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『絶滅危惧昆虫図鑑』 4月10日(月)発売

消えゆく昆虫40種を 圧倒的なまでに美しく迫力に満ちた超高精細写真で紹介 写真:レヴォン・ビス 昆虫標本・文:アメリカ自然史博物館  日本語版監修・訳:丸山宗利

 日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、『絶滅危惧昆虫図鑑』を4月10日(月)に発行します。

 本書は、アメリカ自然史博物館が保有する2000万点の節足動物の標本から、絶滅またはその危機にある40種の昆虫を選び、各標本を実物大の300倍に拡大、1万カット以上を合成し、肉眼では見えない色や質感、毛、鱗粉といった細部を鮮明に再現した超高精細写真で紹介する昆虫図鑑です。

 昆虫は、私たちにとって最も身近な生き物であると同時に、最も謎に包まれた生き物でもあります。その種類や個体数の多さから絶滅とは無縁のように思えますが、地球上の生物が6回目の大量絶滅を迎えるなか、昆虫たちの命脈も絶たれつつあります。

 本書の全ての昆虫に付された解説は、日本が誇る人気昆虫学者の丸山宗利氏が翻訳・日本語版監修を務めました。圧倒的なまでに美しく、迫力に満ちた昆虫たちの写真とともに、生態、環境の変化や保全活動の現状、レッドリストなど、問題点や取り組みがわかりやすくまとめられ、詳しい索引もついています。

 ページをめくるたびに、美しい昆虫たちの造形美に圧倒され、そこから発せられる声なきSOSに心を奪われる。昆虫愛好家だけでなく、大人から子どもまで楽しめる驚異の昆虫図鑑です。

『絶滅危惧昆虫図鑑』

レヴォン・ビス写真/アメリカ自然史博物館 昆虫標本・文/丸山宗利 訳・日本語版監修/2023年4月10日発行/定価 2,970円(10%税込)/144ページ/ソフトカバー/249mm×213mm/日経ナショナル ジオグラフィック 発行/

ISBN:978-4-86313-572-7


商品のご案内       https://nationalgeographic.jp/atcl/product/23/032400020/

Amazon          https://www.amazon.co.jp/dp/4863135726

楽天ブックス   https://books.rakuten.co.jp/rb/17463451/


【掲載昆虫(一部)】

ナベアズコバンムシ/オオカバマダラ/スナドケイハナアブ/ラスパスズメヤママユ/キュウホシテントウ/シロモンカバイロシジミ/キタヤブツユムシ/ヨーロッパルリボシカミキリ/フロリダノドトゲバッタ/キベリシタヒトリ/キンリョクゴウシュウコガネ/アパッチコハナバチ/ジュウシチネンゼミほか


■絶滅またはその危機にある昆虫40種を迫力に満ちた超高精細写真で紹介する驚異の

 昆虫図鑑!

■実物大の300倍に拡大、1万カット以上を合成した超高精細写真は圧倒的クオリ

 ティで観る者に迫る!

■全ての種の生態、環境の変化や保全活動の現状、レッドリストや問題点なども

 わかりやすく解説!

■日本語版監訳は、多くの昆虫愛好家から絶大な人気を誇る昆虫学者、丸山宗利氏が 

 担当!


日本語版監修者紹介:丸山宗利(まるやまむねとし)

東京都出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。国立科学博物館、フィールド自然史博物館(シカゴ)研究員を経て2008 年より九州大学総合研究博物館助教、17年より准教授。好蟻性昆虫(アリと共生する甲虫)を専門とし、アジアにおけるその第一人者。国内外で精力的に昆虫の調査を行い、数多くの新種を発見しているほか、メディアやSNSで昆虫の面白さや美しさを発信している。著書に『昆虫こわい』『とんでもない甲虫』(以上、幻冬舎)『昆虫はすごい』(光文社)など多数。『[超微細]美しい昆虫図鑑』(学研プラス)『角川の集める図鑑GET! 昆虫』(KADOKAWA)など、多くの図鑑の翻訳、監修も務める。


写真:レヴォン・ビス/Levon Biss

イギリスの写真家。英国王立写真協会会員。『TIME』、『ニューヨークタイムズ』、『スポーツイラストレイテッド』、『ナショナル ジオグラフィック』など多くの雑誌を飾っている。超高倍率写真は特注の撮影システムと顕微鏡レンズを使用し、4週間をかけて1万枚以上の写真から制作される。本書に収録された昆虫写真はアメリカ自然史博物館にも展示されている。


昆虫標本・文:アメリカ自然史博物館/American Museum of NaturalHistory

1869年の創設以来、科学的研究、教育、展示の幅広いプログラムを通じて、人類の文化、自然界、宇宙に関する情報を発見し、わかりやすく伝えるという世界的な使命を果たしてきた。本書の序文を寄稿したデイビッド・A・グリマルディは、同館の無脊椎動物学部門で琥珀化石、ハエ目、シロアリ亜目、チョウ目、マイナーな完全変態昆虫類のキュレーターを務めている。


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