新型コロナウイルス感染症対策技術の最先端を特集した科学誌 『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』 3月25日より全国の書店にて発売
~光技術によるウイルスの不活化(理化学研究所 和田 智之ほか)、 迅速・高感度の携帯型検査システム(株式会社ダナフォーム 臼井 健悟ほか)、 メタゲノム解析の高速化技術(国立遺伝学研究所 東 光一ほか)など、 最新の研究成果を掲載~
2023.03.15 10:00
学而図書(所在地:神奈川県横浜市、代表:笠原 正大)は、新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集し、防災研究、科学研究の最新成果を広く報告する科学誌「TEN(Tsunami, Earth and Networking)」第4巻『COVID-19対策技術のいま』を、2023年3月25日(土)より全国の書店にて発売いたします。
『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』
詳細: https://www.gakuji-tosho.jp/publications/2030
『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』表紙
■『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』について
本書では、光技術によるウイルスの不活化・飛沫の見える化、ダイヤモンド・プリンセス号事件での経験を基に開発された新たな検査プラットフォーム、超高速配列相同性検索ソフトウェアによるメタゲノム解析といった、新型コロナウイルス感染症対策の最新技術を特集。加えて、トンガ噴火による火山性津波、気候変動の最新分析、沿岸建築物の耐津波設計など、第一線の研究者による最新の防災研究・科学研究の論稿を多数掲載しています。
<目次>
【巻頭言】バランスと調和の時代づくりが21世紀最大の課題
山中 燁子(国際津波防災学会 代表)
【巻頭解説】2022年トンガ噴火で発生した火山性津波
馬場 俊孝(徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 教授)
村田 一城(港湾空港技術研究所 研究官)
石峯 康浩(山梨県富士山科学研究所 富士山火山防災研究センター 主幹研究員)
戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)
【特集 COVID-19対策技術のいま】
■光技術による新型コロナウイルスの見える化・不活化技術の開発 ―安全・安心な空間を目指して―
和田 智之(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム チームリーダー)
小川 貴代(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 研究員)
斎藤 徳人(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 上級研究員)
村上 武晴(理化学研究所 光量子工学研究センター 光量子制御技術開発チーム 研究員)
■新しい迅速・高感度・携帯型POCT(Point of Care Test)システムGenPadの開発
臼井 健悟(株式会社ダナフォーム 取締役)
林﨑 良英(株式会社ダナフォーム 代表取締役、順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター 客員教授)
■超高速配列相同性検索ソフトウェアPZLASTによるメタゲノムデータマイニング
東 光一(国立遺伝学研究所 情報研究系 助教)
森 宙史(国立遺伝学研究所 情報研究系 准教授)
石川 仁(株式会社PEZY Computing)
村上 紀光(クロスタス株式会社)
酒井 智史(クロスタス株式会社)
戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)
黒川 顕(国立遺伝学研究所 情報研究系 教授)
【論考】
■ハザードチェーンを考慮した沿岸建築物に対する耐津波設計に関する基礎的研究
増田 光一(日本大学 理工学部海洋建築工学科 名誉教授)
居駒 知樹(日本大学 理工学部海洋建築工学科 教授)
相田 康洋(日本大学 理工学部海洋建築工学科 助教)
■海上低層雲による気候変動緩衝
戎崎 俊一(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)
【解説】
■スポーツ技能上達に関与する「Wスピン」運動原理と、それを習熟するための手法「操育」について
手塚 一志(上達屋:有限会社ベータ・エンドルフィン 代表取締役、理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)
■「防災教育すごろく」製作とその普及活動 ―当事者意識の醸成の実践事例―
シェリン ミシェル 映里花(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校3年)
小澤 優(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校2年)
釆睪 みのり(上智大学 文学部哲学科1年)
高山 愛女(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 高校3年)
永森 理仁(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 中学1年)
進藤 悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻 修士課程)
永森 貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 主任研究員)
■アクター・ネットワーク・セオリーの東洋的経験世界への展開試論
小野寺 清(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)
■FLOATING CABINの開発と社会実装策
江頭 満正(理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 客員研究員)
■浜口梧陵の「実践的知性」とその背景としての対話について
進藤 悠佳理(聖心女子大学大学院 文学研究科史学専攻 修士課程)
釆睪 みのり(上智大学 文学部哲学科1年)
永森 貴子(暁星国際中学校・高等学校 ヨハネ研究の森コース 主任研究員)
『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』目次
<書籍概要>
タイトル: 『TEN vol.4 COVID-19対策技術のいま』
著者 : TEN出版委員会(戎崎 俊一、増田 光一)編
価格 : 1,650円(税込)
発売日 : 2023年3月25日(土)/電子書籍版3月31日(金)
※取り扱い状況は店舗により異なります。
ページ数: 112ページ
仕様 : B5判・並製、カラー図版多数収録
ISBN : 978-4-9912091-8-5
発行元 : 学而図書
URL : https://www.gakuji-tosho.jp/publications/2030
■編者プロフィール
戎崎 俊一(えびすざき・としかず、理化学研究所 戎崎計算宇宙物理研究室 主任研究員)
1958年山口県生まれ。NASA研究員、神戸大学助手、東京大学助手、同助教授を経て、1995年に理化学研究所主任研究員となり、現在に至る。著者に『ゼミナール宇宙科学』(東京大学出版会)、訳書に『銀河の世界』(エドウィン・ハッブル著、岩波書店)ほか多数。
増田 光一(ますだ・こういち、日本大学 理工学部海洋建築工学科 名誉教授)
1951年千葉県生まれ。1988年日本大学理工学部助教授、1993年同教授。2020年より日本大学理工学部研究所上席研究員。海洋建築工学、水波・浮体工学、津波防災工学を専門とし、2020年11月から国際津波防災学会の副代表を務める。
■事業者概要
事業者名: 学而図書
代表者 : 笠原 正大
所在地 : 〒222-0011
神奈川県横浜市港北区菊名1丁目4-2 第一橘ビル220 SOLO妙蓮寺
設立 : 2021年4月
事業内容: 教育書を中心とした書籍の企画・編集・出版・販売
URL : https://www.gakuji-tosho.jp
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
学而図書
TEL:045-550-7057
お問い合わせフォーム: https://www.gakuji-tosho.jp/inquiry
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