ストリートフォトグラファー集団VoidTokyoの写真展 「写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition」を 銀座・ヒコヒコギャラリーにて7月18日より開催
~熟達したストリート写真家達が切り取る東京の今を堪能できる~
2023.06.28 09:30
株式会社HN企画が運営している銀座のHiko Hiko Gallery(ヒコヒコギャラリー)では、「探る視線」をコンセプトとして東京を拠点に活動するストリートフォトグラファー集団VoidTokyoのメンバーが切り取った、世界でも有数の大都市東京の今を感じることができる写真展「写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition」をで2023年7月18日から7月30日まで開催します。
写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition
■開催趣旨
VoidTokyoは、紙媒体に残すZineを定期的に刊行することを目的として2017年に設立されました。
当初の目的を現在も主にしつつも国内外からそれが大きな反響を呼び、展示を合わせて行うことも多くなりました。
今回はヒコヒコギャラリーからの招待を頂戴し、ここに現メンバーの写真展「写路」を開催いたします。
各メンバーがそれぞれの視点から捉えた東京を一同に合わせて展示することにより、多角的に東京という世界都市の一端が垣間見えてくるのではないかと期待するものです。
今回の展示では昨年に急逝したメンバー、藤谷 弘樹の写真もあり、現在のVoidTokyoの集大成となる写真展を目指しました。
皆さまの目に留まる東京がここにあることを願っております。
VoidTokyo一同
■写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition
写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibitionでは、鈴木 達朗、大西 正、川音 真矢、Kawara Chan、山下 忠志、藤谷 弘樹、Joel Pulliam、Johan Brooks、藤 貴広、計9名の写真を展示します。
<鈴木 達朗/Tatsuo Suzuki>
1965年東京生まれ。
早稲田大学法学部卒業。
43歳から写真を撮り始める(2008年)。25年間富士通に営業として勤務後、退職。写真家として歩み始める(2014年)。
ストリート写真を中心としつつポートレートも鋭意撮影。
VoidTokyo主宰。
2016年、Steidlダミーブックアワードでグランプリを受賞し、
2020年Friction/Tokyo StreetがドイツのSteidl社から刊行される。
2019年からは自主企画のTOKYO STREET Zineの刊行を始め、最近Vol.6が発刊され完結した。
Tatsuo Suzuki
<大西 正/Tadashi Onishi>
1973年東京生まれ。スナップ写真とドキュメンタリーの接点を模索するため街景や日常生活における社会性を日々撮影している。現代社会を投影する自己をスナップ写真という手法により浮かび上がらせる。
<路像プロジェクト主宰、VoidTokyoメンバー、Stoneage crew>
Tadashi Onishi
<川音 真矢/Ash Shinya Kawaoto>
1980年神奈川県生まれのストリートフォトグラファー。
2016年頃より東京の都市を中心にストリート写真を撮り始める。
都会に暮らす人々の表情を通して、その街の移り変わりを記録すべく日々撮影をしている。
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2017 一般公募部門ストリート・カテゴリ ショートリスト、レンズカルチャー マグナムフォトグラフィーアワード2017 ファイナリスト等、海外を中心とした様々なコンペティションに入賞している。
2018年3月、東京で個展「Scrap and Build」を開催。東京のストリート写真誌
「VoidTokyo」のメンバー。
Ash Shinya Kawaoto
<Kawara Chan>
鎌倉生まれの日本人。妻であり母であり、東京を拠点として活動するストリートフォトグラファー。画家志望で芸大に入るが、学生時代から始めた音楽活動でヴォーカリストとしてのキャリアがスタート。
写真への情熱はInstagramから生まれ、2015年頃からストリートフォトグラフィーを始める。
2017年に鈴木 達朗氏の声掛けにより11人のメンバーが集まりVoidTokyoを設立。今年で活動7年目を迎えた。
Kawara Chan
<山下 忠志/Tadashi Yamashita>
1976年大阪生まれ。
ビジュアルアーツ大阪主席、スタジオ勤務を経てフリーランスカメラマンとして活動と同時に写真家として作品制作、発表を続けている。東京在住の写真家。主に人間模様を撮影している。
Tadashi Yamashita
<藤谷 弘樹/Hiroki Fujitani> (1964~2022)
2008年頃よりストリート写真を撮り始め、東京の都市を中心に精力的に撮影活動を継続。
光と影、喫煙シーン等を好み多くの傑作を残す。
また近年はダミーブックの制作にも取り組み、よりストーリー性のある写真表現にも注力していた。
2017年VoidTokyo 設立メンバー、中心人物として最後まで活動。
Hiroki Fujitani
<ジョエル プリアム/Joel Pulliam>
1974年アメリカ合衆国生まれ。ハーバード大学学士(歴史・文学専攻)、ハーバード法学大学院法学博士を共にMagna Cum Laude(優等位)で取得。2018年より、東京に在住。近年ではTokyo International Foto Awardsにおいて写真集『The Consolation of Dew』が最優秀賞を獲得、デビットアランハーベイ主催バーンマガジンでのフォトエッセイ選出、スペースプレイスギャラリーおよびニジニ・タギル美術館での個展開催、加えて第9回プリピクテ賞へのノミネート等。近著として『Furukawa』(2022年)、『Slopes』(2023年)。
Joel Pulliam
<ヨハン ブルックス/Johan Brooks>
ヨハン・ブルックスは東京を拠点に活動する報道写真家兼ストリートフォトグラファー。イギリスに生まれ、ニューヨークで育つ。日本に移り10年以上になる。
2021年よりVoidTokyoのメンバー。
人々の暮らし、そして人と人、人とその生活空間との関わりを主な対象として撮り続けている。注目される作品に「Fire Corps」や「The Erosion Beneath」など多数。これまで東京以外に、イタリア、アメリカ各地でも作品を発表。中でもサンフランシスコのCrunchyroll HQでは彼の写真が常設展示されている。このほか彼の作品はThe Japan Timesをはじめ、出版物やさまざまな媒体で目にされている。 https://www.johanbrooks.com
Johan Brooks
<藤 貴広/Takahiro Toh>
大学生のころ某有名テーマパーク年間パスポートを購入。それをキッカケに一眼レフも購入。キャラクターしか撮らないのもカメラが勿体無いので、都市夜景の撮影を始める。展望台からの景色に飽きてしまいヘリコプターからの空撮夜景を始める。
それも飽きる。ふと新入社員の頃に始発の電車から見た街の景色を思い出し、ストリートフォトを撮りはじめて2021年にVoidTokyoへ正式加入し今に至る。
Takahiro Toh
■展示会の詳細
展覧会名:写路 SHARAKU VoidTokyo Exhibition
会期 :2023年7月18日~7月30日
会場 :Hiko Hiko Gallery(ヒコヒコギャラリー)
所在地 :東京都中央区銀座4-13-11 太田興産銀座M&Sビル2階
入場料 :500円(税込)
開催時間:10:30~18:30(初日14時30分から)(最終日15時まで)
定休日 :毎週月曜日
アクセス:東銀座駅5番出口より徒歩30秒
■ヒコヒコギャラリーについて
株式会社HN企画が運営しているレンタルギャラリーです。
芸術文化のさらなる振興を目的として2022年にオープンしました。
【ヒコヒコギャラリー詳細】
サイト : https://hikohikogallery.com/
所在地 : 東京都中央区銀座4-13-11 太田興産銀座M&Sビル2階
(東銀座駅5番出口より徒歩30秒、銀座駅より徒歩5分)
TEL : 03-6264-3355
営業時間: 10:30~18:30
定休日 : 毎週月曜日
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