【清澄庭園】 関東大震災100年パネル展示

震災から命を守ろう~過去の震災に学ぶ~

震災直後の庭園内 大正12(1923)年((公財)東京都公園協会 みどりの図書館東京グリーンアーカイブス)
震災直後の庭園内 大正12(1923)年((公財)東京都公園協会 みどりの図書館東京グリーンアーカイブス)
今から100年前、大正12年9月1日に、未曽有の大災害「関東大震災」が発生しました。関東大震災は、地震による建物の倒壊よりも火災による被害が大きく、死者・行方不明者約10万5千人の内、9割が焼死とされています。清澄庭園(旧深川親睦園)が位置する深川地域もそのほぼ全域が焼失し、多くの死者を出しました。
その一方、約1万人もの避難者の命を救ったのが清澄庭園でした。未曽有の大災害が発生した時に、この地域で一体何が起き、避難者の生死を分けた要因は何だったのでしょうか?
本展示では、「震災から命を守る」をテーマに、当時甚大な被害を受けた深川・本所地区の被災状況や、緑地の防災力、深川親睦園と岩崎家が復興に果たした役割について、わかりやすく解説いたします。また、いつか来る可能性のある大地震に備えるために役立つパネル展示や動画放映も行います。

日時

令和5年8月22日(火)~9月10日(日)
9:00~17:00(最終入園16時30分)

会場

清澄庭園 大正記念館

内容

(1)パネル展示「関東大震災の被害と復興への歩み、人々の命を救った深川親睦園について」

100年前の大震災について知る

「関東大震災の特徴である火災による延焼」、「避難者10,000人を救った清澄庭園の防火力」、「岩崎家と東京市の復興への取組」、「近年発生した阪神淡路大震災と東日本大震災との比較」など、関東大震災と清澄庭園周辺の被害状況について、分かりやすく解説します。

未来の大震災に備える

「いま大地震が起きた際に清澄庭園が果たす役割」「近隣住民の避難行動」など、自分と大切な人の命を守るためにどう行動すればよいのかを一緒に考えるためのパネル展示を行います。

(2)動画視聴コーナー「防災力向上のためにできることを知ろう」

関東大震災発生から100年を契機に、当時の写真と大震災への備えをデジタルサイネージで放映します。

その他

・ご来園前に公式ホームページ・公式 Twitterにて最新情報をご確認ください。
・本庭園は、皆様の安全に配慮しながら、節電して営業しています。
電力を「へらす」「つくる」「ためる」HTTに、ご理解、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

案内図

園内マップ
園内マップ
周辺マップ
周辺マップ

お問い合わせ先

清澄庭園サービスセンター
電話:03-3641-5892

清澄庭園について

都指定名勝。江戸時代、下総国関宿藩主・久世(くぜ)大和守(やまとのかみ)の下屋敷を含むこの邸地を、明治11(1878)年に岩崎彌太郎が買い取り、社員の慰安や貴賓を招待する場所として、明治13(1880)年に「深川親睦園」として開園しました。彌太郎亡き後、弟の彌之助、息子の久彌により造園工事が進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、周囲には全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」が完成しました。
なお、大正12(1923)年9月の関東大震災や昭和20(1945)年3月の東京大空襲の時には避難所として多くの命を救いました。

【開園時間】9時~17時(最終入園は16時30分)
【休園日】12月29日~1月1日
【住所】江東区清澄3-3-9
【交通】都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線清澄白河駅 A3出口から徒歩3分
 ※駐車場はございません。
【入園料】一般 150円  65歳以上 70円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
※5月4日(木・祝)は「みどりの日」で無料
※5月5日(金・祝)は「こどもの日」で中学生以下は無料
※10月1日(日)は「都民の日」で無料
【問い合わせ先】清澄庭園サービスセンター 電話:03-3641-5892
【庭園ガイド】土・日曜日・祝日 11時・14時(各回約60分程度)※荒天中止
集合:サービスセンター前  参加費:無料

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