EDに関する理解度調査を男性200名を対象に実施　約3割がEDの定義を勘違い

2023.05.30 12:00

医療法人社団康英会ユナイテッドクリニックグループ

医療法人社団康英会ユナイテッドクリニックグループ(本社：東京都豊島区、理事長：細田淳英)は、20～60代の男性200名に対し、EDやED治療の理解度について調査を実施しました。

EDに関する理解度調査

EDは成人男性の3人に1人が発症すると言われており、決して他人ごとではありません。一方、EDに関する間違った理解から、「自分はEDではない」「この程度ならまだ治療は不要」と思い込んでいる方が多いのも事実です。

今回、20～60代の男性200名に対しアンケート調査を行ったところ、以下のことが分かりました。

＜本調査で分かったこと＞

・約3割の男性がEDの定義を勘違いしている

・バイアグラについて、約半数の男性が「副作用が怖い」というイメージを持っている

・ED治療薬のジェネリック医薬品について認知している男性は約2割

・4割以上の男性が「ED治療では男性器を見せる必要がある」と回答しているも、実は勘違い

＜調査の概要＞

調査方法：インターネットアンケート

調査期間：2023年5月15日～2023年5月17日

調査対象：20～60代の男性200名

■約3割の男性がEDの定義を勘違いしている

EDの定義にもっとも近いと思うものはどれですか？

EDの定義として正しいのは、「勃起しても挿入できるほどの硬さにならない、勃起するが状態を維持できない」です。正しく理解している男性は全体の約7割、間違って理解している男性は約3割でした。

勃起自体はするものの、硬さや持続力が原因で満足な性行為ができない男性はEDに該当します。もちろんお酒の飲み過ぎや心身の疲れで一時的に勃起が不十分になるケースもありますが、勃起不足による性行為の失敗を頻繁に繰り返す場合は、そのまま放置せずED外来を受診すべきです。

■バイアグラについて、約半数の男性が「副作用が怖い」というイメージを持っている

「バイアグラ」と聞いて、あなたが抱くイメージはどれですか？

バイアグラに対するイメージとして、「勃起力が上がる」の次に多かったのが「副作用が怖い」でした。「顔のほてり」「頭痛」「目の充血」といった副作用は、たしかに多くのバイアグラ服用者に共通して発現しますが、数時間後には収まります。勃起が促進され始める合図として捉え、あまり気にしないようにしましょう。

また、バイアグラは心臓に負担がかかるというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、健康な方が服用する分には重篤な副作用が起こることはほとんどありません。どうしても副作用が怖い場合は低用量の錠剤を処方してもらう、または錠剤を半分に割って服用してもいいでしょう。

「偽物が多い」という回答も28.5％ありました。たしかに個人輸入の通販サイトなどにおいて、バイアグラの偽物が流通しているのは事実です。しかし、病院やクリニックで処方してもらうバイアグラであれば、偽物である心配はありません。

■ED治療薬のジェネリック医薬品について認知している男性は約2割

ED治療薬にはジェネリック医薬品が存在することを知っていますか？

ジェネリック医薬品とは、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を用い、品質・効き目・安全性を同等とした薬を指します。メリットは低価格で処方してもらえることで、ED治療薬においてもジェネリック医薬品が存在します。

前述の統計ではバイアグラに対して「値段が高い」というイメージを抱いている男性が約4割でしたが、バイアグラジェネリックであれば1錠あたり500円以下で処方しているクリニックもあります。ED治療薬を安く利用したい方は、ジェネリック医薬品を検討してみてください。

■4割以上の男性が「ED治療では男性器を見せる必要がある」と回答しているも、実は勘違い

病院でのED治療において、行われると思うものはどれですか？

ED治療において「目視での男性器の状態確認」が行われると思っている男性の割合は約44.5％でした。しかし実際、ED治療薬を服用してもらうだけであれば、男性器を見せる必要はありません。「男性器を見せるのが恥ずかしいから病院に行きたくない」という方も、心配は不要です。

なお、血液検査・尿検査・心電図検査については、行う場合と行わない場合があります。血液検査・尿検査・心電図検査を行う目的は、服用する薬が身体に合っているかどうかを確かめるためです。血液検査・尿検査・心電図検査の有無によって費用が変わってくる場合もあるため、病院・クリニックを受診する際は事前に確認しておきましょう。

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