日比谷花壇「母の日 贈る人もらう人アンケート 2023」 結...

日比谷花壇 「母の日 贈る人もらう人アンケート 2023」 結果発表 贈る人ももらう人もサステナブルなギフトを 好む傾向に。 母の日には花を贈る人が8割近くに。 母の日のギフトとして花が定着。

株式会社日比谷花壇(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮嶋浩彰)は、2006年から毎年インターネット上で、食品、ファッション、生活関連産業の企業に参画いただき実施している「母の日コム 贈る人もらう人アンケート」を引き継ぎ、日比谷花壇独自で「母の日 贈る人もらう人アンケート2023」(略称:母の日アンケート2023)を実施しましたので、その結果を以下の通り発表します。https://www.hibiyakadan.com/mother/column/survey2023/


≪アンケート概要≫

実施期間:2023年3月24日(金)~4月4日(火)

実施方法:インターネット上で、贈る人ともらう人それぞれに、母の日についてアンケートを実施。

有効回答数:贈る人4,182人、もらう人3,646人。

※「母の日 贈る人もらう人アンケート」は、2006年から毎年実施しています。2006年~2022年は日比谷花壇が運営する「母の日コム」にて、2023年は日比谷花壇独自での実施。


≪アンケート結果ダイジェスト≫ 

母の日は、直接会って感謝を伝えたい人、直接感謝を伝えてもらいたい人、ともにコロナ禍で最多。

◆母の日にもらえたら嬉しいもの1位は、2位以降を大きく引き離して「お花」に。また今年の母の日に「お花」や「お花とプレゼント」を贈る人が約8割と、母の日のプレゼントとして花が定番に。

◆母の日のプレゼントにSDGsを意識したものを贈りたい人、もらいたい人がいずれも約7割に。サステナビリティを意識したプレゼント選びが浸透。

◆贈りたい花、もらうと嬉しい花のタイプは、ともに「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が最も人気が高く、昨年より増加。

◆母の日にかける平均予算は、3,000円未満が減少傾向。過半数が3,000円から6,999円の予算帯で贈り物を検討している。

◆母の日にしてもらいたいお手伝いは、今年も「食事の用意」が一番多い結果に。

   

≪アンケート結果総評≫

コロナ禍が一旦落ち着きを見せ始め、世の中はウィズコロナの新しい生活様式に移行しつつあります。新しいライフスタイルの中で、改めて母の日には大切なお母さんに直接会って感謝の気持ちを伝えたい、お母さんも直接感謝の気持ちを受け取りたいという回答が、2021年からの質問開始以降で最も多くなりました。感染が拡大していた時期は、オンラインや電話などで感謝を伝え合う人もいましたが、今年はその割合が2021年以降で最も少なくなり、コロナ前の生活が戻り始めていると考えられます。

 

また、母の日に感謝を伝える方法として、「お花」や「お花とプレゼント」を贈りたいと思っている人が約8割となり、昨年の約6割から大幅に増加しました。花のプレゼントは、贈る人ももらう人も「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が昨年に続き最も人気で、完成されたデザインを保ったまま、すぐ飾れることから高い人気を保っています。

 

今年初めて設定した質問である、「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?」「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?」に「はい」と回答した人が、それぞれ66.1%、71.8%と、お互いにできるだけ長く楽しめるものや環境に配慮した容器やラッピングがプレゼント選びの基準の一つに挙がっていることがわかりました。

 

贈り物の予算に関しては、3,000円未満が4年連続減少。3,000円〜4,999円は過去4年で最多の37.6%、5,000円〜6,999円も過去4年で最多の26.0%となり、過半数(63.6%)の人が3,000円〜6,999円の予算帯で贈り物を検討していることがわかりました。

 

≪アンケート結果詳細≫ 

※アンケート結果は、https://www.hibiyakadan.com/mother/column/survey2023/ でも公表しています。

     

◆母の日は、直接会って感謝を伝えたい人、直接感謝を伝えてもらいたい人、ともにコロナ禍で最多。


贈る人に向けた「今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?」の問いに対し、「直接会って伝える」と回答した人が54.6%と、昨年の53.0%から1.6ポイントの増加となりました。また、もらう人に向けた「今年の母の日はどのように感謝を伝えてほしいですか?」の問いに対し、「直接会って伝えてほしい」が59.2%に上り、昨年の51.9%から7.3ポイントの増加となり、直接のコミュニケーションを望む声がコロナ禍の2021年以降の調査の中で最多となり、コロナ禍前の生活様式が戻りつつあります。


【贈る人】今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?

今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?
2023年2022年2021年
直接会って伝える54.6%53.0%51.1%
メールやLINEなどのメッセージで伝える17.3%14.7%11.3%
電話で伝える11.8%15.9%17.2%
何もしない6.5%7.5%10.7%
手紙を送る4.8%3.2%3.9%
その他2.8%2.6%2.5%
オンラインで顔を見て伝える2.2%3.1%3.2%

【もらう人】今年の母の日はどのように感謝を伝えてほしいですか?

