工業高校生が分野の垣根を越えて、付加価値の高い水産養殖と植物の栽培を同時に行う、循環型農法「アクアポニックス」に挑戦することになりました。設備の温度調節やポンプなどの電力は太陽光エネルギーでまかない、実習で培った化学分析の技術を駆使して水質を管理。さらに、岡山理科大学と連携し、体験学習を通じて養殖技術を学びながら、３年生の課題研究を中心に５科（機械科、電気科、電子機械科、工業化学科、設備システム科）が連携して研究に取り組みます。
岡山理科大学から貸与された大型水槽（2.5㌧）で、７月31日から好適環境水を利用した海水魚の養殖がスタートしますので、お知らせいたします。

日時：令和５年７月31日（月）14：00から

場所：岡山県立東岡山工業高等学校
　　　第３棟工業化学科実習室 岡山市中区土田２９０－１

出席者：県立東岡山工業高等学校　生徒15名、教員10名
　　　　岡山理科大学工学部応用化学科　山本 俊政 准教授

概要：
（１）生徒が大型水槽に海水魚（メバル）を収容します。
（２）本校生徒による研究概要の説明と山本准教授による養殖講習会を行います。

　　13:00～受付（第3棟1Fセラミック実習室前）
　　14:00～校長より挨拶（第3棟2F機器分析実習室）
　　14:10～研究発表『～東工×養殖プロジェクト～
　　　　　　　　　　工業高校生によるアクアポニックスの挑戦』（本校生徒）
　　14:30～講演『好適環境水による甲殻類、魚類養殖の最前線
　　　　　　　　　　-クエもマグロも海より良く育つ－』　（山本准教授）
　　15:10～養殖魚投入 写真撮影、取材等（第3棟1Fセラミック実習室前）

その他：
（１）取材を希望される場合は、事前に担当者まで御連絡ください。
（２）生徒への取材や写真撮影につきましては、本人の了承を取ってくださいますようお願いいたします。

東岡山工業高等学校の担当は芦田忠大教頭と永瀬友博教諭。
連絡先は(086)-279-0565
好適環境水のお問合せは学校法人加計学園広報室（電話086-256-8609）