マンションでも稲藁焼が楽しめる難燃チップを2023年4月発売 フグ毒も除去、牛レバー、ウナギ、生食可能な技術も同時発表
3月7日より開催の『FOODEX JAPAN 2023』にて 新しい料理の提案を可能にする【新しい稲藁料理法】と 【生肉の内部を殺菌出来る新技術 特許取得】を同時発表!
2023.03.07 10:00
株式会社トラスト化学(所在地:大阪市中央区、代表取締役:川上 愛)は、火災の恐れがあるために多くの飲食店で提供できなかった稲藁料理がマンションのキッチンでも手軽に安全に楽しめる、難燃性【稲藁燻製チップ】(特許出願中)の開発に成功し2023年4月より発売します。
また生肉内部を加熱せず殺菌できる画期的な【加圧殺菌技術】が2022年11月29日に特許取得となりました。これを記念して3月7日(火)より開催の『FOODEX JAPAN 2023』(東京ビッグサイト)で同時に発表いたします。
『FOODEX JAPAN 2023』URL: https://www.jma.or.jp/foodex/
【稲藁燻製チップ】メイン画像
稲藁料理を取り入れる事はレストラン成功の近道です、「一度味わったら忘れられない風味」、「やみつきになる旨味」これが稲藁料理の真骨頂。
稲藁の香り+油分+香辛料など幾つかの成分と組み合わせることで「中毒性を感じる旨味」がハードリピーターを増やします。
稲藁燻製チップは稲藁料理に必要な特殊設備が要りません。飲食店でもマンションでもキャンプでも稲藁料理がどこでも手軽に楽しめます。
【特別な設備なしに、マンションでも稲藁焼が楽しめる】
稲藁焼は熱狂的なリピーターを獲得できる飲食店にとって魅力的な料理法で、それを売りものにしているお店の多くが繁盛しています。
しかし、店内で大きな炎が上がるため、試作の時点で火災の危険を感じた多くのシェフ達が稲藁料理を断念してきた歴史があります。
火災のリスクを回避するための特殊ダクトの設置や、稲藁の燃えカスの微細な灰が客席に拡散しないための空調設備の設置も必要となることが飲食店オーナー達の足枷となっていました。
当然ながら、マンションのキッチンでは大騒動になってしまいます。
《口コミ日本一のレストラン創業者が開発》
過去に口コミ評価が日本一となったフレンチレストランの創業者も火災リスクの懸念により断念した中の一人でしたが、20年の試行錯誤の末に稲藁の繊維を特殊製法で圧縮し、燃えにくく、燻煙香だけを活用できる【稲藁燻製チップ】の開発に成功し、マンションのキッチンでも安全にお手軽にできる稲藁焼が可能となったのです。
【冷燻調理が一年中可能に】
加えて、当社が開発した加圧殺菌技術(特許取得済)を併用することで、従来、食中毒菌の増加の懸念により冬場にのみ行われてきた冷燻食材を、燻製前に加熱なしに生のまま加圧殺菌することで冷燻調理が安全に通年で行えるようになります。
【稲藁燻製チップ】商品パッケージ画像
【稲藁燻製チップのメリット】
◎「炎が上らず火災のリスクなし」
大きな炎が上がらないのでダクトに引火する危険性がありません。燃やす必要がないので麺や米の稲藁料理が可能となります。
◎燃やさずに稲藁の煙だけを使うことで、冷燻の優しく繊細で優美な香り・風味と、アルコールや油分を加えて燃やすことで稲藁焼独特のワイルドな旨味の両方が楽しめます。
◎【加圧殺菌技術】を併用することで、夏でも安全に冷燻調理が行えます。
◎引火防止の特殊ダクトや微細な灰の浮遊を防ぐ間仕切りなど特殊設備工事の必要がありません。
◎稲藁燻製チップはコンパクトで場所をとりません。
◎稲藁の保存は虫やカビの発生が気になりますが、稲藁燻製チップは保存が容易です。
【稲藁燻製チップ】アップ画像
【稲藁燻製チップ】実寸サイズ画像
【稲藁燻製チップ】スタンダード画像
【加圧殺菌技術が特許登録されました】
《フグ毒も除去。牛レバー、ユッケ、牡蠣、ウナギ、鶏肉の生食、漬物など幅広く汎用可能な加圧殺菌技術の特許取得について》
一般社団法人 日本磁気加圧協会と株式会社トラスト化学は、これまで加圧殺菌に関し共同で研究を行い、治療分野での加圧殺菌そして食品等に関する加圧殺菌の可能性を長年探究してきた結果、このたび食品に関する加圧殺菌技術の特許が2022年11月29日に登録されました。
フグ刺し
マフグ
《加圧殺菌とは?》
低濃度でも殺菌力が高く、有機物に触れることで分解され無害になる性質を持つ次亜塩素酸の水溶液に食品を浸し圧力をかけることで内部まで殺菌され、次亜塩素酸が消滅します。この殺菌後に分解する性質を利用して対象物の殺菌を行うのが【加圧殺菌】(特許登録済)です。
【加圧殺菌のメリット】
・[最大のメリットは生食用食品]
常温での殺菌が可能なために加熱する必要が無く、対象物の組織が熱で変質しにくい。
・殺菌のための次亜塩素酸水に食塩を加えた次亜塩素酸食塩水にすることで殺菌力の向上、殺菌時間の短縮、味覚の向上など、さまざまな相乗効果が見込めます。
・水圧+塩分+対象物の組み合わせにより、可能性は無限大に広がります。
