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日本医療情報学会のシンポジウムにおいて ネオスの開発案件が保健所 DX 事例として紹介

~【KarteConnect】による感染症自己報告システムの開発実績が評価~

 JNSホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:池田  昌史、以下 ネオス)のDXプラットフォーム【KarteConnect】をベースに開発した「京都市新型コロナサポート ヒロメズ」が、一般社団法人日本医療情報学会(以下、日本医療情報学会)によるシンポジウムで保健所DXのモデルケースとして紹介されました。


 日本医療情報学会では、年に2回の大規模な学術集会を開催しており、そのうちの一つである「日本医療情報学会春季大会(シンポジウム2023)」が6/29(木)~7/1(土)にかけて開催されました。“持続可能な医療・介護の実現”をテーマに、医療・介護業界における様々な取り組みや調査報告が行われたなか、京都大学教授  黒田知宏氏の「チャットボットを用いた感染症自己報告システムの開発」と題したセッションにおいて、京都市及び京都大学医学部附属病院との共同プロジェクトとしてネオスが開発に取り組んだ「京都市新型コロナサポート ヒロメズ」(以下、ヒロメズ)が事例として紹介されました。


■「京都市新型コロナサポート ヒロメズ」とは
 ・新型コロナ感染者のサポートと、保健所業務のDX化を目的としたアプリ
 ・利用者は、感染が疑われる場合にLINEアカウントからチャットボットを介し   
    て情報を入力すると、検査キットの送付や病院の受診・療養に関する情報提供、
    療養中の健康管理、支援物資や保険申請などのサポートを受けることが可能
 ・保健所側は感染者の発生状況管理に加え、療養者とのコミュニケーションや支援業務
    をチャットボットやシステムにより自動化することで業務を効率化

  「ヒロメズ」の開発においては、日々変動する感染拡大状況やガイドラインへの対応が必要となるなか、ネオスの【KarteConnect】をベースとしたUXデザイン中心の開発プロセスを用いることにより、サービス要件や計画の変更にも柔軟に対応しながら短期間でリリースを実現。保健所などの医療・福祉現場のDXにおいて有効なプラットフォームであることが実証されるとともに、その開発プロセスが評価され、この度シンポジウムで取り上げられました。

公式サイトはこちら https://www.c-linkage.co.jp/jami2023/



【Karteconnect】を用いた「ヒロメズ」開発のポイント

ハッカソンでの“デザインプロトタイプ開発”
・企画フェーズにおいて2日間のハッカソンを実施、ユーザーおよび保健所の対応プロセスをフローに落とし込み、各インタフェースに置き換えたデザインプロトタイプを開発
・実際の画面を見ながら仕様をすり合わせることで、関係者内の確認や承認が取りやすくなるなど、UXデザインに軸足を置いたコミュニケーションにより、その後の開発から運用に乗せるまでのプロセスをスムーズに実現

状況の変化に対応した“アジャイル開発”
・感染者の全数把握における方針など、感染拡大防止に向けたガイドラインが二転三転する状況を踏まえ、部分的な開発/リリースを進めながら最終的なアウトプットを目指すアジャイル開発を採用
・要件の変更にも応じながら2週に1度程度のスパンで着実にリリースを進めるとともに、プラットフォームに【Karteconnect】を用いることで効率的かつ短期間のサービス開発を実現


 新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、「ヒロメズ」における感染者の管理業務は役割を終えたものの、今回の実績やノウハウをベースに、より幅広い保健所業務への展開も視野に検討・取り組みを開始しております。


 ネオスは今後も、【KarteConnect】の活用による医療・福祉業界や自治体のDX支援に取り組んでまいります。

≪【KarteConnect】について≫

 【KarteConnect】は、医療・介護業界における業務効率化や患者との新しいコミュニケーションを創出する総合DXプラットフォームです。事業者が持つ電子カルテなどのデータ活用基盤を備えており、事務作業などの業務フローや情報管理を効率化するとともに、患者やその家族へ寄り添った最適なサービスやコミュニケーションの実現をサポートいたします。

   病院やクリニック・介護事業所をはじめ、自治体・保健所、接骨院・整骨院、調剤薬局など、医療・介護に関連した事業者へ幅広く展開を推進し、電子カルテやレセコン※事業者の既存データやシステムと【KarteConnect】をつなげるとともに、医療・介護等の業務シーンにおける様々なニーズに応えることで、エッセンシャルワーカーや利用者に寄り添い支えるコミュニケーションを創造いたします。さらにデータ活用基盤を軸に、法人向けのBIソリューションやプライバシーテック等、様々なソリューションやベンダーとつながっていくことも視野に展開を進めてまいります。


※ レセコン:レセプト(診療報酬明細書)を作成するためのコンピュータのこと


参考リリース「医療・介護業界向けDXプラットフォーム【KarteConnect】を提供開始」

 また、AIチャットボットサービス【OfficeBot】とも連携しており、サービスや業務プラットフォームへのチャットUIやBOTの導入を容易に実現することが可能です。これにより、この度評価された「ヒロメズ」開発プロジェクトのような保健所や自治体における業務改善ソリューションとしての展開をはじめ、医療・介護業界におけるDXを支援してまいります。


【OfficeBot】サービスサイトはこちら


<JNSホールディングスについて>

【商 号】JNSホールディングス株式会社

【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館

【上場市場】東京証券取引所 プライム市場 (証券コード:3627)

【代表者】池田 昌史

【U R L】https://www.jns.inc 

【グループ事業内容】

◆ライフデザイン事業

知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供

◆AI&クラウド事業

AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供

◆コネクテッド事業

通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供


<ネオスについて>

【商 号】ネオス株式会社

【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館

【U R L】https://www.neoscorp.jp 

【代表者】池田 昌史

【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発


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