日本語のプログラムとして初めて提供を開始したコーチング専門トレーニング・プログラム。
コーチングを「受ける」「学ぶ」「実践する」を体験しながら、スキルだけではなく、コーチングの理論、効果的な活用の仕方を、1年〜1年半かけて実践的・体型的に習得します。

コーチ・エィ アカデミアの詳細は、こちら下記のリンクよりご覧ください。

コーチ・エィは、1997年創業（当時はコーチ・トゥエンティワン）のエグゼクティブ・コーチング・ファームです。個人の成長支援にとどまらず、個人を取り巻く関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というコンセプトで、組織全体の成長を支援する対話型組織開発を推進しています。創業以来、多数のコーチング関連書籍を出版し、日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。
東京、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、5つの言語（日本語、英語、北京語、広東語、タイ語）でグローバルに事業を展開。コーチング研究所（CRI）という専属のリサーチ部門を備え、豊富なコーチング実績の分析データをもとに、エビデンスに基づいたコーチングを提供しています。

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