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Retrotec社製 大規模建築用気密測定器が国内でも活用可能に  2023年8月より実測診断業務を提供!

~大規模建物にも不可欠の気密性能診断を有償提供~

ハイシマ工業株式会社(本社:さいたま市西区)は、2023年7月1日より米国気密測定器メーカー最大手Retrotec社製ブロアードア(玄関ドアやテラスドア、シャッター部分への設置)タイプを複数組合わせてシステム統合した気密測定装置を有料測定での提供を始めます。


測定器連結イメージ1


欧米では既に一般化している大型建物(オフィスビルや倉庫等の各種非住宅建築)の気密性能評価に関して、国内でも実測評価を望む声が全国から寄せられており、これらの潜在的要望に応えるために、有料実測評価の業務提供を開始します。


今回新たに導入した装置は、Retrotec社製のModel6000型送風機(50Hz圏で室内外差圧75Paでも送風量1,0685m3/h、ファン特性の詳細は図-1参照)を6台(現在)連装できる気密測定システムです。例えば、C値2.0cm2/m2の延べ床面積6,000m2の中規模ビル(天井高3.0m、室容積18,000m3)では、室内外差圧9.8Paで漏気量Q9.8は17,417m3/h(外気温20℃を想定)となり、Q75は59,781m3/h(隙間特性値nは1.65を想定)となり実測評価可能と言えます。


建物にとって大事な気密性能の検査が行えるRetrotec社製ブロアードアタイプの気密測定器の販売を通し、ハイシマ工業では優れた性能と品質を誇る「安心と信頼」の建物づくりの普及を目指します。


ファン特性の詳細は図-1


【Retrotec社の主な履歴】

・1985年:初版の火災鎮火抑制基準をNFPA(National Fire Protection Association)へ作成提案、以後ISO版としても採用される。この業界において世界のリーダーとして大きく飛躍する。

・1990年:100%の生産ラインをアメリカワシントン州へ移転。

・2015年:唯一の気密測定器メーカーとして国際基準「ISO 17025認証」を風圧、風量の部門で取得。Retrotec社でのキャリブレーション(計測器調整)は政府、業界団体より認可を受けている。



【法人概要】

社名   : ハイシマ工業株式会社

代表者  : 代表取締役 はい島 一弘※

所在地  : 〒331-0065 埼玉県さいたま市西区水判土26-5

URL    : http://haishima.co.jp

問い合わせ: info@haishima.co.jp

※「はい」は正しくは草冠に「配」

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