報道関係者各位
    プレスリリース
    2013年5月1日 14:45
    オーセンスグループ株式会社

    平均貯蓄額は1,000万円、資産運用は株で3割、宝くじに2割!?日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が『20代・30代男性弁護士のライフスタイル』調査結果を発表

    この度、日本最大級の法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営するオーセンスグループ株式会社(所在地:東京都港区、代表:元榮太一郎)は、20代・30代の男性弁護士に「キャリア」「経済」「恋愛」「結婚・育児」について 質問した『20代・30代弁護士のライフスタイル』に関するアンケート調査結果を発表いたします。 【 『20代・30代男性弁護士のライフスタイル』調査結果調査アンケート項目 】 ■1、弁護士のキャリア調査 1-1、30代以降に弁護士になった人は35.5% 1-2、理想のキャリア、独立は30代を希望が8割 ■2、弁護士の経済事情調査 2-1、平均貯蓄額は約1,000万円、弁護士の2割は宝くじを頼りに! ■3、弁護士の恋愛事情調査 3-1、弁護士の合コン参加率は半々、お友達作りが目的で結婚相手は探していない- 3-2、職場恋愛の経験者はわずか1割 ■4、弁護士の結婚・育児意識調査 4-1、理想は30歳までに結婚が50.6% 4-2、多忙な弁護士でも約3割が育児休暇取得を希望 ■1、弁護士独特のキャリア調査 1-1、30代以降に弁護士になった人は35.5% 弁護士の「キャリア」では、「弁護士になった年齢」「独立をする予定」「独立をする時期」「独立をしない場合にパートナー(共同経営者)になる時期」について調査いたしました。 2004年に創設された法科大学院制度により、弁護士になるには大学を卒業後、法科大学院(ロースクール)に通うことで司法試験の受験資格を得られるようになりました。このため、現在20代の弁護士は法科大学院を卒業する年齢である26歳から27歳に司法試験に合格し晴れて弁護士となる人が多く、アンケート調査でも最も多いのは27歳、続いて26歳という結果が出ています。また29歳までに弁護士になった人が全体の6割を超えており、20代で弁護士資格の取得を目指す傾向があることがわかりました。 ・弁護士になった年齢(有効回答数79人/79人中) 24-26歳 24.1% 27-29歳 40.5% 30-32歳 13.9% 33-35歳 16.5% 36-38歳  5.1% 1-2、理想のキャリア、独立は30代を希望が8割 司法試験の合格者は、その後、最高裁判所に司法修習生として採用され、公務員に準じた身分で司法修習と呼ばれる研修を受けます。その間に就職活動をし、まずは法律事務所に就職をするという流れが一般的です。今回の調査では独立をする予定が「ある」と回答した弁護士が約7割と多く、20代・30代の男性弁護士は独立志向が高い傾向にあることがわかりました。 独立をする時期(年齢)については、回答した48人のうち、30代での独立を希望している弁護士が全体の8割を超えています。弁護士になってから一定の期間は所属する法律事務所で実務経験を重ね、その後、自身の法律事務所を設立するようです。 一方で、独立はせずに、所属している法律事務所のパートナー(共同経営者)を目指す弁護士は、全体の3割に留まっています。パートナー就任の時期については7割近い人が30代と回答しています。中には「弁護士になって5年もたったら、ある程度は事務所経営に責任を持つべきだと思います。」といった声もあり、独立の有無に関わらず、全体的に早期から法律事務所の経営に対して高い関心を持っていることがわかりました。 ①独立をする予定はありますか?(有効回答数79人/79人中) ある 69.6% ない 30.4% ②独立をする時期(年齢)はいつ頃を考えていますか?(有効回答数48人/79人中) 29-31歳 25.0% 32-34歳 22.9% 35-37歳 22.9% 38-40歳 27.1% 41-43歳 0.0% 44-46歳 2.1% ③独立をしない場合、パートナー(共同経営者)弁護士になる年齢はいつ頃を考えていますか?(有効回答数38人/79人中) 27-29歳 7.9% 30-32歳 21.1% 33-35歳 28.9% 36-38歳 10.5% 39-41歳 28.9% 42-45歳 0.0% 45歳 2.6% ・現役引退の年齢はいつ頃を考えていますか? 資格を保持する限り、定年の無い職業である弁護士ですが、現役引退については70歳という回答が3.5割を超えて、もっとも多く、次いで一般的なサラリーマンの定年退職と同じ65歳が3割弱となっています。生涯現役の「100歳」という回答も3人から寄せられており20代・30代のうちから100歳を目標に働く弁護士がいることは心強い結果と言えます。 ・現役引退の年齢はいつ頃を考えていますか?(有効回答数58人/79人中) 40歳以上 1.7% 50歳以上 6.9% 60歳以上 36.2% 70歳以上 41.4% 80歳以上 13.8% ■2、弁護士の経済事情調査 2-1、平均貯蓄額は約1,000万円、弁護士の2割は宝くじを頼りに! 弁護士の「経済」では、「経済的な不安の有無」「貯蓄額」「貯蓄以外の資産運用」について調査しました。 国家資格の最難関であり、一般的にも高収入と言われている弁護士ですが、「経済的な不安がある」と回答した人が73.4%と多く、結婚や子育てなど経済的に変動の多い20代・30代の弁護士は堅実な考えを持つ方が多いと言えます。なお、貯蓄額の平均金額は約1,000万円という結果になり、総務省の家計調査(平成23年度調べ)で公表されている30歳代の平均貯蓄額595万円と比較するとおよそ400万円上回っていることがわかりました。 「資産を増やすためにしていること」としても、株、国債、外為、投資型不動産という回答が半数を超えており、資産運用への関心はかなり高いと言えます。