・次亜塩素酸水の原料は厚生労働省より食品添加物として認可されており安全性が高い。
・食材内の菌数が短時間で大幅に減少するために食中毒の危険が大幅に下がります。
・【稲藁燻製チップ】と併用することで、夏場でも安全に手軽に冷燻調理が行えます。
・商品化工程時間の短縮により生産過程の効率化、生産コストダウンにつながります。
・食品加工場での悪臭・ヌメリ等の軽減により加工従事者の労働環境の改善に貢献できます。
《参考事例1:牡蠣》
牡蠣の滅菌技術は、通常、紫外線滅菌、電解海水滅菌を使用しています。
多くの場合、常圧で48~72時間循環させることで滅菌を行っていますが、当社の加圧殺菌技術を導入することで2時間以内に同レベルの以上の殺菌効果を出せる可能性があります。
牡蠣は表面だけでなく、体内にも食中毒菌が保有されているために、海域によっては生食を禁止されている海域もありますが、加圧殺菌によって生食が許可される可能性が高まります。
〈【加圧殺菌】導入によって得られるメリット〉
・商品化工程時間の短縮:生産過程の効率化、生産コストダウン。
・加圧殺菌時によって牡蠣の体内の菌数が短時間で大幅に減少するために食中毒の危険が大幅に下がります。
・商品価値のアップ:身痩せしない美味な生食用生牡蠣の生産。
24時間以内に殺菌されることで、生産者の悲願ともいうべき、身痩せしない生食用生牡蠣を生産する事が可能となります。
加圧殺菌チューブで加圧されたまま配送された生牡蠣は水道水で加圧され販売されている一般製品よりも食感、旨味ともに大幅に向上します。
牡蠣は少量パックでの販売の場合、容器に水道水を注入し高圧でパッキングし出荷しているケースが大多数ですが、水道水を次亜塩素酸食塩水に置き換えることでさらなる品質向上効果が見込めます。
生牡蠣
《参考事例2:ウナギ》
ウナギの体表のヌメリと臭みの除去。
ウナギにはヌメリにバクテリアが生息しており、独特な川臭さがあります。
佃煮や蒲焼きなどの調理後もその臭いは残るため、その癖の薄いものが良いとされてきましたが、そのヌメリを加圧殺菌により除去することが可能です。
除去することで、素朴で力強い味から洗練された上品な旨味の料理に昇華させることができます。
また、体内の血液を加圧殺菌技術により除去することで、刺身での生食の可能性が広がります。
すでにウナギの食品加工場での導入事例もあり、加工中の悪臭がしなくなったと高く評価いただいており、加工従事者の労働環境の改善に貢献できます。
ウナギ
《参考事例3:その他魚介類の事例》
臭みやヌメリの除去:ウナギ、タコ、バイ貝、干物など。
短時間で安心殺菌 :生牡蠣、ハマグリ、アオヤギなど。
新たな刺身の提案 :ウナギ、アナゴなど。(※テガシラ毒のリスクを軽減。)
ハマグリ
《参考事例4:鶏肉・ユッケ》
熱湯で瞬間的に霜降りにしたササミの菌数を調査したところ、菌数はゼロになっておらず、生食用基準をクリア出来ないことが判明しました。加圧殺菌によって食肉は生食用基準をクリアすることが可能となります。
鶏胸肉を次亜塩素酸食塩水で加圧することで、食感、風味ともに変化し、殆どの人がホタテ貝柱と間違える新食感の風合いが楽しめます。
鶏刺し
《参考事例5:牛レバー》
スライスした状態で加圧殺菌することで、断面の血管より深部への殺菌が可能になり、安心して牛レバーが生食できる可能性が広がります。
牛レバー
《参考事例6:漬物分野》
加圧殺菌は殺菌と調理を同時に行うことが可能です。
次亜塩素酸水に食塩を加えることで殺菌力の向上、殺菌と同時に調理を行えることでの工程の短縮、味覚の向上など、様々な相乗効果が見込めます。
漬物
◆【FOODEX JAPAN 2023】(第48回 国際食品・飲料展)
日時:2023年3月7日(火)~10日(金)10時~17時(最終日は16:30まで)
会場:東京ビッグサイト
〒135-0063 東京都江東区有明3丁目11-1
《小売》
・株式会社トラスト化学オンラインショップ
https://www.trust-chemical.jp/shop
・Amazon/Yahoo!ショッピング/楽天市場などのWEBショップ
など
《卸販売》
営業担当より個別に対応させていただきます。
【お問い合わせ先】
法人様専用窓口
TEL : 06-4705-2525
FAX : 06-6265-8080
Mail: trust-chemical@trust-water.jp
【会社概要】
商号 : 株式会社トラスト化学
所在地 : 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目15-12
代表者 : 代表取締役 川上 愛
設立 : 1998年3月
事業内容: 化学薬品・医療機器・健康器具などの
開発、製造、リース、レンタルおよび製造販売、
化粧品・食品・生地・繊維製品・医薬部外品の
製造、販売および輸出入
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