全身不随のALS当事者が文字盤で3年半かけて書き下ろした、岡...

全身不随のALS当事者が文字盤で3年半かけて書き下ろした、 岡部宏生著『境を越えてPart1 このまま死ねるか!?』が発売。 出版記念オンラインイベント開催・ 濱口竜介監督とのトークライブが決定。

株式会社ぶどう社(所在地:東京都世田谷区、代表者:市毛 未知子)は、新刊『境を越えてPart1 このまま死ねるか!?』(著者:岡部宏生)を2023年4月5日(水)に発売。


定価1,870円(本体1,700円)四六判・208ページ


安楽死・尊厳死が論じられる社会に、「死にたい」と「生きたい」をくり返しながら、社会へ、自分へ、「生きる意味」を問い続ける。死にたい時、全身不随の身体で何を思うのか?生きたい時、そこにはなにがあるのか?

著者は、17年前にALSを発病、呼吸器を付けて全身不随の体で生きることを選択。現在は、24時間365日介護で独居生活を送り、眼球を動かすことだけでコミュニケーションをとっている。

自分の介助者が見つからない現実から、訪問介護事業所を立ち上げ、ALS患者の支援をしたいとの思いから、「日本ALS協会」会長に。社会に知ってもらい難病患者・障害者の生きる環境を変えたいと、NPOを立ち上げ活動。全国を飛び回り講演をしている。


解釈は無限であること、事実は一つであること。


●もくじ

1部 死にたくなる時は誰しもあるけど本当に死んでよいのだろうか?

1章 生きることも死ぬことも自由だというのは大きな勘違いだった

2章 生きる決意と生きていけることは別だった

3章 無限にある生き方をどう生きるか

2部 生物は生きることを前提として存在している

4章 人は価値観に縛られる

5章 境を越えて

終章 明日死んでも生きていても



●著者

岡部 宏生(おかべ ひろき)


1958年東京都生まれ。東京都育ち。2006年春にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。2007年、在宅療養を開始。2009年、胃ろう造設、気管切開・人工呼吸器を装着。2010年、自身が代表を務める訪問介護事業所「ALサポート生成」を設立。2011年、一般社団法人「日本ALS協会」理事・副会長に就任。2016年、一般社団法人「日本難病・疾病団体協議会(JPA)」理事に就任。一般社団法人「日本ALS協会」会長に就任(2018年まで)。2018年、DPI日本会議特別常任委員に就任(2020年より常任委員)。2019年、特定非営利活動法人「境を越えて」を設立。



●書籍概要

発行  :株式会社ぶどう社

著者  :岡部宏生

版形  :四六判

頁数  :208ページ

ISBN  :978-4-89240-255-5

Cコード:0036

定価  :1,870円(税込)


<販売サイト>

Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4892402559



●出版記念オンラインイベント

日時        : 2023年4月24日(月)18:30~

記念トークセッション: 岡部宏生+濱口竜介監督+山本晃久プロデューサー

申し込み      : https://okabe-part1.peatix.com



【お問い合わせ先】

特定非営利活動法人 境を越えて

HP&SNS: https://sakaiwokoete.jp/link/

Email : info@sakaiwokoete.jp

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