死者の冥福を祈るために作られた仏教美術を紹介する「追善(ついぜん)の美術―亡き人を想ういとなみ―」展を開催いたします
近鉄グループの文化事業である大和文華館では、2023年7月7日(金)から8月13日(日)まで、特別企画展「追善の美術―亡き人を想ういとなみ―」を開催いたします。
「追善」とは「追って善根を修する」こと、つまり亡くなった人のために、生きている者が善い行いをすることによって、死者の苦しみを除去し、冥福を祈ることを意味します。仏教においては、追善供養のために仏事が営まれたほか、写経が行われ、仏像や仏画が制作されてきたことが知られています。
特に平安時代以降、浄土思想の流行によって、現世を生きる苦しみを自覚するとともに、死後に待ち受ける世界への関心が高まると、個々の信仰に基づいた多様な美術が生み出されました。仏像や仏画などのほかに、持ち主の供養のため、絵巻や手紙といった故人の遺品に、経文や印仏を摺り重ねることが行われ、さらに中世以降には、亡くなった人の供養として肖像画が描かれました。
この展覧会では、いにしえの人々が他者や自分自身の「死」をどのようにとらえ、身近な「死」と向き合ってきたのか、その結晶として生み出された多様な美術品を通して、亡くなった人々の供養をめぐるいとなみをご紹介します。
詳細は別紙のとおりです。
詳細別紙
https://www.atpress.ne.jp/releases/361231/att_361231_1.pdf
以 上
プレスリリース添付資料
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)