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【鳥取展・情報更新】 国内外のコレクション含む約60点のラインナップ! 鳥取展限定公開の作品から最新の作品まで! 井田幸昌 展 「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」

会期/2023年7月22日(土)〜8月27日(日)  会場/米子美術館

2023年7月22日(土)〜8月27日(日)の期間、米子市美術館にて、井田幸昌展「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」を開催いたします。


展覧会特設サイト: https://ida-2023.jp/ 


本展は、画家・現代美術家の井田幸昌にとって初となる国内美術館での個展です。

一貫して「一期一会」を自身の創作テーマとし、二度と出会うことのない「今」を表現する井田の、過去最大規模の展覧会となります。

記念すべきこの展覧会を、人生の始まりとしての故郷、鳥取県で行います。

国内未発表作を含むこれまでの絵画作品、立体作品に加えて、絵日記のように日々を綴った“End of today”シリーズ、家族、友人、著名人をモチーフに描いた“Portrait”シリーズなどの代表作から最新の作品まで、約60点のラインナップで紹介します。

この時、この場所でしか出会えない井田の芸術世界をご堪能いただければ幸いです。


展覧会名の“パンタ・レイ”とは?

 “パンタ・レイ”とは「万物は流転する」を意味する古代ギリシャの哲学者ヘラクレイストの言葉です。

井田は「一期一会」をテーマに、移りゆく時のなかで存在する様々な、もの・こと・ひとの存在と関係性を一つ一つ拾い集め、自身の感じたリアリティを表現してきました。

これはヘラクレイストの言葉に通ずるものであり、さらには本展に対する井田の「これまでのキャリアの集大成であるとともに、新しい始まりでもある」という思いが、本展覧会名に込められています。

これまでの井田作品を一堂に会する本展覧会“パンタ・レイ”では、井田自身の「変わり続けるもの」また「変わらないもの」を同時に感じていただけるでしょう



[Profile]井田幸昌 | Yukimasa Ida

Photo by RK / (Instagram @rkrkrk)


1990年、鳥取県生まれ。

井田は、彫刻家である父のアトリエで幼い頃から絵を身近に親しんできました。

「一期一会」をテーマとし、絵画を中心に彫刻や版画など様々な分野で創作活動を展開し、国内を拠点に海外へも活躍の場を広げ、作品は国内外のコレクター、美術館に収蔵されています。

2021年には Dior とのコラボレーションを発表するなど多角的に活動。

同年、日本の民間人として初めて宇宙に滞在した前澤友作氏によって、作品《End of today - L’Atelier du peintre -(画家のアトリエ)》が国際宇宙ステーション(ISS/アイエスエス)に持ち込まれ、永久収蔵されたことでも注目を集めました。

その芸術文化活動は広く文化の振興に功績があったとして2022年鳥取県文化奨励賞を受賞するなど多方面で躍進を続けています。


■■展示構成■■

Room1 

「日本」の象徴を表す作品の部屋です。

この部屋に足を踏み入れると、高さ3メートルを超える三つの木彫作品が観る者を迎えます。

蛇をモチーフとした三つの木彫作品は、それぞれが圧倒的な存在感を放ち、観る者を神秘的な空間へと誘います。

何千年の歴史を持つ美しい日本を想わせる、神秘的な空間自体をも“一つの作品”として体感していただけるでしょう。

なお、この部屋の作品は米子会場のみでの公開であり、唯一無二の空間をお楽しみいただけます。







Lunar Eclipse - Amaterasu - 天照大神, 2022, Wood (camphor tree) , iron and acrylic, 320.0×118.0×100.0cm  (C)IDA Studio Inc.



Room2 

井田の多様なる表現に焦点を当てた部屋です。

三つのシリーズ作品で構成しており、一つ目は抽象絵画です。

多彩な色と、腺的構成、そして絵具の持つ物質としての質量で、大いなる自然を表現しています。

二つ目は、井田がその日出会う人や風景を描いた「End of today」シリーズです。

絵日記のように日々綴られてきたこの作品群からは、その日、その時、その瞬間の出会いといった、私たちに日々起こり過ぎ去ってしまうような「奇跡」を捉えようとした、画家の生き様に出会えるでしょう。

三つ目は、ブロンズの彫刻作品です。

「End of today」絵画シリーズを立体化した作品を展示します。

絵画と同時に、絵画のような質感をもつ井田独自のブロンズ作品をご覧ください。








Monet'sGarden,2022, Oil on canvas, 194.0×162.0cm (C)IDA Studio Inc.










End of today Sculpture - 5/5/2020 Self Portrait -, 2021, Bronze, 40.0×23.0×22.0cm (C)IDA Studio Inc.











End of today - 2/4/2023 View of Daisen -, 2023, Oil on canvas, 33.3×24.2cm (C)IDA Studio Inc.



Room3 

井田の代表的な作品である「ポートレート」シリーズを一堂に会する部屋です。

厚く塗り固められた絵の具、そして力強く美しい筆致で表現されているのは、井田がかつて出会ってきた人々の顔。

「今」を生きる井田が出会い、この「一期一会」を逃すまいと描き残した、躍動感あふれる作品群です。

流動的なそのタッチにより、私たちが生きる時間そのものさえも表現されたポートレートが並ぶ、圧巻の空間です。








Jorgen,2022, Oil on canvas, 194.0×162.0cm (C)IDAStudio Inc.


