美術作家渡辺おさむが千葉県「稲荷山雙輪寺」へ本物そっくりの スイーツを纏った白象作品を「花まつり」用に奉納 4月8日に公開
本物そっくりのカラフルで精巧なクリームやキャンディ、フルーツなどを用いたインスタレーションや現代アート作品を制作する作家、渡辺おさむの作品《Sweets Elephant》が稲荷山雙輪寺(千葉県市川市)へ、お釈迦様の誕生をお祝いする「花まつり」用に奉納されました。
■甘露の雨が降った伝説を元に、お釈迦様の誕生をお祝いするスイーツ象を制作。
3月23日。お釈迦様の誕生日である4月8日の花まつりを前に、渡辺おさむの作品《Sweets Elephant》が稲荷山雙輪寺(千葉県市川市)住職中島清舟氏へ奉納されました。
花まつりとは天と地を指差したお釈迦様の誕生仏を白象の上に花を飾った花御堂に安置し、甘茶をそそぎ誕生をお祝いする行事です。
その白象を渡辺おさむがスイーツデコレーションで制作。お釈迦様が誕生した時に、甘露の雨が降って天が祝福したという伝説にふさわしい、スイーツで全身をデコレーションされた甘い祝福のイメージの白象作品が誕生しました。
渡辺おさむの白象作品は、毎年4月8日の花まつりの日のみ稲荷山雙輪寺にて公開される予定です。
■渡辺おさむ氏コメント
今まで、仏像や仏壇など仏教をテーマにした作品を制作してきましたが、寺院に奉納させていただく機会は今回が初めてです。当初、住職から花まつり用の作品制作依頼の話をいただいた時は、お釈迦様誕生の際に天から甘露の雨が降って祝福されたというエピソードや花を飾った可愛らしい花御堂の様式など、自分の作品がぴったりなのではないかと感じ、お釈迦様の伝説をテーマに、白いクリームでデコレーションされた白象作品を制作させていただきました。
花まつりの祝福のイメージにふさわしいスイーツ作品が完成したと思っています。4月8日の花まつり御参詣の際にぜひ実物をご覧いただけましたら幸いです。
■稲荷山雙輪寺花まつり概要
日時 :4月8日 10時頃~15時30分頃迄
場所 :稲荷山雙輪寺
所在地:千葉県市川市稲荷木3-10-2
■渡辺おさむについて
スイーツデコの技術をアートに昇華させた第一人者として「東京カワイイTV」(NHK)や「徹子の部屋スペシャル」(テレビ朝日)等、多くのメディアに取り上げられています。その作品は、国内はもとより海外でも注目を集め、中国、インドネシア、イタリア、ベルギー、トルコ、アメリカ、韓国などでも個展が開催され、話題を呼んできました。また作品集や著書が出版されたほか、大原美術館や笠間日動美術館、酒田市美術館など国内9ヶ所の美術館に作品がコレクションされています。
渡辺おさむホームページ: http://watanabeosamu.tokyo
■稲荷山雙輪寺由来
稲荷山雙輪寺は千葉県市川市にある新義真言宗の名刹で、行徳・浦安観音霊場三十三ヵ所9・10番目の寺院です。室町時代永享3年(1431年)に福王寺として開基。その後、龍厳寺と合併し稲荷山雙輪寺として現在に至ります。
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