Megviiの3Dパレットシャトルシステムが SGS様からCEフル指令認定証を取得
先日、ドイツのシュトゥットガルトで開催されたLogiMAT展示会において、IoTシナリオに注力しているAI企業であるMegvii株式会社(所在地:東京都豊島区、代表取締役:唐文斌、以下 メグビー)の3Dパレットシャトル、リフター及びセットになったバッテリーが、グローバル権威のある認証機関であるSGSの一連の厳しい安全テストと検証に合格し、3DパレットシャトルシステムのCEフル指令認定証を取得したと発表しました。これはメグビーの3Dパレットシャトルシステム全体の安全性能はEU基準を満たし、安全技術能力が国際先進レベルに達していることを意味しています。
SGSグローバル認定証授与式に出席したグローバル認定証の授与担当のMark Lohmann氏(右)とメグビーのロボティクス海外ビジネス部門責任者 陸建萍(左)
■3Dパレットシャトルがスマート倉庫の主流ソリューションになる
近年、産業の急速な発展と、デジタル・インテリジェント技術の成熟に伴い、現代工場と物流センターの建設においてスマート倉庫が「スタンダードセット」になっています。スタッカークレーン立体倉庫と比べて、リフターとセットになった3Dパレットシャトルインテリジェント高密度保管倉庫は、強い現場適応性、複数台車連携による高い稼働率、低エネルギー消費、低雑音、柔軟な拡張性等多くのメリットを持つため、お客様がより良い投資回収率(ROI)を獲得することができ、倉庫デジタル化へアップグレードする主流ソリューションの一つになっています。
「パレットシャトル技術は最初ヨーロッパから生まれ、30年以上の成長を経て、そのアプリケーションが非常に成熟し、安定するようになっている。それと同時に、お客様の業務が益々急速な変化に直面し、新世代のフレキシブル・ロジスティクスソリューションである3Dパレットシャトルシステムは、迅速に導入し、柔軟に拡張し、お客様の業務ニーズ変化を時間内に対応することができるため、より多くのお客様に好まれるようになっている。」とメグビーロボティクス海外ビジネス部門責任者である陸建萍がこのように述べました。
CEフル指令認定証は安全認定証のマークであり、ヨーロッパ市場を開拓し進出するために必要不可欠な「パスポート」です。メグビーロボティクスは常に製品のライフサイクル全体を通して、安全性と信頼性を重視しており、現在、メグビーの3Dパレットシャトルシステムはパナソニック中国、ブル、Ganfengリチウム、WanWeiコールドチェーン等の多くの大手企業の工場と倉庫に導入されています。3DパレットシャトルシステムのCEフル指令認定証取得により、より多くのグローバルパートナーやお客様が、倉庫デジタルのアップグレードのためにメグビーのパレットシャトル及びそのセットになった製品を選ぶことができるようになりました。
■安全・安定性が権威機関からのCEフル指令認定証を取得
生産と倉庫運営では、常に安全が第一に考慮されます。メグビーパレットシャトルはメグビーの成熟したロボットプラットフォームに基づき構築されたもの、機械電動駆動設計で、オイル漏れ無く、メンテナンスが容易です。そしてコア部品が全部大手サプライヤーから供給され、厳しい品質保証が行われています。
またメグビーは工業用のレーザー距離測定センサーを6枚搭載しており、台車本体が安全の最終ガードラインになっています。パレットシャトルがリフトアップ時のパレットズレによるぶつかり、衝突等のリスクについては、随時調整できるように、メグビーはパレット検知センサーを追加しています。更にメグビーはリン酸鉄リチウムとチタン酸リチウムという常温や低温環境において安全性の高いバッテリーを採用しているため、車体が常に安全状態にあることを確保しています。
SGSグローバル認定証授与担当Mark Lohmann氏は、「メグビーパレットシャトルは安全構造、全体の電気、機械安全、電磁両立性、機能安全、部品、バッテリー及びBMS安全性等、一連の厳しい評価とテストに合格し、パレットシャトル‐リフターシステムのCEフル指令認定証を取得しました。これは、本製品が国際安全規格の要求事項を満たしていることを意味し、EU27加盟国とEUのCEフル指令認定証を認める国で広げて導入することができます。」
今後、SGSの強い国際認証ネットワークを活用し、より多くのスマートマテハン企業、製造企業が安全・標準や規制解釈、EU CE、北米、中国CR等の認定証やリスク評価サービスを取得することに役立てたいと考えています。
- カテゴリ:
- 企業動向
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)