ブレインパッド、生成AIのビジネス活用を支援する「生成AI/LLMスタータープラン」を提供開始
簡易的に実装できる領域からスモールスタート、その後の本格的な活用領域の拡大にも対応
株式会社ブレインパッドは、新・中期経営計画(*1)において掲げる日本企業のデジタル競争力の向上および本質的なDXの実現を目指し、高度なテクノロジーの実用化を促進するサービスとして、「生成AI/LLMスタータープラン」(*2、*3)を提供開始することを発表いたします。
また、 Google Cloud のプレミアパートナーである当社は、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社の協力のもと、本年11月末日までの期間限定にて、ブレインパッドが保有する Google Cloud 環境にて本プランをご利用いただける場合の割引価格をご用意しました。「生成AIを試してみたい」という企業の皆さまは、ぜひこの機会をご活用ください。
目覚ましい進化を続ける生成AIは、業務効率や生産性の向上のみならず、各産業のビジネスプロセスや事業そのものを大きく変化させていくことが期待されています。しかし、生成AIはさまざまな可能性を秘めている一方で、ビジネスに活用するうえでの制約やリスク、性能の限界などは必ずしも明らかになっていないため、実際の活用には踏み切れないケースが多く見られます。
そこでブレインパッドは、企業から寄せられる「生成AIを活用してみたいが何から始めればよいかわからない」「まずは身近なところから簡易的に試してみて、生成AI活用の勘所をつかみたい」といった多くの声に対応するため、「生成AI/LLMスタータープラン」の提供を開始することといたしました。
ブレインパッドは、「LLM研究プロジェクト」を立ち上げ、生成AIおよびLLMの社会実装に向けた調査・研究を続けています。このプロジェクトにおいては、当社がプレミアパートナーとなっているグーグル・クラウド・ジャパン合同会社や、AIパートナーとなっている日本マイクロソフト株式会社との連携を活かした情報収集を行うとともに、その調査・研究の範囲を生成AIの技術理解から技術応用、そしてビジネス活用における留意点の考察まで広げ、活動の成果をすでに約40本の記事として発表しています。(株式会社ブレインパッド「LLM研究プロジェクト ブログ記事一覧」をご参照ください:https://blog.brainpad.co.jp/entry/2023/07/27/153006)
このたびの「生成AI/LLMスタータープラン」の提供にあたっては、これまでの当社の調査・研究の成果を惜しみなく提供し、世の中にまだ成功例の少ない生成AIおよびLLMのビジネス活用事例を、お客様とともに創り出していきたいと考えています。
■本プランの概要
スタータープランは、「まず簡易に試したい」というお客様のニーズに応えるリーズナブルかつスピーディな環境構築プランです。約1か月間で生成AIの利用環境を構築し、チャット画面を用いた簡易機能を実際に操作することが可能です。
スタータープランのご利用を通じて生成AI/LLM活用の勘所をつかんでいただいたお客様向けには、ネクストステップとしてのアドバンスプランをご用意しております。本プランは、生成AIの本格的なビジネス活用施策を具体化する「ロードマップ策定」、施策を実行に移す「本格システム実装」の2種類をご用意しており、お客様の状況に合わせてご選択いただけます。
■本プランの3つの特徴
●特徴1:高い拡張性
システム実装後のデータ追加や外部システム連携に対応できる拡張性の高い設計となっています。今後、他のシステムやアルゴリズムとの接続など、さまざまな用途に対応するうえで必要となる環境を、迅速かつ安価に構築できます。
●特徴2:リスクへの対応
米国のセキュリティ団体であるCIS(Center for Internet Security)のガイドラインを基準としてシステムを設計しています。また、生成AI特有の「意図しない挙動の制御」といった高度かつクリティカルな問題にも対応可能です。
●特徴3:データの蓄積
システム実装後のパフォーマンス改善やモニタリング等の運用面を考慮し、利用ログデータを収集します。また、プロンプトの蓄積により、利用用途の解析が可能です。
ブレインパッドは、高度なテクノロジーをビジネスで実用可能な形に転換し、データ活用の民主化と内製化の高速化を促進してまいります。
●株式会社ブレインパッド 代表取締役社長 CEO 関口 朋宏のコメント
生成AIは、「ChatGPT」の衝撃から2023年に入って急速に活用気運の高まりを見せていますが、まだ発展途上の技術ゆえにビジネスの現場に適用するには課題やリスクの見極めが必要な段階であり、手探りの状態が続いています。その一方で、これからの仕事のあり方や爆発的な生産性の向上など、生成AIが産業にもたらす影響と可能性は計り知れません。
海外では既に実業での利用が進んでいる中で、日本が遅れをとらないためには、活用のリスクや技術的な限界値と上手に向き合い、成功体験を着実に積み重ねていくことが重要な局面に来ています。
これを一過性のブームに終わらせることなく産業の発展につなげるために、当社はデータサイエンスの専門家集団として生成AIの技術探求のみならず、実用化に向けた壁を突破するために必要な知見を蓄積してきました。当社は、本サービスを通じてこれらの知見を多くの企業へ還元し、生成AIを手軽に・広く・スピーディに普及させることで、日本のデジタル競争力の向上に貢献してまいります。
(*1)株式会社ブレインパッド 2023年5月12日発表「中期経営計画(2024年6月期~2026年6月期)の策定に関するお知らせ」
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3655/tdnet/2275054/00.pdf
(*2)生成AI(ジェネレーティブAI)とは、画像、文章、音声、プログラムコード、構造化データなど、さまざまなコンテンツを生成することができる人工知能のこと。大量のデータを学習した学習モデルにより、人間が作成するようなコンテンツを生成することができる。
(*3)LLM(Large Language Models、大規模言語モデル)とは、大量のテキストデータを使ってトレーニングされた自然言語処理のモデルのこと。
■ご参考情報
●株式会社ブレインパッドについて https://www.brainpad.co.jp/
(東京証券取引所 プライム市場:証券コード 3655)
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(連結、2023年6月30日現在)
従業員数:590名(連結、2023年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
■お問い合わせ先
●製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
e-mail:info@brainpad.co.jp
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上
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