今年の母の日はどのように感謝を伝えようと思いますか?
2023年2022年2021年
直接会って伝えてほしい59.2%51.9%50.3%
メールやLINEなどのメッセージで伝えてほしい14.6%10.9%13.7%
特に何もしなくていい14.1%24.3%17.4%
手紙で伝えてほしい4.5%4.6%4.3%
電話で伝えてほしい3.3%4.8%6.5%
オンラインで顔を見て伝えてほしい2.4%3.0%6.7%
その他2.0%0.5%1.1%


◆母の日にもらえたら嬉しいもの1位は、2位以降を大きく引き離して「お花」に。また今年の母の日に「お花」や「お花とプレゼント」を贈る人が約8割と、母の日のプレゼントとして花が定番に。

 

もらう人への「母の日のプレゼントでどんなものをもらえたら嬉しいですか?」の問いには、「お花」(66.7%)が最多で、次点の「スイーツ」(8.2%)を大きく引き離す結果となりました。贈る人への「今年の母の日にはどんなことをしようと思いますか?」という問いに対し、「お花をプレゼント」(42.0%)、「お花とプレゼントを贈る」(36.2%)と、花を贈る人が約8割近くとなり、花贈りが母の日の定番となっていることがわかります。


【贈る人】今年の母の日にはどんなことをしようと思いますか?   

【もらう人】母の日のプレゼントでどんなものをもらえたら嬉しいですか?

◆母の日のプレゼントにSDGsを意識したものを贈りたい人、もらいたい人がいずれも約7割に。サステナビリティを意識したプレゼント選びが浸透。

 

贈る人への「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?」の問いに、66.1%の人が「はい」と回答し、もらう人への「母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?」の問いに、71.8%の人が「はい」と回答しました。贈る人で「はい」と回答した人への「どのような商品が望ましいと思いますか?」の問いには、過半数が「長く楽しめる」(58.2%)と回答し、「リサイクル素材を使用している」(18.3%)、「簡易包装」(15.6%)と、サステナビリティに配慮した商品をプレゼントとして選びたいという傾向がわかりました。また、もらう人で「はい」と回答した人への「どのような商品が望ましいと思いますか?」の問いには、「長く楽しめる」(38.1%)が最も多く、次いで「リサイクル素材を使用している」(23.6%)、「簡易包装」(22.7%)となりました。飾った後にドライフラワーやポプリ、押し花として二次利用できるように作り方のガイド本やキットがあると嬉しい、といった声や、店舗で回収可能な素材だと良い、といった生花を楽しんだ後にまで心を寄せた回答も見られました。

  

【贈る人】 母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈りたいと思いますか?

【もらう人】 母の日に、エシカル素材や多様性などのSDGsを意識したプレゼント(環境・社会に配慮したもの)を贈ってもらいたいと思いますか?

【贈る人】 はいと回答した方にお尋ねします。どのような商品が望ましいと思いますか?               

【もらう人】 はいと回答した方にお尋ねします。どのような商品が望ましいと思いますか?

◆贈りたい花、もらうと嬉しい花のタイプは、ともに「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」が最も人気が高く、昨年より増加。

 

贈る人に向けた「母の日にお母さんに贈りたいお花のタイプはどれですか?」の問いに対する回答は、「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」(39.5%)が最も多く、昨年の34.4%より増加しました。また、もらう人に向けた「母の日に、もらうと嬉しいお花のタイプはどれですか?」の問いに対する回答は、「そのまま飾れるフラワーアレンジメント」(48.4%)が最も多く、こちらも昨年の36.7%から大幅に増加しました。好まれる理由として、花瓶を準備したり、自分で活け直したりする手間がなく、プロがアレンジした完成されたデザインをそのまま手間なく飾れるから、という声が聞かれました。


【贈る人】 母の日にお母さんに贈りたいお花のタイプはどれですか?                      

【もらう人】 母の日に、もらうと嬉しいお花のタイプはどれですか?

◆母の日にかける平均予算は、3,000円未満が減少傾向。過半数が3,000円から6,999円の予算帯で贈り物を検討している。


母の日にかける平均予算は、3,000円未満が減少。また、3,000円〜4,999円が過去4年で最多の37.6%、5,000円〜6,999円も過去4年で最多の26.0%となり、過半数(63.6%)の人が3,000円〜6,999円の予算帯で贈り物を検討していることがわかりました。


【贈る人】今年の母の日のプレゼントのご予算はどれくらいですか?

母の日の
プレゼントの予算
年別推移
2023年2022年2021年2020年1999年
3,000円未満21.8%28.1%31.9%33.0%32.6%
3,000〜4,999円37.6%35.1%33.0%33.1%35.1%
5,000〜6,999円26.0%22.3%20.7%20.2%19.1%
7,000〜9,999円7.0%6.4%6.4%5.3%4.0%
10,000円以上7.6%8.1%8.0%8.4%8.2%

 

◆母の日にしてもらいたいお手伝いは、今年も「食事の用意」が一番多い結果に。    


もらう人への「母の日に、どんなお手伝いをしてもらえると嬉しいですか?」という問いに対して、「食事の用意」が例年と同様今年も最多の回答となり、次いで「家の掃除」となっています。


【もらう人】 母の日に、どんなお手伝いをしてもらえると嬉しいですか?

株式会社日比谷花壇について https://www.hibiya.co.jp/

1872年創業、1950年に東京・日比谷公園店の出店後、株式会社日比谷花壇を設立。現在、全国に約190店舗を展開。ウエディング装花、店舗及びオンラインショップでの個人/法人向けフラワーギフト、カジュアルフラワーの販売、お葬式サービス、緑を通じた暮らしの景観プロデュース、フラワーグラフィックサービス等を行っています。今後も花や緑の販売、装飾にとどまらず、暮らしの明日を彩り、豊かなものへと変えていく提案を続けていきます。

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