日本情報通信、NTTコミュニケーションズの映像エッジAIプラ...

日本情報通信、NTTコミュニケーションズの 映像エッジAIプラットフォーム「EDGEMATRIX(R)」 を利用したソリューションの提供を開始

 NTTグループの日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C) は、NTTコミュニケーションズ株式会社の映像エッジAIプラットフォーム「EDGEMATRIX(R)」を利用したソリューションの提供を開始します。


 NI+Cは、これまでGoogle Cloudなどのクラウドサービスを活用した画像および動画処理技術のソリューションを提供してきました。この度、映像エッジAIプラットフォーム「EDGEMATRIX(R)」をラインナップに加えることにより、お客様にさらなる付加価値を提供します。


EDGEMATRIX(R)ロゴ


1.EDGEMATRIX(R)について

 EDGEMATRIX(R)は、映像データを迅速に処理できるエッジAI※1が安全かつ効率的に分析を行い、その結果をトリガーに多様なアクションを実行可能なサービスです。映像監視やデータ収集といった課題はエッジAIを用いて解決します。


<EDGEMATRIX(R)の概要>


2.EDGEMATRIX(R)のメリット

・大量のデータ処理を分散して高速化

エッジ(現場)で必要なデータのみを処理しダイレクトに送信することで、通信ネットワークの伝送量やクラウドの処理負荷を軽減します。これにより、アラートの発信などがより迅速に行えます。


・ソリューションの高セキュリティ化

映像解析はエッジ(現場)内で完結するため、セキュリティが向上します。


・多様な利用シーンに対応したAIアプリ提供

EDGEMATRIXストアからさまざまなAIアプリを選択、インストールし利用できるため、データ活用のための作業を短期間、低リスク・低コストで実現可能となります。


・一元的なAI導入・運用

エッジやAIアプリの管理が可能なサービスプラットフォームを提供します。現場に行くことなく、クラウドから統合管理および運用が可能です。



3.NI+Cが提供する付加価値

 NI+Cは、EDGEMATRIX(R)を通じて収集したデータをクラウドデータプラットフォームで蓄積・加工し、ビジネス利用のデータ分析を支援します。


<小売業におけるデータ分析・活用の例>


・小売業における店舗の来店顧客の行動把握や購入品、非購入品の分析に基づくマーケティング分析

・ECサイトと店舗の来店顧客を統合したマーケティング分析

・混雑状況のリアルタイム通知によるスタッフ配置の最適化と顧客に向けたナビゲーション


 今後、NI+CはAIを短期間で導入できるEDGEMATRIX(R)を活用し、収集データに基づく分析、活用領域のビジネス拡大を目指します。


※1 エッジAI:映像等データが生成される現場(エッジ)または近くでAIの処理を実行し活用することです。通信回線の遅延や同時処理量に制限のある環境では難しい膨大な数のカメラ映像が生み出す大量データをリアルタイムにAI処理でき、映像を統計データとして取り扱うため、プライバシー保護に配慮したAI活用にも適しています。


◆関連リンク

NTTコミュニケーションズ株式会社のEDGEMATRIX(R)サイト:

https://www.ntt.com/business/services/edgematrix.html



■日本情報通信株式会社について < https://www.niandc.co.jp/

日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。


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