積水ハウス、2022年度の新築戸建ZEH比率は 93%で過去最高を更新  ZEHによる居住時のCO2排出削減量は累積109万t-CO2に

 積水ハウス株式会社は、2022年度の新築戸建住宅におけるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(以下、ZEH)の比率が93%と過去最高を更新し、2023年3月末時点で累積76,509棟となりました。当社は戸建住宅のみならず、賃貸住宅「シャーメゾン」や分譲マンション「グランドメゾン」などの集合住宅でもZEHを推進しています。戸建住宅や賃貸住宅、分譲マンションのZEH化によって、居住時に排出されるCO2の削減効果は2013年度から2022年度までの累積で109万t-CO2(※)になりました。

(※建築物省エネ基準相当で建設した場合からの削減量)


賃貸住宅 シャーメゾンZEHの建築実例


■脱炭素社会の実現に向けた建物の種類ごとの取り組みと2022年度実績

<戸建住宅>

住宅業界のZEHの牽引役として2013年の「グリーンファースト ゼロ」発売から継続して普及推進に取り組む。2022年度ZEH比率93%

<賃貸住宅>

入居者メリットの高い「入居者売電方式」で展開。2025年のZEH比率目標75%に向けて推進。2022年度ZEH比率65%(受注戸数15,064戸)

<分譲マンション>

2023年以降に販売する「グランドメゾン」をすべてZEH化。2022年度販売ベースのZEH比率88.8%

<リフォーム>

「いどころ暖熱」を中心に環境配慮型リフォームを推進し、住宅業界の大きな共通課題である既存住宅の脱炭素化に注力。2022年度「いどころ暖熱」の実績は1,601戸

<非住宅>

ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)を推進。2022年度実績は89棟


 積水ハウスはESG経営の重要な取り組みとして戸建住宅や賃貸住宅、分譲マンションのZEH推進に加え、環境配慮型リフォームや非住宅のZEB推進など、各事業の特徴を踏まえた実効性のある取り組みを今後も進めてまいります。



■シャーメゾンZEH入居者アンケート結果 居住者の約7割が夏の電気代の安さを実感

 積水ハウスは、入居者の光熱費節約やエシカル志向に対応する入居者売電方式を標準とするシャーメゾンZEHの入居者を対象に、ZEHに関する意識の変化や生活実感についてのアンケートを実施しました。その結果、次のようなメリットを実感したとの結果となりました。


~調査サマリー~

● シャーメゾン ZEH に住んで「非常に満足」「満足」と回答した世帯が合せて約9割

● 夏の室内環境について約9割の世帯が快適に過ごしていると回答

● 約7割が「夏の期間の電気代が安くなった」と回答

● 約8割が、今後住居を移る際に「ZEH仕様の住宅を選びたい」



Q現在の賃貸住宅に満足ですか(n=231)


 シャーメゾンZEHに住んでみて満足しているか聞いたところ、「非常に満足」が27%、「満足」が61%と、約9割が満足に生活していることがわかりました。



Q夏の期間、室内で快適に過ごせましたか(n=208)


 また、夏の室内環境の快適さについて聞いたところ「快適」が40%、「やや快適」が52%と、約9割の方から快適さを実感しているとお答えいただきました。



Q夏の期間の電気代は以前のお住まいと比べてどのように変化しましたか。(n=211)


 去年の夏の期間の電気代について聞いたところ、「安くなった」が67%と、約7割の居住者が、エアコンなどの冷房が必要となる夏の電気代の減少を実感していることがわかりました。



Q退居後もZEHを選びますか(n=201)


 現在の住まいに満足している入居者に、今後、引っ越しをして、賃貸住宅を借りる、または住宅を購入・建設する場合、ZEH仕様にするかどうか聞いたところ、「そう思う」が30%、「ややそう思う」が48%と約8割がZEH仕様の住宅を選びたいと考えている結果となりました。入居者売電方式のシャーメゾンZEHでの居住経験は、賃貸住宅だけでなく、建売住宅や注文住宅のZEH化にも波及効果があることがわかりました。



<シャーメゾンZEHに関する入居者アンケート 調査概要>

調査対象期間:2022年4月~2022年9月

回答人数  :232世帯(各設問のN数はそれぞれの有効回答数)

集計対象  :ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・マンション)

       (入居者売電方式)にお住まいの入居者

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