イリス、3月15~17日に東京ビッグサイトで開催される 「国際燃料電池展」にて欧州の燃料電池製造技術を公開
産業機器輸入商社の株式会社イリス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ハルトムート・パネン)は、2023年3月15日~17日の間に東京ビッグサイトで開催の国際水素・燃料電池展2023に出展し、燃料電池の製造技術をリードする欧州の製造機器メーカーの技術を紹介いたします。
今回、当社のブース(東京ビッグサイト東1ホール・ブース番号10-15)では、燃料電池のセパレーター製造に関わるプレス金型製造技術・セパレーター耐腐食コーティング・セパレーター溶接などの生産技術、またセパレーターの電流密度や温度分布の測定や、電極などに用いられる有害ナノパウダーの環境暴露量モニタリング装置などの測定評価技術にスポットを当て、欧州の秀逸な技術やノウハウを持つ製造・検査機器メーカーの紹介をいたします。
今回の展示会に際し、当社ブースではこれらの海外メーカーの技術者・責任者が来日予定をしており、皆様をブースにてお待ちしております。
【展示メーカー技術紹介】
・フォンアルデンヌ(Von Ardenne)社
同社は、燃料電池の金属セパレーターに不可欠な耐腐食カーボンコーティングを、スパッタリングまたは電子ビーム法による真空成膜装置により、ロール材へのプレコートやプレス加工後の単盤へのポストコートを可能とする、セパレーター向け高速成膜装置を提供します。
・アンドリッツスーテック(Andritz Soutec)社
同社の持つレーザー溶接技術により、スタックされた燃料電池セパレーターの各層を高速かつ高品質で溶接可能とする溶接ラインSOUCELLを開発。 コンパクト設計にもかかわらず、レーザーヘッド8機(最大)を搭載した高い生産性(毎秒1枚)、独自開発によるクランプ機構、レーザー溶接技術により、最も生産性が高く高品質なセパレーター溶接設備を紹介いたします。
・ブロームユング(Blohm Jung)社
同社の平面プロファイル研削盤は、ミリ単位の切り込みをワンパスで行うことができるクリープフィード研削が可能であり、従来マイクロエンドミル加工などで非常に時間を要する燃料電池セパレーターの流路溝形状金型の製造を、切削に限りなく近い研削、いわゆる「爆削」により超高速でありながら高品質・高精度な加工が可能となり、金型コストの大幅削減に寄与いたします。
・エスプラスプラス(S++)社
同社の測定センサーを用いる事により、燃料電池のスタックにおいて実際に流れる電流密度および温度分布を高分解能で測定しデータ取得を行うことが可能となります。
・スタットピール(StatPeel)社
同社はリチウムイオン電池や燃料電池・全個体電池等に機能材料・電極や塗布材料として用いられうるカーボンナノチューブ(SWCNT/MWCNT)やBN/TiO2/ナノシリカなど、吸引することにより人体に有害リスクのある空気中に浮遊する様々なナノ物質の環境中での作業者への曝露量を日常的にモニタリングすることができ、浮遊ナノ物質の種類と量の見える化を行うことにより研究開発や作業環境の安全性確認や、製造現場でのクロスコンタミの防止などトレーサビリティ確保を実現いたします。
ご来場の際にはぜひ株式会社イリスのブース・東1ホール・ブース番号10-15にお立ち寄りください。
【会社概要】
商号 : 株式会社イリス
代表取締役社長: ハルトムート・パネン
所在地 : 〒141-0021 東京都品川区上大崎3-12-18 イリスビル
創業 : 1859年(安政6年)
事業内容 : 産業機器・技術輸出入・販売
URL : http://www.irisu.jp
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