子ども(3歳~6歳)の「感覚」「動作」の困りを調べるWebサ...

子ども(3歳~6歳)の「感覚」「動作」の困りを調べる Webサービス『感覚・動作アセスメントKIDS』6月22日(木)開始

外見で分からない困りを統計データで解析

レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役:五藤 博義)は、保育園・幼稚園や学校への不適応を起こす原因となる「感覚の困り」や「動作の困り」を調べるWebサービス『感覚・動作アセスメントKIDS(略称:感・動キッズ)』を2023年6月22日(木)から開始します。


感覚・動作アセスメントKIDS 結果例


■多くの子どもがもつ感覚の困り、動作の困りが引き起こす問題

発達障害という言葉が、ニュースや新聞で連日取り上げられています。多動や衝動性、対人関係などについては多くの人が知るようになってきましたが、外見から分からず、本人も気づかないうちに、園や学校生活に不適応を起こす可能性があるのが、「感覚の困り」「動作の困り」です。発達障害と診断される子だけでなく、3歳から6歳の子どもの多くが持っていることが分かってきました。


感覚の困りでは、他の多くの子どもには問題にならない微細な音や光、においなどが原因で、遊びや生活の場面で不適応を起こす可能性があります。動作の困りでは、他の子どもでは簡単にできる体や手先の運動が苦手で、身辺自立や生活スキルの獲得が遅れ、大人の手がかかるようになったり、場合によっては介助が必要になったりすることがあります。


●感覚の困りと動作の困りの多様性、複雑性

感覚の困りでは、微細な刺激を苦痛に思う「感覚過敏」のある子がいる一方、跳びはねるなどの繰り返し行動で刺激を自ら得ようとする「感覚探求」の子や、正常に刺激を感じる力を持ちながらその刺激に反応しない「低反応」の子もいます。ある感覚には過敏で、別の感覚には低反応で、というように感覚を広くとらえて調べる必要があります。

動作の困りでは、ダンスで身体の動きがまねできない「粗大運動」の問題や、紐を結んだり、ボタンをはめたりといった両方の手指をいっしょに使う「微細運動」「協調運動」の問題をもつ子がいます。動作についても、粗大運動だけ、微細運動だけという子がいる反面、両方ともできない子、場面によって特定の動作ができない子がいるなど複雑で、これまではそれらを簡単に調べる方法がありませんでした。



■『感覚・動作アセスKIDS』(感・動アセスキッズ)とは

先行サービス『感覚・動作アセスメント』(感・動アセス)は小学生を対象にしたもので、それに改良を加えた新サービスです。感・動アセスは2019年4月のサービス開始から小学校や放課後等デイサービスで活用されてきました。感・動アセスキッズは、対象を未就学児(3歳から6歳)まで広げ、「感覚の困り」と「動作の困り」の状態を3種類のレーダーチャートで表現し、それぞれの対処方法をイラストで解説するWebサービスです。原案・監修は、岩永 竜一郎・長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授です。

感・動アセスキッズは、幼児の生活の様子についての115の質問に5段階(いつもある、しばしば、ときどき、まれに、まったくない)で回答することでその子の困りが分析されます。



■利用のための機器と料金

利用は、パソコンやスマホなど、Webが利用できるほとんどの機器で可能です。プリンタがあれば、レポートの印刷も容易です。1回あたり1,650円(税込)で利用できます。



■サービスの特長

(1) 対象者の「感覚の困り」「動作の困り」を統計データに基づいて分析し、困りの内容と対処方法の3種類の資料を作成。

困りの内容では、感覚と動作の種別ごと※1の困りの程度と、感覚の困りのタイプごと※2の困りの程度をパーセンタイル値で表示。

対処では、対処方法を分かりやすいイラストと具体的な支援方法で解説。

※1 感覚:聴覚、視覚、触覚、深部感覚、前庭覚、味覚・口腔感覚、嗅覚

  動作:姿勢・バランス、全身運動、手先の運動、球技スキル、口腔運動

※2 感覚:過敏、探求、低反応


(2) ほとんどのスマホ、タブレット、パソコンで利用可能

iPhoneやAndroidなどのスマホやタブレット、WindowsやMacなどのパソコンで、さまざまなブラウザソフト(Microsoft Edge、Google Chrome、Safari等)で利用できます。


(3) 使いやすさを追求

1画面1答方式なのでスマホでもスムーズに操作可能です。

質問数は115問と多いのですが、入力途中で中断しても次は中断時点から再開することができます。

結果シートはA4サイズの印刷に最適化しており、プリンタで印刷可能です。


(4) 低価格で利用可能

1枚のチケット(1,650円 税込)で感覚と動作両方の困りをアセスメント。支払いは、クレジットカードの他に、Apple PayやGoogle Payを用意。

請求書払いのご希望や、多数のチケットをまとめて購入の場合は、ご相談ください。


(5) 認知機能アセスメントと組み合わせることで精度の高い個別支援計画を作成

対象者の認知能力は、一般的な認知テストやレデックスが提供するアセスメントサービスで測ることが可能です。認知機能アセスメントと、本サービスを組み合わせることで、社会生活や日常生活で行動できるレベルを知ることができます。


(6) 感覚と動作(協調運動)に関する第一人者が原案・監修

作業療法士としての臨床経験も豊富な研究者、岩永 竜一郎・長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授が原案を作成し、継続的な監修を行います。


※原案・監修者からのメッセージ

近年、発達障がいがしばしば話題になり、お子さまの心配をされる保護者の方は多くなってきました。専門家に相談することが望ましいですが専門家、特に感覚や運動の問題の専門家が少なく、必要な支援になかなかつながらないことがあります。

このようなことから、保護者がお子さまの問題をより的確に把握し、対応法を知るための手段をご提供するために本システムを開発しました。

このシステムを作るにあたり、一般の子どものデータを集め標準値を作成しました。それに基づいて、お子さまの感覚や協調運動のスコアが算出され、日常生活の中での配慮、支援の仕方などが提示されるように設計しました。

保護者だけでなく、幼稚園・保育園の保育職員、児童発達支援に関わる職員にもこのシステムの結果を役立てていただきたいと思います。



■商品概要

名称    : 感覚・動作アセスメントKIDS(感・動アセスキッズ)

原案・監修 : 岩永 竜一郎(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授、

        同大学子どもの心の医療・教育センター副センター長)

機種    : Windows、MacOS、iOS、Androidの搭載された

        パソコン、スマホ、タブレット

対応ブラウザ: Microsoft Edge、Google Chrome、Safari 他

料金    : 電子チケット1枚 1,650円(税込)

利用方法  : 下記Webページから。

URL     : https://kda-kids.ledex-app.com/



■レデックス株式会社概要

本社    : 〒194-0002 東京都町田市南つくし野1-3-6

代表    : 代表取締役 五藤 博義

設立    : 2005年7月

資本金   : 2,200万円

主要事業内容: 認知機能関連コンテンツの企画・開発、

        教材ソフトの企画・開発、

        教育機関・療育施設・高齢者施設等へのコンサルティング

URL     : http://www.ledex.co.jp/

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