その他では、変動型生命保険、養老保険、確定拠出年金、外貨立て生命保険、貯蓄型保険という回答が寄せられました。なお「宝くじ」と回答した運任せの弁護士が2割以上も存在し、これについては「親近感を感じる一面」と言えそうです。 ①弁護士になってから経済的な不安はありますか?(有効回答数79人/79人中)              ある 73.4% ない 25.3% その他 1.3% ②貯蓄額はいくらですか?(有効回答数79人/79人中) 99万円以下 20.3% 100万~299万円 16.5% 300万~499万円 17.7% 500万~999万円 15.2% 1000万~4999万円 27.8% 5000万以上円 2.5% ③貯蓄以外に資産を増やすためにされていることはありますか-(有効回答数30人/79人中) 株 33.3% 国債 3.3% 外為 10.0% 投資型不動産 3.3% 宝くじ 23.3% その他 26.7% ■3、弁護士の恋愛事情調査 3-1、弁護士の合コン参加率は半々、お友達作りが目的で結婚相手は探していない? 弁護士の「恋愛」では、「合コン参加の有無」「合コンの参加頻度」「合コンに期待すること」について調査しました。 弁護士の合コン参加率は「参加する」「参加しない」という回答がほぼ半数という結果になりました。多忙な職業ということもあり、合コンに参加することができない弁護士が多いようです。合コンに参加すると回答した弁護士の参加頻度は月に1回以下が9割を超え、全体的に控えめで積極的には参加していないことがわかりました。また、合コンに期待することとしては「お友達作り」が最も多く、誠実なイメージの弁護士が結婚相手探しをする場として、合コンはあまり望まれていないようです。 ①合コンに参加することはありますか?(有効回答数79人/79人中) ある 48.1% ない 51.9% ②どのくらいの頻度で参加していますか?(有効回答数43人/79人中) 月1回以下 93.0% 月2-4回 7.0% ③合コンに期待することは何ですか?(有効回答数37人/79人中) お友達作り 70.0% 結婚相手探し 20.0% その他 10.0% 3-2、職場恋愛の経験者はわずか1割 弁護士が職場恋愛をする割合は極めて少なく、わずか1割という結果でした。また、およそ8割の弁護士が職場恋愛を望んでおらず、公私をはっきりと分けて考えていることがわかりました。ただし、機会があれば職場恋愛をしたいと考える弁護士が2割程存在するため、弁護士との出会いを求めている方は法律事務所に就職するというのもひとつの方法かもしれません。 ①職場恋愛(社内恋愛)をしたことはありますか?(有効回答数79人/79人中)         ある 11.4% ない 88.6% ②職場で恋愛する機会があればしたいですか?(有効回答数79人/79人中) したい 21.5% したくない 78.5% ■4、弁護士の結婚・育児意識調査 4-1、理想は30歳までに結婚が50.6% 弁護士の「結婚・育児」では、「理想の結婚年齢」「離婚をせずに生涯連れ添うコツ」「育児休暇取得の希望」について調査しました。 理想の結婚年齢については30歳という回答が最も多く3割、次いで35歳が2割となっています。結婚の年齢としてはごく一般的と言えそうです。また、日頃の業務において離婚案件を扱う弁護士に「離婚をせずに生涯連れ添うコツ」を質問したところ、「自分の価値観を相手方に押し付けないこと。相手の人生は相手のものであるという理解を持つこと。」など、配偶者に依存せず、精神的にお互いが独立していることを重要視する声が多くみられ、離婚する夫婦を客観的に見てきた弁護士ならではの現実味溢れるアドバイスが寄せられました。 ①理想の結婚年齢は何歳ですか?(有効回答数79人/79人中) 22-25歳 5.1% 26-30歳 50.6% 31-35歳 34.2% 36-40歳 8.9% 41歳以上 1.3% ②離婚をせずに生涯連れ添うコツは何だと思いますか?  離婚する夫婦を客観的に見てきた弁護士ならではのアドバイスを3つにまとめました。 1、生涯連れ添うことが目的であれば、本当に生涯連れ添いたいのか、相手のことをよく知ること。 2、自分の価値観を相手方に押し付けず、相手の人生は相手のものであるという理解を持つこと。 3、細かいことを気にせず、結婚生活に細かな条件や約束を付けないこと。 4-2、多忙な弁護士でも約3割が育児休暇取得を希望 男性弁護士の「育児休暇に対する意識」について調査した結果、多忙なイメージのある弁護士ですが、育児休暇に関する調査では約3割の人が「取得する」と回答しています。男性弁護士の育児に対する関心は低くないようです。 ①こどもが産まれたら育児休暇を取りますか?(有効回答数79人/79人中) とる 29.1% とらない 70.9% 「弁護士ドットコム」は今後も、「インターネットで法律をもっと身近にもっと便利に。」の理念のもと、弁護士を対象とした調査リリースを通じて、皆様に弁護士をより身近に感じていただける情報の提供に努めて参ります。 ◇「弁護士ドットコム」とは http://www.bengo4.com/   国内弁護士の5.6人に1人となる5,945人(※)の弁護士が登録する日本最大級の法律相談ポータルサイト。弁護士費用の見積比較のほか、インターネットによる法律相談や、弁護士回答率98.6%(※)の無料相談Q&A「みんなの法律相談」を運営、累計法律相談件数は250,000件(※)を突破。 ※2013年5月1日現在 [メディア掲載履歴] 読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、産経新聞などの各新聞、「PRESIDENT」、「日経ビジネス」などの各雑誌、NHK「おはよう 日本」特集、NHK「追跡!A to Z」、フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「行列のできる法律相談所」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」など多数のメディアにて紹介。