“宮城県白石市町おこし”ボイスドラマ「神石白獅子伝」公開 宮...

“宮城県白石市町おこし”ボイスドラマ「神石白獅子伝」公開  宮城県の南と北に位置する二つの神石に秘められた謎  片倉小十郎と真田幸村の絆を解き明かす歴史ファンタジー

ホームページの他にSpotify for Podcastersでも配信開始

宮城県白石市で町おこしの活動を行っている任意団体「百白(ひゃっぱく)プロジェクト」(代表:山田泰)は、ボイスドラマ「神石白獅子伝」をホームページ・Spotify for Podcastersにて配信を開始いたしました。

百白プロジェクトは、「白にこだわって白石を世界にひとつだけの面白いまちにしよう」という理念で活動をしている20数名のグループです。


<百白プロジェクトHP>

http://100paku.net


<ボイスドラマ「神石白獅子伝」>

http://140.227.90.230/shirojishiden/index.html


百白プロジェクトの活動のひとつで、白石市の名前の由来とされる「神石(しんせき)白石」という史跡の清掃と整備を行っておりますが、ここにある看板には、この石の根っこは地中深く仙台市泉区根白石の白い石(根白石名前由来の石)までつながっていると書かれていて、実際にはありえませんが、私たちは小学生の頃からそのように教えられてきました。しかし、もう一方の根白石の石を調べてみるとそこには同じ言い伝えがなく別の伝説が伝えられていることがわかりました。そのことに疑問を抱いた会員たちが歴史を調べてみたのですが結局由来を解明することはできませんでした。

それならいっそ新しい物語を創作して町おこしに結び付けられないかと考えたのが今回ご紹介したい「神石白獅子伝」制作プロジェクトです。この物語は大阪夏の陣のあとに白石市に逃れてきて片倉小十郎にかくまわれた真田幸村の子女(ここまでは史実)と現代の高校生が活躍する歴史ファンタジーです。


神石白獅子伝イメージ画


■宮城県の南と北に位置する「白石市」と「仙台市泉区根白石」の市名、村名起因の石

白石市内にある史跡「神石白石」は、「その石の根っこが地中深く仙台市泉区根白石の石神までつながっている」といい伝えられていますが、一方の根白石の石神には「源頼朝公が巻き狩りをした際に白い大鹿が現れ、これを家臣が矢で射倒したところそれが根の白い大石だった」という言い伝えがあるだけで、神石白石とのつながりを示すものは何もありません。どちらの石も市名・村名起因の石とされているが調べても二つの石を結びつけるものが皆目わかりません。そこには長い歴史の中で忘れられてしまった強い絆が隠されているのではないか?…「神石白獅子伝」はその謎を解き明かす物語です。


史跡「神石白石」

片倉家の白石城


■市民の発想をもとにして専門学校の協力により製作 ~ 目的は白石市への観光客の誘致

この物語は百白プロジェクトのメンバーが考案した構想を基にして、仙台市内の専門学校の協力によってボイスドラマに仕上げることになったもので、専門学校(※注1)の卒業生がシナリオを書き上げ、在校生がイラストを製作したあと、同じ系列の別の専門学校(※注2)の先生と生徒たち(声優、俳優専攻)が長時間の稽古を経て本収録を行い、これらに効果音やナレーションを加えた編集を行ってボイスドラマとして完成させました。一方、仙台在住のシンガーソングライター竹森マサユキ氏にはオリジナルのテーマ曲を制作していただきドラマのエンディングに使用しています。

今回の企画は高齢化と人口減少が続く白石市を観光面から活性化することを目的として、民間の資金とスキルを結集して製作することにした企画で、日本中のより多くの人々にボイスドラマを聴いていただくことで白石市に関心をもってもらい、物語の中心となる神石白石や白石城、阿梅、大八のお墓、さらに武家屋敷や沢端川のバイカモなどを見るために白石を訪れるという聖地巡礼のきっかけにしたいという願いを込めて製作したものです。


(※注1) 仙台デザイン&テクノロジー専門学校

(※注2) 仙台スクール・オブ・ミュージック&ダンス専門学校



■物語のはじまり

時は江戸時代初期の1615年5月7日、「日ノ本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と称された真田信繁(幸村)は大阪夏の陣で徳川軍に敗れて無念の最後を遂げる。ここで大阪城が陥落して豊臣氏は滅亡した。

一方、その戦いで徳川方として出征していた伊達勢の武将、片倉重長(小十郎)はその戦いぶりから鬼の小十郎と恐れられていたが、その前日6日の道明寺合戦では豊臣方の豪傑、後藤又兵衛を討ち取る活躍をしていた。

そこで幸村は、最後の戦いの直前に自分の子供たちの行く末を案じ、敵ながら勇壮な戦いぶりと見込んだ片倉小十郎にその子らを託すことにした。

戦が終わると、幸村の義を感じた小十郎はその子供たち(阿梅、大八他)と2匹の犬を、伊達政宗が治める仙台藩の白石城に連れて帰り養育することになった。


すると場面は一転し、物語は高橋明日香が通う白石の高校の授業風景に変わる。


ここ白峰高校では、普通授業の他に学年を縦断した班編成を行って、社会とのつながりを持ちながらSDGsや災害、環境、地方創生などの課題を研究する取り組みが行われている。明日香はたまたまクラスメートの裕介と同じ歴史班に加わったところだが些細なことで口論となり、気落ちした重い足取りで白石城近くの「神石白石」へと一人で向かうことになった。

たどり着いた明日香がお参りした後に辺りを調べていたところで、急に足元が暗くなってきたのを感じて空を見上げると、さっきまでの青空が鉛色の厚い雲に早送りの勢いで覆いつくされるのを目にしたのだった…。


----- この物語は史実の一部を織り交ぜたフィクションです -----



■完成したボイスドラマの公開方法について

2023年7月24日公開

〇神石白獅子伝公式ホームページ

http://100paku.net/shirojishiden/index.html


〇ボイスドラマの公開サイト

Spotify for Podcasters

https://podcasters.spotify.com/pod/show/88988

※Spotifyの他にApple Podcasts、Google Podcasts、Amazon Musicでも「神石白獅子伝」で検索すれば聞くことができます。


白獅子伝ホームページ 二次元バーコード

ボイスドラマ(Spotify for Podcasters) 二次元バーコード


■神石白獅子伝製作プロジェクトの概要

【組織概要】

組織名   : 神石白獅子伝製作プロジェクト

事務局所在地: 仙台市太白区郡山8丁目5-25

結成時期  : 2022年5月4日

事業内容  : ボイスドラマ「神石白獅子伝」製作

HP     : http://100paku.net/shirojishiden/index.html


〇企画・プロデュース

 山田泰

〇プロデューサー

 笠原次郎、川村浩之、高橋清博、小野祐子

〇脚本

 小野寺美月

〇キャラクターデザイン

 仙台デザイン&テクノロジー専門学校(※注1)

〇声優

 仙台スクール・オブ・ミュージック&ダンス専門学校(※注2)の皆様

〇オリジナルテーマソング

 竹森マサユキ



■百白プロジェクトの概要

白石市内の有志が設立したまちおこしの任意団体

【組織概要】

組織名 : 百白プロジェクト

理念  : 白にこだわって、白石を世界にひとつだけのおもしろいまちにしよう

活動内容: 神石白石の清掃、夏・秋祭り、バイカモ保護、他HP参照

事務局 : 宮城県白石市字半沢屋敷前155

代表  : 山田泰

設立  : 2016年

事業内容: ボイスドラマ「神石白獅子伝」製作

HP   : http://100paku.net

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