北海道における3件の風力発電所 リプレース工事の完了について
当社グループが北海道の遠別町、浜頓別町、天塩町において、2022年4月からリプレース(建て替え)工事を行ってきた3件の風力発電所のうち、2件が2023年2月より、また3件目の施設も3月1日より営業運転を再開しました。
いずれの風力発電所も、運転開始から約20年が経過し、高経年化が進んだことより2021年2月から同年9月にかけて順次営業運転を終了し、引き続き豊かな風資源を有効活用し地域の活性化に寄与するべく、設備の全面的な更新を進めてきたものです。
リプレースでは、国内最大級である単機出力4,300kWのシーメンス・ガメサ・リニューアブルエナジー社製の風力発電機を1基ずつ設置しました。風車の大型化と、複数あった風車を1基に集約したことにより、リプレース前に比べ発電量の増加と同時にメンテナンスの効率化を期待することができます。発電した電力は北海道電力ネットワークへ全量売電しますが、3つの発電所を合わせて一般家庭の約6,200世帯相当分の電力を供給するとともに、年間約10,400トンのCO2削減効果が見込まれます。
北海道は国内でも屈指の風況が良い地域であることより、当社グループは今後も道内で積極的に風力発電を推進してまいります。
【発電所の概要】
発電所名:ユーラス遠別ウインドファーム
所在地 :北海道天塩郡遠別町
規模 :2,970kW
運転開始:2023年2月
発電所名:ユーラス浜頓別ウインドファームI
所在地 :北海道枝幸郡浜頓別町
規模 :2,970kW
運転開始:2023年2月
発電所名:ユーラス天塩ウインドファーム
所在地 :北海道天塩郡天塩町
規模 :2,400kW
運転開始:2023年3月
※いずれも出力制御
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