佐々木朗希選手も応援中!子どもたちとアーティストが「三陸」の 防潮堤をタイルアートで彩るためのクラウドファンディングを 3月20日まで実施! ~大船渡から始める三陸ブルーラインプロジェクト~
2023.03.06 10:15
みんなのしるし合同会社は、岩手県大船渡市を中心に、美術家を招き、地域の小中高校生や一般市民を対象としたワークショップを行いながら作品を製作展示する「三陸ブルーラインプロジェクト」を2023年3月11日(土)から5月26日(金)までの展示を行なっています。
◇CAMPFIRE GoodMorning クラウドファンディングURL
https://camp-fire.jp/projects/view/641830
東北発 ウォールアート
【三陸ブルーラインプロジェクト】
東日本大震災から12年、あの日の教訓を私たちはどうすれば1,000年後の子孫へ伝えていけるでしょう。
本プロジェクトは、三陸の美しい海を思わせる青いタイルを、この地域に心を寄せる多様な人々が1枚、また1枚と貼ってゆくことで、ウォールアートを共同創造するプロジェクトです。
■プロジェクトへの思い
東日本大震災から12年、あの日は遠ざかり、当時を知らない子どもたちも増えてきました。
しかし、その記憶は薄れさせてはいけません。
そこで子どもたちと創ったモザイクタイルで彩り、災害の記憶を刻み込もうと思い立ちました。
まずは大船渡から、三陸をアートで繋げたい。2023年3月11日から5月26日まで防潮堤に展示します。
■クラウドファンディング概要
地域創生と、持続可能な防災教育のためのアートプロジェクトです。
岩手県大船渡市を中心に、美術家を招き、地域の小中高校生や一般市民を対象としたワークショップを行いながら作品を製作。それを防災教育の重要性が高いスポットに永続的に展示し、未来の子どもたちに震災の記憶を語り継ぐ役割を担います。また、山側と海側*との往来を促すことで、地域に住む人々の交流の場と、にぎわいの創出を図ります。今後も全てのタイルを丁寧に保管して、永続的な展示を目指します。
*震災以降、防潮堤から居住地までの約400mは人が住めない地域となりました。防潮堤の展示を歩くことで、海が見える場所まで辿り着けます。海がとても近いことを実感できます。
◇CAMPFIRE GoodMorning クラウドファンディングURL
https://camp-fire.jp/projects/view/641830
■「防潮堤に守られている街」は、間違い?
~このプロジェクトが伝えたいことの一つ~
実際に東日本大震災では、防潮堤が町へ流れ込む津波の水量を減らし、町に入る時間を遅らせる効果があったそうです。しかし、新設された10~15メートルの巨大な防潮堤があったとしても、東日本大震災の記録では、津波は乗り越えてくる可能性があります。なんと津波の高さが40mの場所もあったといいます。
もし、乗り越えるとなれば、写真のように防潮堤の背後は非常に危険です。
地震が起きたら“油断せず高いところに逃げる”ことが、何よりも大事だということを県内外のみなさんに、特に地域の子どもたちに伝えていきたいと思います。
破壊される防潮堤
◇リターン種類(税込)
・【タイルで応援する】(通しナンバー入り) 5,000円
・【タイルで応援する】(メッセージ入り) 8,000円
メッセージ入りタイル
・【タイルで応援する】(カラフル4色選べるタイル) 20,000円
カラフル4色選べるタイル
・【タイルで応援する】震災の教訓を伝えるタイル 20,000円
震災の教訓を伝えるタイル
・【タイルで応援する】大型レリーフ 30,000円
モザイクタイル
・キャッセン大船渡で使える商品券、大船渡から始まるシードルなど、他多数
◇クラウドファンディング募集終了日
2023年3月20日(月)23:59
■千葉ロッテマリーンズ 佐々木朗希選手からのメッセージ
「あの日のことを風化させない!!“三陸ブルーラインプロジェクト”を応援します」
私は多くの方々に助けられました。いまの自分があるのもたくさんの支援があったから。これからは、地元のためにもっと発信していきたいと考えています。
このプロジェクトは、地域の子どもたちがアートに触れながら防災を学べる大切な試みだと思います。子どもたちには自分と同じ悲しみを味わってほしくないと切に願います。だから、未来に伝えていかなければならない。
また、タイルに様々なメッセージが刻まれていることも、とても素敵なことだと思います。そして、防潮堤のタイルを通して大船渡に関わっていただいた方にもう一度来てもらえるきっかけ作りになれば嬉しいです。
“三陸ブルーラインプロジェクト”によって、大切なふるさとの未来が明るくなるよう、私は応援します。
佐々木朗希選手
どうして、タイルなのか?
様々な人が携わることができる
三陸の防潮堤全体を巨大なキャンバスととらえて、長い歳月をかけて創造できるよう劣化の少ないタイル*を選びました。誰もが気軽に参加できることも、タイルアートの特徴です。
*タイルは、塗装がいらず、素材の力だけで約40年という長い耐用年数を発揮します
クラファンで実現したいこと
クラファンで実現したいこと
井上信太
■井上信太 氏(美術家) プロフィール
三陸ブルーラインプロジェクト アートコンダクター。羊飼いプロジェクトやサファリパークプロジェクトを中心に国内外で多数の展覧会を行なう。近年は多領域のアーティストとのコラボレーション、劇場、能舞台、茶室、ファッションなど新しい空間での平面構築に積極的に取り組み、次世代平面表現の可能性を探っている。ここ数年は子ども達の為のポストワークショップを新たに提言している。2017年3月より大船渡キャッセンでのWS・作品展示を開始。三陸国際芸術祭2021「縦」では、久慈駅、宮古駅、盛駅でのべ300人の子どもと三陸鉄道車両をラッピングで彩る。
■3月11日までの設置スケジュール
3月8日(水)
午前 防潮堤に設置
15:00~16:00ごろ (1時間程度)
大船渡小学校学童クラブにてワークショップ
参加児童約20名予定
3月9日(木)、3月10日(金)
防潮堤にて高所設置予定
(街の業者さんにお願いしています、天気次第でどちらか1日)
3月11日(土)
内容:9:00~10:00「3.11防潮堤にタイルをはろう」子どもと市民協働設置
・みんなで作ったモザイクタイルを防潮堤に貼ろう
10:00~10:30 三陸ブルーラインセレモニー
・主催者および共催者挨拶
三陸国際芸術推進委員会 委員長 石川 義晃(三陸鉄道株式会社 代表取締役社長)
大船渡市副市長(調整中)
株式会社 キャッセン大船渡 田村 滿 社長
・けせん第九を歌う会 3.11鎮魂のための合唱
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