「第35回国際情報オリンピック(IOI 2023)」 「第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)」 日本代表選手を決定
一般社団法人 情報オリンピック日本委員会は、来る8月28日~9月4日 ハンガリーで開催予定の「第35回国際情報オリンピック(IOI 2023)」の日本代表選手4名と、本年7月15日~7月21日 スウェーデンで開催予定の「第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)」の日本代表選手4名を発表しました。
「第22回日本情報オリンピック(JOI 2022/2023)」予選に参加した1,720名からJOI本選での選考を経た、成績優秀者29名(内1名欠席)による「JOI春季トレーニング」(3月18日~22日)をNTTデータ 駒場研修センターをメイン会場として実施しました。JOI春季トレーニングでは4回の競技(各5時間3課題)・解析・解説を中心に実施し、その結果に基づき、3月22日「第35回国際情報オリンピック(IOI 2023)」の日本代表選手4名を決定しました。日本代表選手は以下のとおりです。
「第35回国際情報オリンピック(IOI 2023)」日本代表選手
尼丁 祥伍 (アマチョウ ショウゴ) 灘高等学校 1年
児玉 大樹 (コダマ ダイキ) 灘高等学校 2年
田中 優希 (タナカ ユウキ) 灘高等学校 2年
西脇 響喜 (ニシワキ ヒビキ) 筑波大学附属駒場高等学校 2年
(氏名は五十音順、学年は2023年3月現在)
この4名は、2023年8月28日~9月4日 ハンガリー・セゲドで行われる予定の「第35回国際情報オリンピック(IOI 2023)」に日本代表選手として参加します。
「日本情報オリンピック第3回女性部門(JOIG 2022/2023)」では、予選に参加した338名から、JOIG本選を経て成績優秀者10名が、NTTデータ 駒場研修センターをメイン会場として開催された「JOIG春季トレーニング」(3月18日~22日)に進みました。JOIG春季トレーニングでは、講義・演習等に加え、2回の競技(各5時間4課題)を実施し、その結果から、以下の日本代表選手4名を決定しました。
「第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)」日本代表選手
小田 華子 (オダ ハナコ) 桜蔭高等学校 2年
沈 展帆 (シェン チャンファン) 大阪府立佐野高等学校 1年
藤居 星 (フジイ アカリ) 北海道札幌南高等学校 1年
ヘファナン 色葉 (ヘファナン イロハ) 兵庫県立宝塚北高等学校 2年
(氏名は五十音順、学年は2023年3月現在)
この4名は、2023年7月15日~7月21日 スウェーデン・ルンドで行われる予定の「第3回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2023)」に日本代表選手として参加します。
【国際情報オリンピックとは】
国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics)は、情報科学(informatics)を対象とするものであり、毎年、ホスト国を変えながら1週間程度にわたり開催されます。世界の約80の国・地域から高等学校3年に相当する、学年以下の生徒達が集まり、数理情報科学の能力を競う智の競技会です。競技では、現実の問題をモデルにした与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらに、それをプログラムとして適切に実装することが求められます。
「第22回日本情報オリンピック(JOI 2022/2023)」
実施要領: https://www.ioi-jp.org/joi/2022/index.html
【ヨーロッパ女子情報オリンピックとは】
ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI=European Girls' Olympiad in Informatics)は、高等学校3年に相当する学年以下の女子生徒を対象としたプログラミングコンテストです。競技では、与えられた課題に対する性能の良いアルゴリズムを設計し、さらにそれをプログラムとして適切に実装することが求められます。EGOIは主にヨーロッパの国・地域を中心に開催されますが、ヨーロッパ以外の国・地域も招待されており、日本は2021年、第1回スイス大会から参加しています。
「日本情報オリンピック第3回女性部門(JOIG 2022/2023)」
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