Room4 

具象絵画作品に焦点を当てた部屋です。

初期の絵画作品から、近代巨匠の古典を思わせる具象絵画、2022 年ピカソ生誕地ミュージアム(Picasso Birthplace Museum)で発表したパブロ・ピカソをトリビュートした作品群が並びます。

そしてこの部屋では、未発表大作《Last Supper(2022,Oil on canvas, 293.0×582.0cm)》を初公開します。

多くの作家がモチーフともしてきた、世界で一番有名な作品のひとつであるレオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』。

この名画に、井田は現代を生きる画家として挑戦しています。

井田の解釈により再表現された、現代の「最後の晩餐」をご覧ください。





Cinderella, 2017, Oil on canvas, 130.3×194.0cm (C)IDAStudio Inc.






Last Supper, 2022, Oil on canvas, 293.0×582.0cm (C)IDAStudio Inc.


■■見どころ■■

見どころ[1] 国内美術館初の個展

これまで国内外で数多くの展覧会が開催されてきましたが、国内の美術館では今回が初の個展となります。


見どころ[2] 多様な表現

卓越した画力と色彩感覚の抽象表現、具象表現の絵画群。

そして、立体作品含めた約60点を一同に展覧いたします。

一貫して「一期一会」というコンセプトを追求し制作を続ける井田の多彩な表現をご堪能ください。


見どころ[3] 展示構成

2014年から最新作品までを、テーマやシリーズにわけ、4つの展示室で紹介します。

展覧会タイトルにもつけた、過去から未来への流れとなる井田の「変わり続けるもの」また「変わらないもの」を同時に感じていただけるでしょう。


見どころ[4] 迫力の大画面

展示室の壁一面を埋め尽くすほどの大型作品《Last Supper》は圧巻です。

広い空間に展示された大画面の前に立つと、まるで絵の中に入り込んだかのような感覚を覚えます。


|米子から京都へ巡回|

「同じ土地に生まれて、同じ空、同じ海を見てきた地元の人たちに最初に観てほしい」との思いで、国内美術館での初個展を米子で開催。

そして、画家としての道を進む決意をした京都へ巡回します。


|オリジナルグッズ販売|

図録や関連書籍、ポストカードなどオリジナルグッズの販売もあります。

書籍「100年後への置き手紙」

著:井田幸昌


ポストカード全14種


■■関連イベント■■

|作家によるオープニングギャラリートーク|

 日 時:2023年7月22日(土)午前10時10分頃ー

 場 所:本展会場 申込不要、本展観覧券が必要


|作家によるトークイベント【満員御礼】|

 日 時:2023年7月22日(土)午後2時

 場 所:米子市立図書館 2階多目的研修室

 講 師:井田 幸昌 氏(本展出品作家)

 定 員:60人

 料 金:無料(要申込、本展観覧券または半券が必要)

 *定員に達し、受付を終了しました。 


|学芸員によるギャラリートーク|

 日 時:2023年7月29日(土)、8月12日(土)、8月26日(土)午後2時ー

 場 所:本展会場内(申込不要、本展観覧券が必要)


|おやこでアートじかん|

未就学児といっしょに美術館で作品鑑賞する時間を、会期中の毎週月曜日に設定します。

小さなお子様といっしょに気兼ねなく作品鑑賞をしていただき、小さな頃から美術館及び美術に親しんでいただくことを目的とします。

※この「おやこでアートじかん」ご利用以外のお客様には、該当時間内ご理解ご協力をお願いいたします。

 日 時:会期中毎週月曜(7月24日、7月31日、8月7日、8月14日、8月21日) 午前10時ー正午

 場 所:本展会場内((申込不要、本展観覧券が必要)

 対 象:未就学児とその家族(父母、祖父母の方など)


■■本展の開催を記念した【@Loppi・HMV限定】グッズ販売中!■■

前売券と@Loppi限定オリジナルグッズのセットも販売中!

https://www.lawson.co.jp/campaign/lop_idayukimasa/


■■開催概要■■

[鳥取展]

展覧会名 :井田幸昌展「Panta Rhei|パンタ・レイ − 世界が存在する限り」

会  場   :米子市美術館 (鳥取県米子市中町12番地)

会  期   :2023年7月22日(土)〜8月27日(日) 

休館日  :水曜日

開館時間 :10:00~18:00 (最終入場は17:30まで)

料  金   :一般/当日1,300円(1,000円)、高大生/当日900円(800円)、中学生以下無料

      ※税込 ※( )内は前売、15人以上の団体、障がいのある方(付添の方1人含む)の料金

主  催   :米子市、米子市教育委員会、(一財)米子市文化財団 米子市美術館

特別協賛 :中海テレビ放送

協  賛   :株式会社サンエムカラー

協  力   :IDA Studio

後  援 :米子市美術館後援会、米子市文化協議会、日吉津村、日吉津村教育委員会、鳥取県西部医師会、鳥取県西部歯科医師会、鳥取県薬剤師会西部支部、BSS山陰放送、TSKさんいん中央テレビ、日本海テレビ、テレビ朝日鳥取支局、新日本海新聞社、山陰中央新報社、朝日新聞鳥取総局、産経新聞社、毎日新聞鳥取支局、読売新聞鳥取支局、共同通信社鳥取支局、エフエム山陰、DARAZ FM(順不同)

お問合せ :米子市美術館 0859-34-2424 art-museum@yonagobunka.net



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